ドラマ「俺の家の話」全10話のあらすじ感想|ありがとう寿一、ありがとう長瀬智也、ありがとうクドカン
第7話あらすじ&感想
第7話あらすじ
無事、家族旅行を終えた観山家一同。往路の息の詰まるような車中とは一変、大合唱をしながらの帰路となった。そして、寿三郎(西田敏行)は帰宅後すぐにリハビリを開始。忙しくなった舞(江口のりこ)と踊介(永山絢斗)はリモート介護に切り替え、稽古場では寿限無(桐谷健太)が体験入門のお弟子さんたちの稽古をつけるという日々が続いていた。
そんな中、ひとり暇を持て余していた寿一(長瀬智也)の元に、さくら(戸田恵梨香)がやってくる。旅行中にした告白の返事を聞いていないさくらは、寿一からの返事を待っていたのだ。しかし、寿一はその前にと、自分がスーパー世阿弥マシンであることをさくらに告白。話を上手くかわしたかのように思えたのも束の間、さくらから返事を催促され、寿一は返答に窮する。
日は変わり、元妻であるユカ(平岩紙)との秀生(羽村仁成)の親権を巡る話し合いのため、寿一はスーツ姿で踊介のミヤマ法律事務所へとやって来ていた。だが、寿一はその場でユカを怒らせてしまい・・・。
第7話感想
このドラマ、大枠の一本筋は通りつつ、毎回違う感動をくれるところが素晴らしい。家族旅行のおかげで仲深まってる!
家族旅行の帰り、めっちゃ盛り上がる観山家。
みんなでユーミンのブリザードを熱唱。寿限無はDJやってる(口で)。
寿三郎は嫌がっていたデイサービスに行くようになり、仕事が忙しくなった舞と踊介はリモート介護に(リモート介護ってあるんだ)。
ところで寿一がスマホをズボンのお腹のところに挟むのが気になった。トイレの時落とさないかな?
反抗期に入ってしまった寿限無が旅行を経て優しい感じに戻っててうれしいな。
寿一と秀生、父子の絆
今回は何といっても寿一と秀生のエピソードがよかった。
秀生に寿三郎が自分にしたのと同じことをしてしまうんじゃないかと思って怖かった、父親として自信がなかった寿一。親権についての話し合いで元妻のユカ(平岩紙)を怒らせてしまい、よけいに自信がなくなってしまう。
でも、参観日のために秀生が寿一のために書いた作文(なんと、ユカの再婚相手と寿一、二つの作文を書いていた)には、若干上から目線の部分がありつつも「お父さんみたいになりたいんだと思います」とあって泣けた。秀生くんはちゃんとお父さんを見て育ってた。「僕」が「朴」になってて笑った。LINEでは「能したい」が「脳、死体」になってぶっそうな秀生、漢字は追い追いだな。
学校の先生が「濃いお父さん」「薄いお父さん」で呼び分けてるのもよい。
親権の代理人、キャラが濃い
代理人の女性、言葉遣い独特~!
「どぅーお考えですか」「リモートゥー」「そうなんですクー?」後半何言ってんのかよくわかんなくてうける。
スタバから南の島の海辺みたいな背景でリモート参加する元妻の再婚相手、「背景変えようか、さすがにアホみたいやから」と突っ込まれる。優し気な男と思いきや、いろいろ痛いところついてくるな~。
ユカのキレ所も独特であった。
「家庭を顧みない?そんなこと気にしたことないわ。むしろ顧みんといてほしかったわ」「家で殺気放ってんねん」「私が離婚決めたんはな、寿一くんがアメリカ行ったからちゃうよ、アメリカから帰ってきたからや」
女心は難しい。でも、すごく寿一のこと考えててくれたのかもしれない。と言いつつ自分よりプロレスや能のほうが大事だったんやというところが複雑だけど、最終的にわかってくれていい人だ、ユカ。
どうなる寿一とさくら(と一応踊介)
寿一さん私のプロポーズに答えてない、と迫るさくら(「好き」「抱いて」ってプロポーズだったの?)
「人を幸せにする自信がないんです。また自覚もなく大切な人を不幸にしてしまう。殺気を放ってしまう」
「観山寿一さん、ますます好きになりました」「寿一さんはスカイツリーなんだよ」
「じゃあ駄目じゃないですか」
「違う。登ったもんわたし」
「ああ、山賊抱っこ」
「ありがとう。うれしいな。なんか、すごいうれしい」「こんな美味しいラーメンをちゃちゃって作る人は、幸せになるべきだって思いました」
途中いろいろ略してますが、さくらは独特な視点で寿一を見て好きになっていていいな。
この二人くっつくことあるのかな。
ところで踊介、大事なことをLINEで言うのは引くからやめたほうがいいよ。
長州力さんのキャラたまらん
いいキャラの長州力さん、長州力さんのボケをことごとく殺す寿一。
ドラマで持ちネタを結構いじられてて快く出演している長州力さん、いい人だなと毎回思う。
プリティ原が持参したフルーツサンドを食べた寿限無「口が女の子になっちゃう」がかわいい。
その他
泥棒騒ぎで面がなくなったという話が出て、以前寿三郎に持っていてくれと言われた面を返したさくら。兄弟の軽快なツッコミ? が小気味よかった。
寿一「あんたって人は」
舞「油断も隙もないわね」
踊介「ったく。たまんないぜ!(嬉しそう)」
踊介の単純っぷりが愛おしい。
来週も波乱の予感。楽しみだ!
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©TBS