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「桜の塔」第9話ネタバレ感想|お前の正義は、どこにある?

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第5話あらすじ&感想

第5話あらすじ



今から23年前に、警視庁で幅を利かせる「薩摩派」派閥の幹部が中心となり、組織ぐるみで行っていた押収品の横流し事件――。その真相を告発しようとしていた警察官の父・勇仁(岡部たかし)を“自殺”に追い込んだのが、自らが所属する「外様派」派閥のトップである刑事部長・千堂大善(椎名桔平)だと知った警視庁キャリア組の警察官・上條漣(玉木宏)。

追及された千堂は、勇仁に告発させないよう卑怯な脅しをかけ、“自殺”へ誘導したことを認める。だが、唯一の証拠である防犯カメラのビデオテープは画像が粗く、たとえ科捜研でも居合わせたのが千堂本人だと特定するのは不可能…。千堂は不気味なまでの自信をにじませながら、「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ」と言い放つ。

前途を絶たれ、怒りと悔しさに身を震わせる漣。だが、彼は諦めなかった。狡猾な千堂のことだから、ほかの事件でも不正や汚職に手を染めているはずだ。――そう考えた漣は、殺された父の復讐を心に誓う!

漣は告発材料をあぶり出すため、千堂らと次期警視総監の座を争っている「東大派」派閥の警務部長・吉永晴樹(光石研)に相談。千堂の失脚を望みつつも、漣と手を組むのは危険だと判断した吉永は協力を拒否するが、ふと独り言のように「5年前の傷害事件でなぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と漏らし…!?

これは何かのヒントだと察した漣は、幼馴染でもある捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)と共に、傷害事件の資料を精査。千堂が事件捜査の指揮をとっていたことを知る。そんな中、漣は婚約者である千堂の娘・優愛(仲里依紗)の何気ない話が引っかかり…。

第5話の感想

千堂は一筋縄ではいかない……!

父親の死に大きく絡んでいるとわかった千堂に対し、さまざまな手で失脚させようと企てる上條。しかし、どんな手も敵の前では歯が立たなかった。クラブのママでさえ手駒にされていたのだ。病気の母を盾にされたら、どれだけ分別のある人でも悪の片棒を担がないわけにはいかないだろう。今回は、観ていてつらくなるシーンがとくに多かった。

上條にとって、父親の無念を晴らすために警察のトップへ上り詰めることは、人生と命を丸ごと賭けた悲願だったはずだ。自分の力では何をどうすることもできず、崩れ落ちた様子には目を覆いたくなった。ふらふらになりながらも辿り着いたのは水樹の店。やはり救いを求めたくなるのは、結婚を決めた相手ではなく、長く行動をともにした幼馴染なのか。



上條には、多少なりとも心を許した友人もいたはずだ。馳や新垣はなにかあるたびに気にかけてくれ、指針となる言葉をくれた。出世争いの場ではライバル同士となる間柄でも、ふと心を開ける時間がもてるのは、上條にとっても安らぎの瞬間だったのではないだろうか。それでも、彼はふたりのライバルからの言葉では信念を曲げなかった。いや、曲げられなかったのだ。

今回で第一章が完結し、次回から第二章が始まる。なんと時は5年進み、上條は優愛と結婚、そして水樹は富樫と恋人同士になっているようだ。確実にエリートコースを進み続ける上條、5年の時が経ったからといって、千堂に対する恨みが晴れたわけではないだろう。副総監まで上り詰めた千堂に対し、次はどんな手をぶつけるのか?


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