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2023年02月12日

<100万回言えばよかった>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<100万回言えばよかった>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー



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尾崎莉桜(香里奈)が事件に関わっているかもしれないと考えた直木(佐藤健)と譲(松山ケンイチ)は、莉桜に会おうとする悠依(井上真央)を心配し、急いで悠依のもとに駆けつける。
その後、譲は悠依に直木が殺人事件に関与している可能性があると説明する。しかし悠依は、直木の全てを知ってはいないが決して人を傷つけるような人じゃないと確信しており、真相を突き止めたいと訴える。
事件解決に向けて捜査が進む中、譲は田島(少路勇介)と一緒に直木の父親を訪ねる。そこで直木の過去を聞いた譲は、田島に直木のことを打ち明けようと決意。そんな中、直木の母親が悠依に会いたいと言い出し・・・。

第3話のレビュー



“幼い頃一緒に過ごした尾崎莉桜”に会うことになった悠依(井上真央)。
もしかしたら莉桜が悠依に危害を加えるかもしれないと思った直木(佐藤健)と魚住(松山ケンイチ)は、急いで悠依の元へ向かった。

悠依の前に現れたのは莉桜ではなく、直木のお店のオーナーの池澤英介(荒川良々)だった。


英介はたまたまお店にいただけだと言い、すぐにその場を立ち去る。
英介と悠依が話しているところを店の外から見ている人物がいたが、誰かはわからない。
結局、悠依は莉桜に会えなかった。
しかし、なんでここに英介が?
ちょっと怪しい……。

第3話では、直木の幽霊の先輩である樋口昌通(板倉俊之)が大活躍だった。


初めて板倉の演技を目にした筆者は、あまりにも演技が上手で最初は誰だかわからなかった。
板倉が演じる樋口の存在も今後、物語の鍵となるかもしれない。
そんな樋口に、悠依となんとかしてコミュニケーションを図りたいと相談をする直木。



「幽霊は物が触れないけれど、物体として存在しているわけだから、空気を使えば物を動かすことができる」と教えてもらう。
今後は、自分が吹く息で悠依に存在を知ってもらうことができるかもしれない。
物が触れないと言いつつも直木と樋口が椅子に座って話すシーンは滑稽だった。
まぁ、そこは目をつぶろう。

悠依の美容室にある女性(香里奈)がやってきた。
何やら意味ありげな雰囲気で悠依に質問を重ねる。
「以前、どこかでお会いしていませんか?」と悠依が訪ねるとその女性は「いいえ」と答えた。
しかし数日後、悠依はその女性が尾崎莉桜だったのでは?と魚住に話す。

そこから話が急展開した。

3話では、悠依のことを1話で助けてくれた医師の宋(シム・ウンギョン)も再登場。


魚住が宋の死んだ夫に似ているということを悠依に告白した。
これは何かの伏線なのだろうか。
宋が今後、どう物語に関わっていくのか興味津々だ。

また直木の過去も明らかに。



直木は幼い頃から父親(相島一之)からは暴力を受け、母親(長野里美)からは歳の離れた血液の病気を患っている弟の骨髄提供だけのためにつなぎ留められていた。
自分のあやふやな存在価値に悩んだ直木は、自ら里親の元で暮らすことを選んでいたようだ。

そんな時、直木の母親が悠依に会いたいと連絡をしてきた。
会ってみるとやはり直木の母親は弟のことしか考えていないひどい親だった。
何度も再発する弟のために移植に応じていた直木の過去を知った悠依。
「直木は亡くなっているかもしれません」と話すと、
「弟が再発したらどうしよう……」と直木のことよりも弟の命を心配しているような発言に悠依は愕然とした。

直木の辛い過去を聞いた悠依は、見えないけれど目の前にいるであろう直木に向かって

「私はあなたのことが好きです。この世界で一番大好きです」と優しく語り掛けた。

その悠依のまっすぐな告白に号泣する直木。
またその姿に多くの視聴者も、もらい泣きをしたことだろう。

本当に直木が亡くなっているとしたら、こんなに悲しいラブストーリーはないと思う。
どこかで植物人間として生きていて、今は生霊としてさまよっているという展開を期待してしまう。
そうでないのであれば、今から脚本を書き換えて欲しいとすら思ってしまった。

次週も目が離せない。


※この記事は「100万回言えばよかった」の各話を1つにまとめたものです。

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