ドラマ「俺の家の話」全10話のあらすじ感想|ありがとう寿一、ありがとう長瀬智也、ありがとうクドカン
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
ついに25年ぶりの家族旅行へ出発した観山家だったが、道中思わぬ寄り道が発生していた。寿三郎(西田敏行)がかつて愛を誓った女性たちへの謝罪行脚をしたいというのだ。寿三郎の好きなようにさせると決めた寿一(長瀬智也)は、思うところがありつつも車を走らせる。
一方、観山家に残ったさくら(戸田恵梨香)は、誰もいない稽古場で寿三郎と踊介(永山絢斗)から引っ切り無しに届くメールをぼんやりと眺めていた。だが、寿一のことが頭から離れずモヤモヤとした想いを抱えていた。やっとの思いで目的地へと到着し、夕食を終えた一行だったが、寿三郎が今度は近くの温泉旅館の女将に会いたいと言い出す。それは、かつて寿三郎がプロポーズをし、それを了承してくれたという女性で・・・。
第6話感想
念願の家族旅行に行けたと思ったら寿三郎の過去の女めぐりツアーになってしまうし、阿部サダヲが純烈もどき(潤沢)で出てくるし、寿一と種三郎は大げんかしちゃうし、前回に引き続き恋の矢印が複雑。カオスと思いきやラストでじーんとしてしまった。まだまだいる寿三郎の女たち
前回出てきた昔の女の一人・田中みな実、寿三郎をジュリー呼び!
昔は能にハマってて今は農業にハマってる、オーガニック、インスタ更新……いかにもな感じに仕上がっている……!旦那さんも子どももいて、旦那さんのことをダーリン呼び。気持ちとして能面をプレゼントする寿三郎のセンスよ。いらねぇ……! と思ったけど、オークションで売ったら100万以上するらしい。ならうれしいのかな。
豆千代さんはジュネ呼び。なんでいちいち呼び方違うんだよ。
わからなかったけど、豆千代さん、IWGP(池袋ウエストゲートパーク)のキング(窪塚洋介)の彼女・ジェシー(池津祥子)らしい! 胸熱。
豆千代にも面を渡そうとしたところ、慌てて制止して名前入りの扇に替える寿一。扇を受け取った途端ノリノリで踊り出す豆千代。よくわからないけど楽しそうだからいっか。
そして今は温泉旅館の女将をしているまゆみさん。呼び方がジュマンジwww どうしてそうなった。
しかし、お引き取りくださいと言われてしまう。
出た阿部サダヲ
まゆみさんが寿三郎に帰れと言った理由は阿部サダヲ。出た阿部サダヲ。温泉地を歌ってまわるグループ、完全に純烈じゃんと思っていたらドラマ内でも純烈って言っちゃってるし、「純烈が行ってない温泉地をまわるグループ」らしい。
グループ名は潤沢、役名はたかっし。
「潤と沢の間に半角スペース その隙間を埋めるのが姫たち」
っていう設定がいいね。KAT-TUNにとってのハイフンみたいだね(ちょっと違うか)。
メンバーの顔がプリントされたフェイスシールド売ってるのはうける。いつ使うんだ。
なかにし礼ならぬなかにし札(ふだ・たかっしーの作詞時のペンネーム)とか、歌詞9割たかっしーだから他3人替わっても問題ないとか、歌詞が「嬉し恥ずかしたかっしー 夜夜夜夜忍びよる」だったりとか、パクリなのに楽屋のれんが純烈からもらったものだったり、小ネタが最高だったな~。小ネタの多さ、クドカンって感じする。
潤沢(というかたかっしー)のステージを見てそれぞれ感銘を受ける観山家の子どもたち。
踊介「ババアが波打ってる その波にあいつが乗ってる」
舞「なにこのどうでもよさ なにこの多幸感 バカになった方が勝ち バカになりたい」
寿一「何だろうこの敗北感」
寿限無「伝統芸能が大衆芸能に張り合っても…」
