<100万回言えばよかった>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第2話ストーリー&レビュー
第2話のストーリー
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直木(佐藤健)の姿が目に見えなくても、そばにいてくれていることを感じ取れるだけでいいと悠依(井上真央)は少し前向きな気持ちになることができた。
ある日、殺人事件現場の防犯カメラ映像を見ていた譲(松山ケンイチ)はそこに映る直木の姿を発見する。死んでいる直木が事件に無関係ではないと考えるが、直木はまだ行方不明者扱いのまま。
そんな中、悠依に呼び出された譲は、直木に何があったのかを捜査して欲しいという依頼を受ける。話をするうち、直木には失踪前後の記憶がないことが分かり…。
第2話のレビュー
初回の放送を観たあと、どうしてもデミグラス系のハンバーグを食べたくなった視聴者は少なくないのではないだろうか。筆者も放送直後の週末、直木(佐藤健)が作っていたハンバーグに似たものを作り、悠依(井上真央)と同じようにお箸で食べ、満足した。
すっかりドラマに影響されてしまっている。
初回放送前はファンタジー要素が高いと思われていたが、ラストシーンでミステリー要素も含んでいるドラマだということがわかった。
殺された女性宅を訪問していた直木が事件に関係しているのかどうかを、直木、悠依、刑事の魚住(松山ケンイチ)の3人で手がかりを探ることになった。
直木が行方不明になったと思われる1月13日は店を臨時休業にし、こども食堂を開催したと話す直木。
昼の12時ごろから子ども達が帰る14時過ぎまで開催したものの、自分がお店を出た記憶はなく、気づけば自分の部屋で寝てしまっていたという。
その時間が21時。
その間に直木が幽霊化していたことが予想できるが、空白の7時間のあいだにいったい直木に何があったのだろうか……。
証拠を探すために直木の携帯から紐解こうとする。
しかし、携帯は手元にはない。
そこで、携帯を同期していた自宅のパソコンから直木の足取りを調べることに。
すると、13日の15:26に
「待っています。何かありましたか?」
というナゾのメッセージが残されていた。
実はその日、直木は中学生時代に里親の元で一緒に過ごした尾崎莉桜(安斉星来)と会うことになっていた。
当時、里親の元から突然いなくなった莉桜を里親だった広田勝(春風亭昇太)は亡くなる前まで心配していた。
そこで直木に莉桜を探し、彼女の私物を返してほしいと託していたようだ。
その私物の中にはなぜか現金500万円も……。
莉桜のことを知る悠依にも協力してもらって、2人で莉桜を探せばよかったのに、当時から素行が悪かった莉桜が今どんな風に変わっているかわからないから、(悠依に危害が与えられないとも言い切れないから)直木は1人で探していた様子。
どこまで優しい男なんだ!!
この物語は甘い、甘い恋人同士の話かと思っていたのに第2話にして思わぬ方向に進んでいる。
ここからは幽霊化している直木と刑事の魚住、悠依が謎の殺人事件の犯人を追及していくのだろうか。
放送前に想像していた展開とはだいぶ違うが、良い意味での裏切りがあり、次週の展開も楽しみだ。
ラストシーンで莉桜に連絡が付いた悠依が、これから会うというメッセージを受け取った魚住と直木。
「莉桜と会うって?まずいっ!」と言い、走りだした2人だったが、そこはまず電話しようか……とツッコまずにはいられなかった。
今後、3人の関係にもなんらかの変化が出てくるかも?
※この記事は「100万回言えばよかった」の各話を1つにまとめたものです。
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