国内ドラマ

REGULAR

2022年11月04日

<親愛なる僕へ殺意をこめて>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<親愛なる僕へ殺意をこめて>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める“水10”ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」が、 2022年10月5日(水)22時よりスタート。

連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生エイジ(山田涼介)。ある日、自分は二重人格者ではないかと疑うような出来事が起こり——。共演は、川栄李奈、門脇 麦、尾上松也、早乙女太一、遠藤憲一ら。

「CINEMAS+」では毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

▶︎「親愛なる僕へ殺意をこめて」の画像をすべて見る

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・最終話ストーリー&レビュー

・「親愛なる僕へ殺意をこめて」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

>>>「親愛なる僕へ殺意をこめて」第1話の予告をYouTubeで見る

浦島エイジ(山田涼介)は明京大学の2年生。「人生楽しんだもの勝ち。楽しければそれでいい」とお気楽な大学生活を送っているエイジだったが、実は仲間たちにもひた隠しにしてきた秘密があった。15年前に日本中を震撼させた連続殺人事件――通称『LL事件』の容疑者が、エイジの実の父親・八野衣真(早乙女太一)だったのだ。警察に追われた八野衣は、自ら火を放って自殺したが、「また殺す……LL」という謎のメッセージを残していた。
事件後、エイジは、八野衣の保護司だった浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)夫妻に引き取られ、息子同様に育てられた。少年時代はひどいイジメや嫌がらせに遭いながら生きてきたエイジにとって、唯一のやすらぎとなっていたのは、同じ大学に通う恋人・雪村京花(門脇麦)の存在だった。
ある日、何者かに惨殺された畑葉子という女性の遺体が河川敷で発見される。その殺害方法は、LL事件と酷似した残酷なものだった。かつてLL事件の捜査に当たった警視庁の管理官・猿渡敬三(髙嶋政宏)は、部下の桃井薫(桜井ユキ)らに捜査を指示する。
朝、自宅アパートで目を覚ましたエイジは、足を滑らせた拍子に押し入れのふすまにぶつかる。すると、押し入れの天袋から1万円札が落ちてくる。天袋を開けてみると、そこにはバッグに入った大量の札束と、1台のスマートフォンがあった。不審に思いつつ大学へ向かったエイジは、知らない間に3日間も寝込んでいたことを知る。その間、エイジは、京花や友人たちにSNSで連絡を取っていたが、まったく覚えていなかった。記憶がない10月19日から21日までの3日間――それは、葉子が失踪した日から、遺体で発見されるまでの期間でもあった。訪ねてきた桃井からその話を聞かされ、動揺するエイジ。桃井は「畑葉子は、お前の彼女だよな?」と、エイジが喫茶店で葉子と会っていた19日の映像を見せながらそう問いかけ……。
そんな中、エイジの元に、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)から連絡が入る。サイは、葉子やその友人だったナミ(川栄李奈)が働いているデートクラブ『アリス』を運営していて……。

第1話のレビュー

累計120万部を突破したミステリー作品を原作にしたドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の放送がスタートした。

主演を務めるのは、Hey! Say! JUMPの山田涼介。
脇を固める出演者も魅力的な顔ぶれとあって、今クールで期待値は高い。
漫画が原作の作品を9話で収めるというから、構成やストーリー展開も気になるところだ。

今回もミステリー、オカルト好きなcinemasPLUSライター、駒子が「殺意」ではなく、「愛」をこめてお送りする。
ちなみに筆者は、原作を読んでいないことを先にお伝えしておこう。

まず第1話を見終わった感想は、主演の山田涼介の演技にただただ感動。
表情だけでここまで語れるとは!
これまで山田の演技力には定評があったが、今更ながら驚いてしまった。
あんなにきれいな顔立ちにもかかわらず、ちょっと頼りない主人公エイジの苦悩や戸惑いを見事に演じていた。
とくに後半の泣きの演技は圧巻。
多くの視聴者も涙を流したのではないだろうか。

次に意外にもグロ描写が多くてびっくりした。
筆者は、つい最近まで放送されていた佐藤勝利主演の『赤いナースコール』(テレビ東京系)を楽しみに観ていた一人。生々しい拷問的な描写には慣れっこだが、本作は22時代のドラマにしてはかなり攻めているように思う。
絶望感、せつなさ、救いようのない悲しみ……心理的にも辛いが、1話を観終わった時点で「続きが観たい!」と強く思える作りになっている。

15年前に発生した連続殺人事件の犯人、殺人鬼・LL(早乙女太一)の事件と、二重人格で悩むエイジの物語はどう交差していくのか。
今後はサイ役の尾上松也、ナミ役の川栄李奈、また桜井ユキ扮するLL事件を捜査した刑事の桃井が、エイジとどう絡んでいくのかも注目したい。

目の離せないドラマのスタートに若干、興奮している。

※この記事は「親愛なる僕へ殺意をこめて」の各話を1つにまとめたものです。

→元記事はこちら

→目次へ戻る


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

(C)フジテレビ

RANKING

SPONSORD

PICK UP!