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2022年06月02日

<恋なんて、本気でやってどうするの?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<恋なんて、本気でやってどうするの?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

>>>「恋なんて、本気でやってどうするの?」第7話の予告をYouTubeで見る

ギャンブル依存症で施設に入っていた柊磨(松村北斗)の母・真弓が施設を抜け出し、柊磨の元へやって来る。本人の強い希望で、しばらく柊磨の家で同居することになるが、奔放なキャラクターの奥に潜む息子への底知れぬ愛と自分に対する強い敵意を感じた純(広瀬アリス)は、不安を覚える。
 
一方、響子(西野七瀬)は週に1回、『サリュー』の厨房(ちゅうぼう)で要(藤木直人)から料理を教わっていた。たとえ恋人にはなれなくても、2人の時間にささやかな幸せを感じていた響子。しかしその矢先、要の過去がネットニュースで取り上げられ、何も知らなかった純やアリサ(飯豊まりえ)はぼうぜん。店のオーナーである柊磨の父・次郎は、もはや店の存続は困難だと考えすぐに閉店すると宣言。しかし、何としても店を残したい柊磨は次郎にある提案を持ちかける------。
 
案の定、『サリュー』は“前科者のシェフがいる店”というレッテルを貼られ、客足が遠のいてしまう。責任を感じた要は、店がつぶれる前に辞めると言い出すが、なんとか打開策を模索していた純が、イチかバチかのある作戦を思いついて…。

第7話のレビュー

要(藤木直人)の過去がネットに書き込まれているのを知った純(広瀬アリス)・響子(西野七瀬)・アリサ(飯豊まりえ)。そのせいで店の客はぐっと減っていた(前回はオペレーションにより行列だったのに差が激しいな)。純は柊磨(松村北斗)のところへ行き突然「何で言わなかったのよ!」とキレる。だからなんでだよ。

「店のことだし要さんのプライベートなことでもあるし……」と柊磨の言っていることは至極まともだし、彼が人に頼れないタイプなことは知っているはずだ。だが純は「柊磨のことでもあるでしょ!!」とキレている。そして「何すればいい? 助けるから」と言い出す。仕事のこと、そう軽々しく助けられると思ってるのもどうなんだろう。

ただここで「怒ってるね~」と優しく声をかける柊磨はとてもよかった。

会社で職人さんが生産が追い付かないというのに「土日に稼働しても無理ですか」と言ってるし、自分ならまだしも人の休日稼働をサラッと提案するな……!

さらには、社長がインタビューされているのを見て「要さんを取材してもらいましょう。要さんの数奇な人生を公表するんです」「今のお店は最悪な状況です。失うものはないんです」と言い出す。何言ってんだこいつ。浅はかすぎる。

事業で失敗したのと自ら犯罪を行ったのはかなり違うと思うんだが……そしてそんな取材をしたがる媒体、あるのか? 純の情緒不安定さは知っているはずなのに毎週びっくりさせられる。わかっていても新鮮な驚きをくれているのは、ある意味すごい。

だがこれはドラマ。取材陣が訪れ、要・柊磨・克巳に「イケメン3人組ですね~」などと声をかけて和やかに進む。茶番……!

あと「うちの食器提供しますから」とも言っていた。もちろん有名な食器メーカーなのだろうけど、それを社員の一存で決められるのか。食器を使ったからといって、客足が望めるのか……なんならミステリードラマよりも謎が深まる。最終回までに謎が全て解けるといいのだが。

一方、柊磨は父に「この店を買い取らせてくれないか」「売上あげてお金は払う」と言い出す。かかるお金がかなり高額だが、本当に大丈夫なのだろうか。

そんなこんなで6人で力を合わせ、リニューアルした店は大盛況。お客さんは「シェフを呼んでくださる?」と要を呼び出す。なんというイージーゲーム。

専業主婦の響子はともかく、純とアリサの本職はどうなってるのか心配になってしまう。克巳にいたってはこのつぶれるかもしれない店のためにバイトを辞めてしまったらしい。本当にいいのかそれで。

また前回現れた柊磨の母・真弓(斉藤由貴)は、ギャンブル依存症で入っていた施設を抜け出してきたらしい。しばらくここにいたいと柊磨の家に住むことに。真弓への優しい対応を見ていると、柊磨の女性への接し方はここで身についたたのか……と妙に納得してしまった。苦労してきたんだなぁ。

「店のお金は使わない」「店の酒は飲まない」ことを約束させていて、そういったことまでしていたお母さんなのだなということもわかる。

柊磨が真弓にみんなはお母さんとは全然違う! と他の人たちを褒めるシーンで最後に純のターンになり放った「純がいないとなんにも回らない」は、今回のベスト(ワースト)オブ理解に苦しむで賞だった。ごめん、どのへんが???

真面目にわからないし、今まで要と柊磨でまわっていた店は何だったのか謎だし、これから経営していこうというのにそれでいいのか柊磨……と思ったが、まあうまくいったのはよかった。

真弓とオーナーが鉢合わせしオーナーが「あいつはお前のせいで思い通りにいかない人生だったんだから邪魔するな」と言っていたが、ギャンブル依存症の母親のところに子どもだった柊磨を置いてきたのもどうかと思うしどっちもどっち。柊磨はこの二人に振り回されて苦労してきたのだな。

純の髪飾りを嘘ついて捨てた真弓も、自分が壊したブレスレットを見つけ「熱したらくっつくかな?」 と言い出す純(まず謝らないのか)もまわりを振り回すタイプ。柊磨が幸せになるにはやはり純じゃないほうがいいような気がしてしまった。

克巳のためにパパ活相手と別れようとしたアリサだが、俺のこと財布として使っていいから! とすがられる。その様子を撮るシャッター音がし、嫌な予感がしていたが、「妻がアリサを訴えて慰謝料を請求すると言っている」という連絡がくる。これはヤバいのではなかろうか……。

また、要のインタビュー記事を一人じっと眺めていたのはなんとノリノリノリカ……じゃなくて藤原紀香だった。一体どんな関係が……?



※この記事は「恋なんて、本気でやってどうするの?」の各話を1つにまとめたものです。

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