続・朝ドライフ

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2024年10月19日

<おむすび/福岡・糸島編>1週~3週の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<おむすび/福岡・糸島編>1週~3週の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第13回のレビュー

のどかです。糸島の自然ーー山と畑のようにのどかです。

朝、登校してきた結(橋本環奈)は下駄箱で靴を履き替えているところにリサポン(田村芽実)が来て、パラパラの振りを描いたものを手渡します。
それをじっと見ている陽太(菅生新樹)。眼帯なし。目は治ったようです(あの眼帯なんだったのか)。

と、さらにそこへ風見先輩(松本怜生)が、部活のあと話があると意味深に声をかけてきました。

ドキ。これって告白? 恵美(中村守里)は結を焚きつけるようなことを言います。
結は部活中、気もそぞろ。注意されていたけれど、だいぶ字がうまくなっていました。

そして、部活の終わり。
やっぱり、告白?と思ったら、
おれんちにバリでかいスズメバチの巣があるから見に行こう、と大竹部長(桑野颯太)が戻ってきます。
ひとりだけ盛り上がる部長。結的には空気の読めない人。

「バリでかいスズメバチの巣」、「あさイチ」で博多華丸・大吉さんがそこに食いついていました。
部長、最初は地味な人のイメージでしたが、じわじわといいキャラ感出てきました。

それにしても、こののどかな感じ、小中学校って印象なのですが、高校生でもこんなに無邪気でしたっけ?

風見先輩は、結の筆巻きが野菜染めだと気づき、それに興味津々。
おばあちゃん(宮崎美子)が作ったもので、結は家に先輩を招いて、野菜染めを体験してもらいます。

先輩は野球と同じく、夢中に。
突如はじまる、おばあちゃんの野菜染め講座。視聴者もやれそうです。

たまねぎでものすごくきれいな黄色に染まって、気分が上向きました。ギャル的に言えば「上げ〜〜」って感じです。

夕暮れ、帰る先輩を途中まで送っていく結。空の色が、野菜染めと並ぶ美しさです。よくぞ、このいい瞬間を撮影できました。自然の色はきれい。

やっぱりロケはいい。一瞬出てきた食堂も、タイルの床や並んでいる小物の数々……セットでは容易に出せない、生きた時間の堆積がありました。

風見先輩は、和紙以外のものに書を書くことを考えていました。
書道をもっと楽しいものにしたいと夢を持っている風見に、結の夢は? と聞かれて、農家を継いで毎日平穏無事な生活をすることと答える結。大きな夢を持つ先輩と自分の差を感じてしまいます。

夢って「そんなに大事なのかな」と不服そうな結。いやでも、農家を継いで平穏な生活を願うことにコンプレックスを抱くことはないと思いますが。風見先輩のように、工夫して、世間の偏見を覆せばいいのです。

※この記事は「おむすび」の各話を1つにまとめたものです。

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