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2022年08月04日

<石子と羽男―そんなコトで訴えます?―>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<石子と羽男―そんなコトで訴えます?―>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第9話ストーリー&レビュー

第9話のストーリー


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大庭(赤楚衛二)が放火容疑で逮捕された。
羽男(中村倫也)が接見に行くと、大庭は「自分がやった」と罪を認めた。理由については黙秘して何も話してくれない。

さらに、放火のあった公園トイレの焼け跡から、一人の遺体が見つかる。
大庭の無罪を信じつつも動揺する石子(有村架純)と羽男。
二人は放火のあった現場を訪れ、さらに大庭の家族にも会いに行くのだが……。

第9話のレビュー


大庭(赤楚衛二)が逮捕された。放火の疑いで、だ。

さらにその後、日向理一郎(平田広明)の遺体が発見され、殺人の疑いも出てくる。

 

もちろん、石子(有村架純)も羽男(中村倫也)も大庭がやったとは信じていない。
しかし、大庭は罪を認めはしたが、ほかには何も話さない。警察にも、石子たちにも。

憔悴する石子を支える羽男。羽男だってこの事態をどうにかしたい、という気持ちは一緒なのだ。



なんとか大庭に話をしてもらおうと、石子は手紙を認め、羽男に託す。大庭が黙秘しているため、接見ができないのだ。でも、石子の手紙の内容は、羽男ともに大庭を信じているということ、だった。
大庭のことを知っているからこそ、罪は犯していない、犯せるはずがないのだと信じていたのだ。そんな2人の気持ちに応じ、ようやく大庭は口を開く。

 

大庭は、放火の現場となった公園にいたのは弟の拓(望月歩)だと知っていた。
拓が何か知っているのでは?
が、人と接することが苦手な拓に警察の取り調べは耐えられないと思い、大庭は罪をかぶったのだ。
大庭は拓が犯人ではないという証明をしてほしいと羽男たちに頼む。
拓が犯人じゃないとしても、大庭は一度罪を認めている。拘留期限が切れるまでに真相が明らかにならなかったら、大庭が犯人ではないと言うことを約束し、羽男は頼みを引き受けた。


調べていくうちに明らかになったのは、日向が不動産投資詐欺の被害に遭っていたということだった。その詐欺を行っていたと思われるのがグリーンエステート。第7話では、そのグリーエステートの代表取締役として大庭の名前が書かれた名刺が映し出されていた。

実は、大庭が就職した「ナカマル」の社長・刀根(坪倉由幸)が、「うちのエースだから」と社長になる話を持ち掛けていたのだという。いずれ社長になるから、先に名義だけでも、ということだったが、つまり、大庭が利用されただけなのである。そんなうまい話があるわけないでしょう、大庭くん……人が良すぎる……。
このあたりはしっかりと羽男に怒られる。
でも、落ち込みまくる大庭に「必要以上に自分を責めなくていい」という言葉をかけるのも、なんというか、あったかい。

新たな事実を掴んだ石子たちは、日向の妻・綾(山本未來)に話をし、知っていることがあるなら話してほしい、と頭を下げる。綾が差し出したのは日向の遺書。大庭を殺せば、自分が殺人犯となり、綾に迷惑をかけてしまう。大庭の前でおかしくなって自殺をしたとすれば、綾に保険金も入るし、大庭に一矢報いることができる、ということだった。



なんとか大庭に話をしてもらおうと、石子は手紙を認め、羽男に託す。大庭が黙秘しているため、接見ができないのだ。でも、石子の手紙の内容は、羽男ともに大庭を信じているということ、だった。
大庭のことを知っているからこそ、罪は犯していない、犯せるはずがないのだと信じていたのだ。そんな2人の気持ちに応じ、ようやく大庭は口を開く。

 

大庭は、放火の現場となった公園にいたのは弟の拓(望月歩)だと知っていた。
拓が何か知っているのでは?
が、人と接することが苦手な拓に警察の取り調べは耐えられないと思い、大庭は罪をかぶったのだ。
大庭は拓が犯人ではないという証明をしてほしいと羽男たちに頼む。
拓が犯人じゃないとしても、大庭は一度罪を認めている。拘留期限が切れるまでに真相が明らかにならなかったら、大庭が犯人ではないと言うことを約束し、羽男は頼みを引き受けた。

 

調べていくうちに明らかになったのは、日向が不動産投資詐欺の被害に遭っていたということだった。その詐欺を行っていたと思われるのがグリーンエステート。第7話では、そのグリーエステートの代表取締役として大庭の名前が書かれた名刺が映し出されていた。

実は、大庭が就職した「ナカマル」の社長・刀根(坪倉由幸)が、「うちのエースだから」と社長になる話を持ち掛けていたのだという。いずれ社長になるから、先に名義だけでも、ということだったが、つまり、大庭が利用されただけなのである。そんなうまい話があるわけないでしょう、大庭くん……人が良すぎる……。
このあたりはしっかりと羽男に怒られる。
でも、落ち込みまくる大庭に「必要以上に自分を責めなくていい」という言葉をかけるのも、なんというか、あったかい。

新たな事実を掴んだ石子たちは、日向の妻・綾(山本未來)に話をし、知っていることがあるなら話してほしい、と頭を下げる。綾が差し出したのは日向の遺書。大庭を殺せば、自分が殺人犯となり、綾に迷惑をかけてしまう。大庭の前でおかしくなって自殺をしたとすれば、綾に保険金も入るし、大庭に一矢報いることができる、ということだった。



石子と羽男、そして大庭の絆が感じられた第9話。
石子は大庭が好きなんだなあ、ということがヒシヒシと伝わってきたのもよかった。

大庭の無実を証明しようと奔放する中で、羽男が石子をものすごく信頼しているのが現れていたのもイイ。
バディであり、なんとなく、家族愛みたいな部分もあるのかな、と思う。それは石子にとってもそうなのかもしれない。

さて、来週はいよいよ最終回。

ポイントは不動産投資詐欺事件だ。そして、日向が亡くなった場所にいたもうひとりの人物とは。どう見ても御子神(田中哲司)が怪しいが……。

※この記事は「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」の各話を1つにまとめたものです。

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