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「珈琲いかがでしょう」全8話の感想|1杯の珈琲が幸せのバトンを渡し続ける



第2話あらすじ&感想

第2話のあらすじ



「キラキラ珈琲」

青山一(中村倫也)はみかん畑に囲まれた、ある田舎道で「たこ珈琲」を開店していたが、ここにいるのもこの日まで。営業を終え、深夜、車で東京へ移動していると、後方で何やら物音が…。髪をピンク色に染めたみかん畑の娘・大門雅(山田杏奈)が、こっそり乗り込んでいたのだ。慌てて引き返そうとするが、雅は田舎生活がとにかくイヤで、可愛い自分は東京でも通用するはずだと訴える。既にオーディションを受けることも決めていた。「東京で何かしらになりたい」…何を言っても引き下がらない雅に根負けした青山は、親へ報告することを条件に連れていくことに。
東京では、雅のインスタのファンだという、礼(臼田あさ美)の世話になることになっていた。原宿で落ち合い、オーディション会場へ連れて行ってもらう間にも、スカウトされたり、かわいいものに囲まれたり。期待感がますます高まっていくが――。

「だめになった珈琲」
ある日、礼のルームメイト・ヤイ子(三浦透子)が、突然出ていくと言い出す。最近の礼の行動にもうついていけないという。ついに独りぼっちになった礼の部屋に突然、青山が訪ねてくる。雅が部屋にスマホを忘れたといい、早速探し始めると、雑然とした部屋から古びたエスプレッソマシーンが出現。礼は機械を懐かしそうに見つめながら、上京した頃のことを青山に話し始める…。

第2話の感想:青山の笑顔とのギャップが示唆する過去とは?

今回、青山が出会ったのは田舎から飛び出して東京に行きたくて仕方がない女子高生・雅(山田杏奈さん)と夢を捨てようとしているアーティストの礼(臼田あさ美さん)。

 「東京で何かしらになりたいんです」という雅は初めてやってきた東京に目を輝かせる。「キラキラでフワフワでピカピカでチカチカ」。見るもの全てが新鮮で心躍らせる。

でも、信頼していた礼にハメられて男たちによって乱暴されそうになる。

前半のキラキラとしていながらも危うさを感じる雰囲気から、一気に現実を見せ、今度は礼の若かったころから今までの挫折を描いていく。

大ケガをする前に、それも高校生のうちに「何かしらにならたいなら、何かしらちゃんとしないとダメ」と気がつけたのは雅にとっては大きな財産になったのでは。

 一方でオシャレをして綺麗だった礼の姿がだんだん乱れ、部屋が荒れていく様子は生活感が漂ってきてリアル。

真面目にがんばってきていたつもりが、周りの同期たちのほうが売れていく。「あの子が認められて私が認められない理由」を見つけて相手を貶めることでしかどうにか自我を保てない。でも、悪口を言ってスッキリしたのもつかの間、それは自分に返ってきて、やがて礼は作品を描けなくなってしまう。

ツラいな……。

礼が抱えたような感情を抱く人は少なくないわけで、痛いところを突かれて恥ずかしくなるならまだマシだ。この「自分はただひがんでいるだけ」と認めることがなかなか難しいし、できる人は多くない。

礼は青山のおかげで素直になれたわけだし、今後は立ち直ってくれるといいな、と思わずにはいられない。

 青山はと言うと、ニコニコと珈琲を淹れて、アドバイスをするだけではなく、雅のピンチに駆け付ける。それは珈琲屋の常連だった雅の父親から頼まれてのことだった。

突然の邪魔に男たちは当然、青山を力でどうにかしようとするわけだが、青山に手をひねりあげられただけで引き下がってしまう。

睨まれた男は一言「人を殺したことがある目をしてた」。

その時の青山の雰囲気と言ったら! 一瞬しか見せないギャップに変な声が出てしまいそうだ。

普段の穏やかな口調はこの一瞬を引き立てるためにあるのではないか……というか改めてこの役、中村倫也さんのハマり役では? と第2話で確信してしまう。

 しかし、派手に動けば動くほど、青山を追っている“ぺい”に見つかる可能性が高まるわけで……。そしてぺいは青山が人を殺したと言っていたけれど、その真実はいかに?

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