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2021年03月27日

ドラマ「俺の家の話」全10話のあらすじ感想|ありがとう寿一、ありがとう長瀬智也、ありがとうクドカン

ドラマ「俺の家の話」全10話のあらすじ感想|ありがとう寿一、ありがとう長瀬智也、ありがとうクドカン



第8話あらすじ&感想

第8話あらすじ



ついに、さくら(戸田恵梨香)へ自分の気持ちを告白した寿一(長瀬智也)。だが、まだそのことを家族に話すわけにはいかず、何事もないかのように振る舞う2人。そんな中、突然寿三郎(西田敏行)が「終活をする」と言い出した。自分が「要支援2」だと思っている寿三郎は、今のうちに遺産相続について書き記しておこうと言うのだ。「さくらへ贈与する」と寿三郎は言うが、それを聞いたさくらはキッパリと断ってしまい…。

日は変わり、寿一は寿三郎から新しい演目の稽古をするように告げられる。同時にスーパー世阿弥マシンの新しい対戦相手が決まり、寿一は能とプロレスを同時進行で稽古していくことに。そんなある日、寿限無(桐谷健太)との稽古中によろけてしまい、寿一は病院へ。診察の結果、とあることがきっかけとなりアキレス腱を断裂。2週間の車椅子生活を余儀なくされる。そして、観山家に“車椅子の親子が2人”という生活がスタートするのだった。

第8話感想

結ばれた(?)寿一とさくら

リングの上から想いを伝えて、晴れて結婚を前提にお付き合いすることになった寿一(長瀬智也)とさくら(戸田恵梨香)。タクシーの中で覆面取らないのかよ、さくらの手を見つめる目が犯罪者にしか見えない。ツッコミどころタクシーを降りて覆面とさくらのマスクがふわっと宙を舞うシーンはちょっとロマンチックな気もする。山賊抱っこされる瞬間の恍惚とした顔、いいのか? さくらの好み、ほんと独特。

夕飯の当番が踊介だからコンビニに行くという寿限無
踊介には徹底して気を遣わなくなったな寿限無。

踊介が作ったローストビーフを囲む観山家。
寿三郎が突然の終活宣言をする。さくらは貯金は結構ですいりませんときっぱり断る。
誰も何も言わないから、ローストビーフそんなにまずくなかったのかなと思いきや、まずさに気づいた寿一の表現がやばい。
「ローストビーフまずい。使い古しの熱さまシートを噛んでいるような無駄な弾力、顎に時給を払いたいくらいだぜ」 めっちゃまずそう。絶対食べたくない。 「このローストビーフでよくドヤれるな」と思われる踊介。勉強とか仕事はできるみたいだけど、それ以外は基本不器用なのかな。

帰り際、無言で低い位置で手を振るさくら、かわいい〜。
初々しくていいな。

佐藤隆太がKINGのポーズしてる!

ところ変わってさんたまプロレス本部(?)昔プエルトリコで対戦した長い名前のホセ……をフルネームで会話し続けるみんなに「ホセでいいんじゃないか?」と提案する長州力(正しい)。
毎回毎回どこかに何らかの長州力「切れてない」ネタを入れるのがほんと好き。
今回は寿一の靭帯が切れていた。しばらくは絶対安静となり、観山家の車椅子人口は2人になってしまう。

整形外科のお医者さん、佐藤隆太だーー! そしてブリザード! と言いつつしたポーズがIWGPのキングのポーズ! 熱い。

すっかり大州(道枝駿佑)のステージママになった舞(江口のりこ)。今度のオーディションで受かったら長州力のバックで踊るらしい。そのCMめっちゃ見たい。

舞にさくらとのことを切り出そうとする寿一に、
「大州! その辺で踊ってきな!」と雑に言う舞、
「そんな雑な追い払い方」と言われる。

大州が気を利かせて席を外した後、寿一が話そうとすると「長田不倫してる」と言い出す舞。
職場の若い女がインスタに匂わせしてるというか、匂わせどころか写ってしまっている。
「別れない、別れたら許したことになるから」という舞に、元妻ユカとのことを思い出しつつ、自分がさくらと付き合っていることは許されてもいいんじゃないかと自問自答する寿一。

ユカの再婚相手のことを「薄味薄っぺら男」と言っていて、顔だけでなく中身も薄っぺらという評価になってる(否めない)。

「俺もジュジュみたいな特別な呼び方欲しいな」
とか言い出す寿一、正気か?? 浮かれすぎじゃない?

