<オールドルーキー>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第5話ストーリー&レビュー
第5話のストーリー
>>>「オールドルーキー」の画像をすべて見る城(中川大志)は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)にスター性を感じ、「ビクトリー」にスカウトする。
城にとって初めてのスカウト。さらに、新町(綾野剛)とも初タッグを組むことになり、気合いが入っていた。
しかし、三咲は極度の人見知り。たくさんの人にフェンシングを知ってもらいたい気持ちはあるが、そのためにテレビに出演したり、グラビアの撮影をするのは嫌だと言い、新町たちは思うようにマネージメントができずにいた。
そんな中、ある化粧品会社から、三咲を新商品のイメージキャラクターに起用したいと申し出がある。
願ってもないチャンスだ。高柳社長(反町隆史)も新町や城とともに打ち合わせに参加するが、CMの絵コンテを見た三咲は撮影を頑なに拒否し・・・。
同じ頃、新町はサッカー日本代表候補で人気Jリーガーの伊垣尚人(神尾楓珠)からとある連絡を受けていた。
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第5話のレビュー
毎回終わるごとに、平穏な気持ちになる日曜劇場「オールドルーキー」。主題歌を歌うKing Gnuのさわやかな新曲「雨燦々」の効果も絶大だが、ここまで悪者が登場しない展開が筆者をそう思わせるのかもしれない。
初回こそ、主人公の新町(綾野剛)のビッグマウスにイラっとしたが、今では仕事相手の現役選手から慕われ、ビクトリーの社員からも注目されはじめている。
社長の高柳(反町隆史)は曲者では? とにらんではいるが、新町の妻の果奈子(榮倉奈々)にドン引くほどデレデレ。社員の妻とのツーショットをPCの壁紙にする様子を見ると、憎めない人のようだ。
唯一、同僚の梅屋敷(増田貴久)は少々攻撃的だが、なんだかんだ言って仲間の輪に入ってワイワイやっているところはかわいい。
そう、このドラマは憎たらしい人が誰もいないため、穏やかな気持ちのまま月曜の朝を迎えることができるのだ。
第5話もストーリーとしてはありがちな展開であったが、無名のフェンシング選手を支える新町と城(中川大志)の奮闘にほっこりした。
この無名のフェンシング選手、三咲麻有を演じた當真あみにも大きな注目が集まっている。
「カルピスウォーター」(アサヒ飲料)のCMにも出演している、沖縄県出身の15歳。
広瀬すずや新垣結衣の10代のころとも重なる聡明な雰囲気を持っている。
ドラマの中でも三咲麻有にスター性を感じた城がスカウトしたという内容だったが、當真自身のスター性も半端なさそう。
第5話には神尾楓珠も人気Jリーガー、伊垣尚人役で登場した。
担当してもらっていたエージェントに騙されたという伊垣。切羽詰まった表情で新町に助けを求めていた。
こちらの話はあっさり終わってしまったからこそ、6話以降の「神尾再登場」が期待できそう。
これまでスポーツマネージメントに焦点を当てたドラマがなかっただけに、ビクトリーの社員たちが奮闘する姿は斬新だ。そして登場人物全員を単純に応援したくなる。
自分のことしか考えていなかった新町も、回を追うごとに相手の考えに寄り添い、成長していく。
個人的には妻の果奈子のインスタがバズったからお弁当の本を出すという単純なくだりに、いささかため息がでる。
しかも、出版されてもいない段階で新町もペラペラと周りに自慢しちゃって……。
こういうところはまだまだお子様だ。
果奈子の妹役、留美を務める生田絵梨花の城への積極的なアプローチもファンを驚かせている。
こちらも次週以降、注目を集めそう。
早くもドラマは来週から第6話、後半戦に突入する。
新町の成長とともに、新たなスポーツ選手が切磋琢磨する姿を家族みんなで応援したい。
※この記事は「オールドルーキー」の各話を1つにまとめたものです。
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