<恋なんて、本気でやってどうするの?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第2話ストーリー&レビュー
第2話のストーリー
>>>「恋なんて、本気でやってどうするの?」第2話の予告をYouTubeで見る失恋した純(広瀬アリス)は、「泣いていいよ」という柊磨(松村北斗)の胸で激しく泣きじゃくるが、翌日になると、やさしい言葉にほだされて弱みを見せた自分が急激に恥ずかしくなる。そのうえ、偶然にも同僚たちと『サリュー』でランチをすることになり、純は柊磨の顔をまともに見ることができない。
その夜、アリサ(飯豊まりえ)と響子(西野七瀬)を呼び出し、柊磨に抱きしめられ部屋に誘われたことを報告していると、高校時代のラクロス部の元チームメート・大津浩志(戸塚純貴)から電話がかかってくる。今は地元・福岡のホテルで働いていて出張で東京に来ていると話す大津と合流した一同は、久々の再会に盛り上がる。なかでも純と大津は昔から妙に気が合い、純にとっては居心地のいい相手。恋愛の可能性を全く感じさせない“安心安全男子”としてみんなに親しまれていた大津だったが、実は純に対して秘めた思いがあるようで…。
一方、アリサはパパ活相手の田辺(アキラ100%)に約束をドタキャンされ、イライラしていた。いつも立ち寄るコンビニの店員・克巳(岡山天音)が自分に好意を寄せていると気付いたアリサは、田辺に「おわびに」ともらった万札を突き出し、「今夜私につきあって」と家に誘う。
純は大津の頼みで、近々開かれる同窓会の幹事を手伝うことになり、会場となる『サリュー』を訪れる。そこでもあくまで「恋愛なんていらない」と主張する純に、柊磨は失恋の傷を癒すために自分と“お試しの恋”をしないかと持ちかける。話を聞いたアリサは、初体験を済ませるためにも渡りに船だと大賛成。「アイツだけはダメ!」と拒否する純に、だったら大津はどうかと響子が提案して…。
そんな波乱含みの同窓会の場で、響子は偶然、シェフの要(藤木直人)と二人きりになる。
第2話のレビュー
いや~、ちょっとツッコみたい。前回に引き続き親友たちが純(広瀬アリス)を「高齢処女」とからかう感じも相変わらずつらいが、純自身の思考と行動が前回とブレブレでついていけなかった。初回では「私は一人がいい」とあんなにかっこよく豪語していたのに、憧れの先輩と後輩が授かり婚だったと聞いて「女としても人としても負けた」というような発言をして落ち込むの、前回と違う人ですか? と思ってしまった。
さらに友人たちにはやし立てられ、自分に気がある元チームメイト・大津(戸塚純貴)と初体験を済ませてしまおうと誘う暴挙に出る。
そのまま相手に伝えるも、いざ相手が迫ってきたら「大事なもの(ゴム)買い忘れた」と家を出てしまうのも、全体的に失礼すぎる。「好きじゃない男とそういうことしたら駄目」と置き手紙を置いて帰る大津、まじいいやつ。
百歩譲って主人公が大学生とかだったらまだわかるんだけど、27歳のアラサーが「とりあえずあいつはいい奴だからお試しで処女捨てよう」みたいな思考になる……? 謎すぎる展開だった。
さらに大津に「逃げられた」と教えてもらっていた柊磨(松村北斗)の家に行ってしまう。いやもう、何がしたいんだ純!?
憧れの坂入先輩と授かり婚した後輩(安藤ニコ)もそれ自体は問題ないと思うが、純におめでたを気づかれるや否や「遠距離恋愛だから、たまに会えると歯止めがきかなくて……避妊なんて考える余裕もないっていうか」みたいな話を嬉しそうにし始めて引いてしまった。
いや、いくら遠距離でも避妊くらいできるだろう……遠距離のせいにしないでほしい。ていうかそういう話を職場の人にする? 結果「きちんとデザインの意図を言えてて向いている」みたいな流れになっていたけど、職人さん相手にいきなり自分語り始めるところもちょっと引いてしまった。
俳優陣の演技力は素晴らしいだけに、主人公たちの発言や行動が極端すぎて何だか残念。次回以降、盛り返してくれることを期待したい。
挿入曲「わたし」はどんな状況で聴いても素晴らしい。
純の行動は謎だったが、響子(西野七瀬)の孤独が垣間見えたのはよかった。夫とは仲はいいが、同窓会のためにした仮装を見て「若作りすごいな」みたいなことを言ってくる。
いや、まだ27歳だし普通にめちゃくちゃ似合ってて可愛いのだが……?? 恭子にもやりたいことしてほしいと言うならそういう発言もやめればいいのに。響子とシェフの要(藤木直人)との今後も気になる。
何だかんだ、純と柊磨が本格的に恋に落ちるようなのは楽しみである。
来週は共感ポイントがもっとありますように!
※この記事は「恋なんて、本気でやってどうするの?」の各話を1つにまとめたものです。
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