二人きりになってしまう寿一と寿三郎

さくらとのLINEに舞い上がった寿一は、スタンプを踊介に誤爆してしまい二人の仲がバレる。
「勘違いのスピードが早くて追いつけなくて」というさくらに
「ハハッ勘違いのスピード違反」と自嘲気味に言い、寿一を睨みつけて出ていってしまう踊介。
下手に隠すと余計傷つけるよなぁ。

そしてなぜか不倫相手とともにやってくる長田。
「誰だテメーは」「何でもかんでもコロナのせいにしてんじゃないよ」
舞の鮮やかなツッコミが飛ぶ。

反省してるんだから許してやったらいいじゃないかと言う寿三郎に
「あんたのことも諦めただけで許したわけじゃないからね」
「お母さん泣いてたよ。あんたが浮気するたびに私の部屋で泣いてた」
「寿限無のことだって」
今は俺のことはいいよという寿限無に
「良くないよ! 初恋の人だもん」
「あぶねえあぶねえ タメだよタメ。小中高一緒」
「この家で女に生まれるってことは……生まれた時から数に入ってない。舞はいいから、舞はいずれ出ていくから」
こちらも長年積もり積もったものが爆発してしまった様子。
謝ろうとしても
「結構です。どうせ忘れちゃうんでしょ」
そのまま舞も観山家に来なくなってしまった。

寿限無が寿三郎の風呂の準備をしてくれている間、寿一と二人になり寿一が入れられるようになるまで入りたくないと言い出す寿三郎。
「身を任せられないというか早く出たくなっちゃうんだよ。俺はやっぱ寿一がいい。寿限無はなんか違……」
呼びに来た寿限無は全部聞いていた。
「なんか違うってそんなのわかってるよ。だって俺じゃないんだもん本当は。大きな舞台に入っても俺じゃない俺じゃないって思いながらやってた」 寿限無も出ていってしまう。

寿三郎は子ども全員を傷つけてしまうのだな……。不器用な人。

ユカとさくら、ご対面

観山家を訪れたユカとはじめて話すさくら。
寿一のファンだという話で盛り上がる。

「うちらの分まで戦ってくれるやん。勝ったら心から笑ってくれるし、負けたら悔しがってくれる。あんな男いないわ。けど自分がないねん。与えてはくれるけど、こっちが返しても受け取ってくれへん」
「妖精みたいですね」 「そうやな、そこにおるけど触られへん」
なるほど……! 確かに寿一って、ずっと父に認めてもらいたいで生きてきたから、自分がどうしたいがそんなにないのかな。

「私は結婚してもファンのままでいます」というさくら、強い。

ついに能の言葉まで忘れだす寿三郎。 秀生、前はうまく言葉が出てこない寿三郎を笑ってたのに、おじいちゃんに配慮できる子になっている。「やらせないよ、継がせないよお前になんか」と強がる寿三郎に何も言えない寿一。

一人川辺で寿一からのビデオメッセージを観る寿三郎「さくらと結婚しようと思う」という告白に「ほう……」とうれしそう。

グループホームに行くという決断をする寿三郎。
別れ際、「ブリザード!」と笑顔で叫んで手を挙げる寿三郎に、背を向けて泣きながら去る寿一。せつない……。
自宅で看たいと思っても限界だった人、実際たくさんいるのだろうな……。

寿一、元妻の出産に立ち会いかける。そして矢沢心

親権の話のときに産気づくユカ、だが新夫はバーチャル背景じゃなく京都にいた(予定日付近に出張入れるなよとちょっと思った)。急いでかけつけ、再婚相手との出産現場に立ち会いかけてしまう寿一を「夫ちゃいます、別れた夫です」と拒否するユカ。
それを聞いて「何やってんのよアンタ!」と怒鳴る看護師(矢沢心)。IWGP以来21年ぶりの共演らしくてこれまた熱い! っていうか21年も経ってんの……時の流れ……。

次回は塚本高史が出るらしいし、話自体もIWGPファンとしても見逃せない!

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