ドラマ「俺の家の話」全10話のあらすじ感想|ありがとう寿一、ありがとう長瀬智也、ありがとうクドカン
第5話あらすじ&感想
第5話あらすじ
寿一(長瀬智也)と腹違いの兄弟であることが発覚した寿限無(桐谷健太)は、これまでの態度とは一変、遅めの反抗期を迎えていた。そして同じ頃、さくら(戸田恵梨香)は、スーパー世阿弥マシンの正体が寿一であることに確信めいたものを感じ、頭からそのことが離れない。
そんな中、寿一は寿三郎(西田敏行)との家族旅行の計画を立てていた。家族全員を参加させたい寿一は、卑屈になっている寿限無を連れ出し、無理矢理プロレスのリングに立たせる。そして、兄弟喧嘩と称し、寿限無のサンドバックになる寿一。だが、2人を追いかけてきたさくらが、寿一にあることを告げて……。
第5話感想
それぞれの思惑と2人一緒にきちゃった反抗期でカオスな観山家、情報量が多くて戸惑うも、何だかんだ旅行に向けて家族がひとつになってる感じがよかった。寿限無(桐谷健太)40歳と大州(道枝駿佑)16歳の反抗期、同時に来る
いい人すぎていつか爆発しそうで心配と序盤の感想に書いていた気がするが、前回自分が寿三郎(西田敏行)の隠し子だったとわかったことで反抗期がきてしまった。寿一(長瀬智也)にも「さわんなよ」と息巻く始末。
同じく反抗期がきた大州と二人で片膝を立てて食事し、寿三郎に注意される。
心の声がでかすぎる、カオスな観山家
前回舞に「好きなんじゃないの?」と言われてさくらを意識しちゃってる踊介。舞は嫁の実家でも遠慮のない夫・長田(秋山竜次)に心の中でつっこみまくっている。スーパー世阿弥マシーンが寿一だと気づいたさくら(戸田恵梨香)、なぜか恋している? 全員心の声がでかすぎる。
踊介「はぁ~かわいいぜ~さくら、お前のかわいさゆ・う・ざい(有罪)!ゆ・う・ざい(有罪)!ー中略ー嫌いじゃないぜ、とにかくもう、キュンだぜ」
舞「こいつ、嫁の実家で何回おかわりすんだよ」
さくら「世阿弥さま、もう一度してくれないかな、山賊抱っこ」
踊介「あ~かわいすぎるぜさくら。かわいさ過失致死だぜ」
舞「目玉焼きにケチャップって味覚小学生か」
長田「俺は東京生まれHIPHOP育ち」GRATEFUL DAYSかな?
寿三郎「それは天人の羽衣とて」
カオスすぎるだろ。
家族がかみ合ってないことに気づきつつも、家族旅行を提案する寿一。
でもみんなそれどころじゃなさそう。
「彼女できたのにデートする時間もねぇし」
大州に彼女ができただと???
能をやめたいという大州にやめたきゃやめればいいという舞。
「その代わり大学いけ。公務員になれ。うちらの老後を保証しろ。墓場まで連れてけ」
シータを追い詰めるムスカ(天空の城ラピュタ)ばりにセリフを繰り出す。
「親の介護もあんたの人生なんだよ」
後でひどいこと言っちゃったと落ち込んむ舞、まあ実際そうだしと慰める踊介。この二人のバランスが結構好きだ。
大州と長田二人のシーンもいい。なんであいつと結婚したのと言われて
「俺と母さんが結婚してなかったら、お前生まれてなかったんだぜ。あ下ネタ?下ネタ言っちゃった?」
「父さんてたまにまともなこと言うよね」
「え?いつ?」
デスメタルを大音量で聴くきながらゲームする限無。わかりやすい反抗期してるな……。
でも寿一に止めてくれと言われたらデスメタルは止めてくれる寿限無。
俺は家族じゃないから留守番だろう。ずっと家族とは違う扱いを受けてきたのに、自分じゃ駄目だから寿一の帰りを待っていたのに。早くわかっていたら違う生き方だってあったんだよと叫ぶ。そりゃそうだよな。
「決めた、俺が継ぐ二十八世。もう一歩も引かない。親父の後釣りたいならプロレスじゃなくて能で俺に勝ってみろよ」
おおこれは、寿限無は寿一のライバルになるのか?
寿一(世阿弥)に「好き」と言って走り去るさくら。さくらの好きになったポイントどこだったんだろう。やっぱり山賊抱っこなのかな。
一方元妻ユカと息子・秀生の親権について話し合う寿一(忙しいな)。親権を持ちたかったが、元妻の再婚相手も先日の能を見て親権をほしいと言ってきた(なぜそこで)。弁護士を頼んだ方がいいらしいが、いた、弁護士(踊介)。
「弁護士あるあるなんだけど、怪しいって言う感情と好きって言う感情。これ、混同しがちなんだわ(そんな弁護士あるある、あるのか?)」と踊介はさくらに告る気満々。さくらに告られた寿一は困る。さらにさくらに返事を求められて「返事が必要なやつだったのか」と困る。
いろいろ大変だが、旅行の実現に向かって家族が1つになっている感じが良い。寿三郎を岩風呂に入れるイメトレとして、末広さんを子供用プールにかつぐ練習をする寿一と踊介。転ばせそうになったところに手を貸してくれる寿限無。ツンデレかよ。
家族写真を撮って「舞が一重になってる」「40年一重だけど」という寿一と舞の掛け合いに笑った。
突然会いたい人がいるからさくらには旅行に来ないでほしいという寿三郎、みんなを見送ってから「そういえば今日誕生日だった。行きたかったな」というさくらちゃん、なんかかわいそう。祝ってあげたい。
寿三郎は何人秘密の女がいるんだ? と思ったらおいおいおい田中みな実出てきたよ。予告には阿部サダヲがいるよ。さらにカオスでやべぇな。
寿限無と寿一の「どこ乗ればいいの」「俺の隣だよ」のやり取り、いいなぁ。
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