メンバーが移動できなくなったため、頼み込まれて急遽潤沢のメンバーとしてステージに出ることになった観山家の息子たち(寿一・寿限無・踊介)。フェイスシールドの使いどころ、ここか。能の才能が全くない踊介、潤沢の振り付けの習得はめちゃ早い。舞にばらされた小学生のときマイムマイム踊れなくて不登校になったエピソードがやばい。今更だけど、名前に踊って入ってるのに踊り下手なのつらい。
なんだかんだ超楽しくステージに立っちゃった3人。
寿一のソロ部分、ちょっと感動してしまった。こんなことろで思いがけずTOKIOのボーカル長瀬智也の歌が聴けるとは。
お願いして歌わせてもらったもう一曲、寿三郎のマイウェイ。西田敏行さん、歌手もしていたのは知っていたけどめちゃくちゃ歌がうまいんだなぁ。寿三郎はどうして素直にありがとうって言えないんだろうと思っていて、子供たちもそれぞれ声をかけるシーン、ちょっとうるっと来てしまった。特に寿限無の「俺もっと甘えていいかな、タメ口でいいかな」「いいよぉ」が特によかった。ドタバタ回だと思ってたのに、このやり取りとラストのめちゃくちゃいい家族写真で泣きそうだった。
そう、西田敏行も長瀬智也も桐谷健太も阿部サダヲも、みんな紅白に歌手としてるんだよな~と観ながら思っていた。めちゃくちゃ豪華だな~。
それぞれの部屋での会話
泊まった旅館での家族それぞれの会話もよかったな。
寿限無と踊介の部屋では寿限無が踊介にキレていた。
「寿限無さんもしくは兄さんと呼べ話はそれからだ。今度お前って言ったらぶっ飛ばすから」
ちなみに寿限無の中での観山家の継承順は
継承順は
寿一
俺(寿限無)
秀生
大州
O.S.D(長田)
お前(踊介)
らしい。踊り下手だしなとは思うけど、関係ない長田より下なのはさすがに厳しい(笑)。
舞と大州の部屋
能を一度やめてみるのもありかよという舞。能をやめても俺の居場所なくならないよね? と聞く大州に当たり前でしょ、バカ言ってんじゃないわよと答える。柔軟でいい親だな。
寿三郎と秀生の部屋
泣き出す秀生にどうしたのかと聞くと、まゆみとのやり取りのときに「おじいちゃんもうすぐ死んじゃうから優しくしてあげてください」と言ったことを「もうすぐ死んじゃうなんてごめんなさい」と後悔していた。でも死んじゃうからなぁ。おじいちゃん死んだら嫌か。そうかかわいいかわいいと言って秀生を抱きしめて寝る寿三郎。いいシーンだった。自分も子どもの頃、祖父母に私たちはいつお迎えがきてもおかしくないんだからと言われるたびに泣いていたのを思い出してちょっと泣いた。
踊介、行動がまじでモテなさそう
さくらにLINEを送りまくって携帯を放置された踊介。
「今、話せる?」「誕生日だよね」「大事な話がある」
挙句LINEでプロポーズするとか言ってるし怖い怖い怖い。
告白をLINEでするのはまじでないからやめとけ。
山賊抱っこふたたび
寿一に会いに来ちゃったさくら(戸田恵梨香)。誕生日なので抱っこしてくださいと山賊抱っこしてもらう。お姫様抱っこより山賊抱っこのほうがいいのか。めちゃくちゃ軽そうだな~頭に血がのぼらないのかなこの体勢。
筋肉バカなんて嫌いだったのに……という超長い独り言? はちょっとわかるなと思った。ともかくさくらがハッピーな誕生日になってよかった。
さくらが寿一に言った親子の話も印象的。
「割り切っちゃったら親子じゃないんですよ。どんなに自分を殺して割り切っても親は親だし子は子なんです。シモの世話したくらいじゃひっくり返りません」
親子の絆が深まった回、とてもよかった。
来週もいろいろ波乱がありそうだけど、引き続き楽しみ!
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©TBS