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2023年02月12日

<100万回言えばよかった>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<100万回言えばよかった>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】



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俳優の井上真央が主演を務めるTBSドラマ「100万回言えばよかった」が2023年1月13日(金)22時にスタート。

本作は主人公の相馬悠依(井上真央)と幽霊になってしまった恋人の鳥野直木(佐藤健)、その2人をつなぐ刑事の魚住譲(松山ケンイチ)の3人が描くファンタジーラブストーリー。共演はシム・ウンギョン、平岩紙、春風亭昇太、荒川良々ら。脚本は安達奈緒子が担当する。



CINEMAS+では毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・第9話ストーリー&レビュー

・第10話ストーリー&レビュー

・「100万回言えばよかった」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー



▶︎「100万回言えばよかった」画像をすべて見る

幼馴染でお互いを運命の相手だと確信していた相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)。
悠依にプロポーズしようと決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれてしまう。
最愛の人が突然姿を消した悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す中、悠依は刑事・魚住譲(松山ケンイチ)と出会う。
後日、譲は街中で直木の姿を見つけて話しかけるが、なんと直木は幽霊の姿となっていたのだった…。
直木は、自身の存在を唯一認識できる譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むが…。

第1話のレビュー

井上真央、佐藤健、松山ケンイチが出演する「100万回言えばよかった」がスタートした。
放送前から何度も予告や番宣を目にしていたので、なんとなくあらすじはわかっていたが、脚本家の安達奈緒子の世界観にどっぷりはまってしまいそうな予感だ。

物語は2023年の1月13日、鳥野直木(佐藤健)の帰りを待つ相馬悠依(井上真央)がイライラしているシーンからはじまった。
この日は悠依の34回目の誕生日だったが、直木がなかなか帰ってこない。
しびれを切らした悠依は、掃除機をかけながら直木の文句を言っている。
しかし、その横には直木の姿が。
「ごめん。俺、いつから寝てた?」と悠依に話すも、悠依には直木の姿が見えていない様子だ。
どうやらすでに直木は、死んで幽霊になっている?(まだ初回でははっきり描写はされていないが。)

直木の行方不明者届けを出しに警察に行った悠依は、そこで刑事の魚住譲(松山ケンイチ)に出会う。
魚住に「成人男性の失踪に警察が動くことは、ほぼありません」とハッキリ言われ、肩を落とす悠依。

数日後、「西山町女性絞殺事件」を捜査している魚住の目の前に街中でたたずんでいる直木の姿が……。
直木の体をすーっと通り抜けていく人達の様子に驚く魚住に「俺のこと、見えているんですか?」と詰め寄り、「やっと話せる人がいた!お願いです、助けてください」と魚住に懇願した。

寺の息子で、霊が見える家系の魚住だから直木の姿が見えたのだろう。
この、「霊が見える家系」という設定は、いささか無理矢理な感じはするが、なんとか違和感なく受け入れることができた。

物語は2023年を拠点にしながら、何度も過去にさかのぼる。

悠依と直木が出会ったきっかけや、再会シーンなどが丁寧に描かれているので、初回の放送を途中で離脱した人はいないのではないだろうか。
悠依と直木の中学生時代の役者も、井上と佐藤の雰囲気があり、とてもよかった。

後半シーンでは、魚住に憑依した直木が悠依の大好きなハンバーグと、思い出深い、“しょっぱい”プリンを作った。
それを食べた悠依は、直木の存在に気づく。
そして、「直木、見えないよ。声も聞こえない。でもわかる。側にいてくれている。でもそれってつまり……あなたは死んだの?」と涙を流したのだった。

ラストシーン。
魚住が西山町女性絞殺事件に関係する防犯カメラの映像を見ていると、そこにはなんと直木の姿が。
直木は殺人事件に関係しているのだろうか。
物語は一気にミステリアスな雰囲気をまとい、終了。

どうやらこのドラマは、終始切ない胸キュンドラマというわけではなさそうだ。

はたして、直木は本当に死んでしまっているのか?
これは最終回まで目が離せない。


※この記事は「100万回言えばよかった」の各話を1つにまとめたものです。

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