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2023年08月18日

<警部補ダイマジン>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<警部補ダイマジン>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】



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生田斗真(主演)×三池崇史(監督)のタッグによる金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」(テレビ朝日系)が2023年7月7日スタート。

リチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)の同名漫画を原作とする本作は、警視庁捜査一課のエース・台場陣(だいば・じん)が法で裁けない犯罪者を“悪をもって悪を制す”ピカレスクサスペンス。主演の生田をはじめ、向井理、土屋太鳳、小澤征悦、高橋克典他豪華キャストが集結した。

CINEMAS+では毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。


もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・「警部補ダイマジン」作品情報

※話数は随時更新します。

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

▶︎「警部補ダイマジン」画像をすべて見る

警視庁捜査一課のエース刑事・台場陣(生田斗真)。立派な体格に剛腕、誰よりも強い正義感から“ダイマジン(大魔神)”と称されている検挙率No.1の台場だが、彼には大きな秘密があった。それは、法で裁けぬ未解決事件の犯人に、自ら手を下して罰を与えていること――。
 今日も未解決事件の真犯人である元警察庁の重鎮・天羽大(宅麻伸)を自殺に見せかけて殺害したばかりだった。しかし、その秘密を知った特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)から、「罪を見逃す代わりに、自分の部下になれ!」と、捜査一課から特命班へ無理やり異動させられてしまう。
 その頃、ある議員の銃撃事件が発生。台場は、平安と共に現場へと向かう。“未解決事件専門なのに、なぜ…?”と疑問を抱いた台場は、特命班の賀来さくら(シシド・カフカ)と牡丹則行(浜野謙太)から、この事件にはある秘密結社が関係していることを聞かされる。さらに、特命班の未解決事件の真犯人は天羽だと考えて捜査していたこと、天羽もその結社の一員だったため、真実が隠蔽されたことを聞かされる…。

 そんな中、特命班は秘密結社の殺し屋・市川孝蔵(矢柴俊博)と中野伸之(出合正幸)の行動確認を続けていた。すると牡丹から台場に中野が古いマンションに入って行ったと連絡が入る。なんとそこは平安が秘密の資料部屋として使っている部屋だった。
 一方、連続幼女誘拐殺人事件の捜査中、救出された幼女に話を聞いた刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)は、密かに犯人の特徴に当てはまる台場を疑い始めていて…!?

弱みをエサに《飼い主》となった平安と、《召使い》に成り下がった台場。
この夏、前代未聞の《最凶コンビ》が、悪をもって悪を制す――。
《究極のダークヒーロー》が暗躍する、超過激なサスペンスドラマが開幕!

第1話のレビュー

生田斗真と向井理のやりとりにクスリとした第1話


確かにこういうドラマ、観たかった!


『土竜の唄』での記憶も新しい生田斗真と三池崇史監督が再びタッグを組んだドラマが金曜の夜に登場。

マンガ「警部補ダイマジン」をドラマ化。

生田が演じるのが正義感溢れる、が故に法の手が届かない人間に自分で裁きを下すことを自分に許した警視庁捜査一課のエースで警部補の台場陣。そしてそんな台場の弱みを握り、奴隷のようにこき使う特命捜索対策班警視正・平安才門を向井理が演じる。

台場が握られた弱みというのが、殺人事件の犯人だということ。

台場は連続幼女誘拐事件の犯人・天羽(宅麻伸)を自殺に見せかけて殺害。天羽は元警視監という経歴から、警察もわかっていながらも深追いをしていない。それどころか、特命捜査係は天羽が立ち上げたもの。これは自分を含め、警察や国家が関わる事件を握りつぶすためにあるのだ。

台場は、現場に自身も刑事として出向き、証拠も消していく。完全犯罪、になるはずだったが、才門はすでに台場の動向を掴んでいた。台場は殺人犯であることを黙ってもらっている代わりに、特命捜査対策班に異動、才門の言いなりになることに。

天才・台場と天才・才門の対決かと思いきや、そうでもない。台場がちょっと抜けていて、完全に才門の手のひらで踊らされている。

猛スピードの展開!才門(向井理)の秘密とは…?


そんな物語は第1話から猛スピードで進んでいく。

天羽が死に、天羽がある秘密結社の一員だった可能性があること。


その秘密結社の中野(出合正行)の行動確認中、中野は才門が秘密の資料部屋として使っている部屋へ。中野は才門に銃口を向ける。
特命班の牡丹(浜野謙太)が助けに入るが、逆に撃たれてしまう。いきなりの絶体絶命だ。


そして才門にも秘密があるようだ。
母からの「あなたのお父さんは日本を滅ぼす。見つけ出して殺して」というメッセージ。東大卒のエリートである才門はわざわざ志願して特命捜査対策班に入っている。全ては父親を見つけ出して殺すためなのか。


科捜研の警視・雲田(松平健)には自分の父親探しを頼んでいるよう。どうやら、犯罪者の可能性が高く……。

あと、雲田が立ち去る才門に向かって手のひらを返すような仕草をしていたのが気になる。何かの伏線なのか。

正義感で動く台場と、ひとつの執念を持って動く才門。どちらが強いのか。どちらが本当のダークヒーローなのか。

物語としては、才門の父親に関する謎が明らかになる&目的達成という点と、台場と才門の相棒としての信頼関係がどのように築かれていくのか、という点だろう。しかし、才門の目的を達成したところで、台場は法で裁けない人間に鉄槌を、という点では終わりがないのでは?

目的を達成して終わるのか、それとも2人の戦いが過酷さを増していくのか。
どのように巨悪に立ち向かっていくのか、ほんの少しの恐れとワクワクを持って次週を待ちたい。

※この記事は「警部補ダイマジン」の各話を1つにまとめたものです。

→元記事はこちら

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