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2022年07月26日

<オールドルーキー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<オールドルーキー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第9話ストーリー&レビュー

第9話のストーリー

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新町(綾野剛)が担当する水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太)が、ドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡された。
本人は潔白を主張しているが、処分を覆すのは現実的には難しい。しかも、麻生の年齢を考えると4年間の資格停止は引退を意味するもので、到底受け入れ難い。
そんな中、トップスイマーのドーピングスキャンダルは瞬く間に日本中に広がり、ビクトリーにも大きく影響してくる。
高柳(反町隆史)は、早々に麻生の契約解除を決断するが、新町はそれに反発。
そして、高柳に内緒で、麻生を助けるために行動を起こすーー。

高柳はそんな新町の行動に憤りを感じ・・・。

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第9話のレビュー

ビクトリーはじまって以来、所属選手がドーピング違反で資格停止を言い渡されてしまった。
新町(綾野剛)や塔子(芳根京子)ら社員も驚き、当の本人である水泳選手の麻生(渡辺翔太)は、身に覚えがないことに動揺を隠せない。
結局、麻生は4年の資格停止。
これは強制引退を意味していた。
「君は1人じゃない、僕がいるから」と少々無責任な形で麻生の肩を持つ新町。
何やら嫌な予感……。

ビクトリーの社長、高柳(反町隆史)は麻生と契約を切ると言う。
「ドーピングは犯罪のようなものだ。犯罪者をかばい続ければビクトリーのイメージは悪くなる」と、高柳も会社を守るのに必死。
秘書のかほり(岡崎紗絵)は高柳から新町の動きを逐一報告するよう言われ迷う。

肩を落とす麻生を必死で守ろうとする新町。
検査を受けた日から1か月前までの食事の中にもしかしたら禁止薬物が入っていたかもしれない、と考えた新町は、すべての食事を調べるために外食先まで出向き必死に調べている。

スパイのような動きをしなければいけないかほりは、葛飾(高橋克実)に相談。
高柳の昔を知っている葛飾は「新町君はまるで昔の社長のようだ」とつぶやく。
要するに似た物同志というわけだ。
だから高柳は新町を救いもするし、新町が暴走している姿を見るとヒヤヒヤするのだろう。



「たった一人のアスリートのために他のアスリートを潰すつもりか?」と高柳が言えば、
「たった一人のアスリートを守れなくてどうするんですかっ!!」という新町。
会社を守りたい高柳と目の前のアスリートを守りたい新町。
どちらの言い分も正しいが、ここは立場を考えれば高柳が正しいのではないだろうか。

さらに新町は就業時間中にも関わらず、塔子ら仲間を巻き込みながら麻生がこれまでに摂った食事の成分を調べる。
おいおい、他の仕事はどうなっているんだ?
もしかして経費はすべて会社持ちじゃないだろうね?

「麻生君、諦めちゃだめだ!」と言い続ける新町。
その前向きさも麻生を苦しめていないだろうか……。

結局、塔子がドーピング違反について詳しい弁護士の先生をみつけ、これまで飲んでいたサプリメントをアメリカの調査機関で検査することに。
世界スポーツ仲裁裁判所は新町らの主張を認め、4年の資格停止が4か月の資格停止に。
麻生は無罪に近い形になった。

しかし、高柳の怒りは収まらない。
ビクトリーの名前に傷が付いた上に
麻生が服用していたサプリメントを検査機関に出した費用…200万
世界スポーツ仲裁裁判所への申し立て金…300万
そのほかに弁護士や通訳費用は会社が負担しているという。
「これはハッピーエンドではない」という高柳の言葉を重く受け止めたかと思っていたが、なんと新町は独断で麻生の記者会見をおこなった。

新町よ、麻生に協力したければ就業時間外に、費用がかかるのであればクラウドファンディングなどで集める等ちょっと考えようよ!
周りの人もアドバイスしてあげて~って思いつつもそれも後の祭り……。

会見が終わったあとに高柳からの電話を受け取った新町。
開口一番、高柳が言った言葉は

「君はクビだ。ビクトリーを解雇する」

そりゃそうだ。

早くも次回、最終回。
新町のセカンドキャリアはいったいどうなるのか?
最後までしっかり見届けようと思う。



※この記事は「オールドルーキー」の各話を1つにまとめたものです。

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