<親愛なる僕へ殺意をこめて>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
>>>「親愛なる僕へ殺意をこめて」第6話予告をYouTubeで見る浦島エイジ(山田涼介)は、雪村京花(門脇麦)を刺した容疑者として警察から追われる。京花は、病院に搬送されたものの意識不明の状態だった。エイジは、ナミ(川栄李奈)に助けを求め、彼女の車でとある廃校に向かう。だが、ナミが一緒にいたのはエイジではなく、エイジのもうひとりの人格“B一”だった。そこでB一は、ナミに衝撃な事実を告げる。「後から生まれた人格は俺じゃない。浦島エイジは15年前に俺が生み出した別人格なんだよ」と――。
エイジの両親、浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)は、テレビのニュースで京花の事件を知る。心配した亀一はエイジに連絡を取ろうとするが電話はつながらなかった。
B一は、15年前のLL事件後に世間から受けた仕打ちや母の死などで苦痛を味わった挙句、ついに感情が爆発し、意識を失って倒れたことをナミに話す。そのときに生まれたもうひとつの人格がエイジであり、彼は自分に代わって苦痛を受けるためだけに生まれた存在だと言うのだ。話し終えたB一は、椅子に縛り付けたナミを残して、その場から立ち去ろうとした。そんなB一に畑葉子(浅川梨奈)のことを切り出し、「本当はあなたが葉子を殺したんでしょ?だって、あのLLの息子なんだから」と言い放つナミ。するとB一は激高し、「父さんはLLじゃない。真犯人は他にいる」と返し……。
第6話のレビュー
バラバラになっていたピースがまとまり出した第6話。今回、エイジ(山田涼介)は現れず、B一(同)の過去や現在の心情、15年前に何があったのかがわかった。
前回、何者かに刺された京花(門脇麦)。
入院先にB一が会いにいくと、
「私を刺したのはB一君が探している人だよ。LL……」と告白。
それはLLが現在も存在していることと、B一の父、八野衣(早乙女太一)がLLではなかったことを意味した。
だが、誰がLLかは教えてくれない京花。
さらにはナースコールを押し、不気味な高笑い……。
B一はその場を立ち去るしかなかった。
門脇麦の悪女役は良い意味でムカムカする。
自分がLLに刺されてもなおLLを崇拝している姿、B一にナイフを突きつけられてもひるまない姿にかっこよさも感じる。
そして、山田涼介の鬼気迫る演技にもゾクゾクした。
自分の父親は殺人鬼なんかではないと信じ突き進む姿は、門脇とはまた違うかっこよさがあった。
物語に戻ろう――。
15年前のLL事件の担当だった刑事の薫(桜井ユキ)は、当時の捜査に疑問を抱いていた。
B一とナミ(川栄李奈)の会話を聞いていた薫は個別に事件解決へ動こうとしている様子。
どうやら薫は警察内部に何らかの疑いを抱いているようで、もしかしたらB一とエイジの強い味方になるかも?
次回の予告を見ると警部の猿渡(髙嶋政宏)に銃を向けるB一(エイジ)の姿が……。
っということは、猿渡がLLなのか?
残り3話。
原作を読みたい衝動にかられるが、まだ我慢だ。
※この記事は「親愛なる僕へ殺意をこめて」の各話を1つにまとめたものです。
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