<親愛なる僕へ殺意をこめて>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第5話ストーリー&レビュー
第5話のストーリー
>>>「親愛なる僕へ殺意をこめて」5話の予告をYouTubeで見る浦島エイジ(山田涼介)は、恋人・雪村京花(門脇麦)の過去を知り、彼女の心の闇に触れる。かつて京花に救われた時のように、今度は自分が彼女を救いたいと願うエイジ。その思いを受け止めた京花は、今まで誰にも言えなかった過去と、誰が畑葉子(浅川梨奈)を殺したのかを教える、とエイジに告げる。
一方、警察署を訪れたナミ(川栄李奈)は、葉子の事件を追う刑事の桃井薫(桜井ユキ)に、帝東大学教育学部教授・白菱正人(佐野史郎)の証言は嘘かもしれないと話す。白菱は、葉子が半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に連れ去られたと証言していた。だが、サイはエイジに、葉子は黒のミニバンに乗って逃げたと明かしていたのだ。ナミは、白菱の自宅に停まっていた黒のミニバンの写真を桃井に見せ……。
同じころ、エイジは、京花に連れられて、古い集合団地を訪れる。黙って京花の後をついていき「C-302号室」に入るエイジたち。そこは、かつて京花が家族と暮らしていた部屋だった。そこで京花は、衝撃的な事実をエイジに告げる――。
第5話のレビュー
「エイジ君にぜひ見てほしい場所があるの。そこで話すね。今まで誰にも言えなかった私の過去——。それから畑葉子さんの事件のことも……。」京花(門脇麦)の口から葉子(浅川梨奈)の名前が出た。
そのことに驚くエイジ(山田涼介)だったが、京花のいう“見てほしい場所”へついていくことに。
そこは、京花が幼い頃に育った団地だった。
京花は実の親から壮絶な虐待を受けて育ち、自分で自分の首を絞め、壁に頭を打ち付けて死のうとしたが、死ねなかったと告白した。
その話を黙って聞くエイジ。
壮絶な京花の告白には同情しかなかった。
今は自分のことを可愛がってくれる養父母がいて、何不自由なく暮らしている。
さらに、エイジという相思相愛の相手もできた。
過去の辛い記憶は一生消せないとは思う。
けれど、これから迎える未来は明るいに違いない。
京花には絶対に幸せになってもらいたい!
――と、思った矢先……。
京花の告白は続いた。
「私の前にある日、白馬の王子様が現れたんだ!それはね、エイジ君……」
そこで満面の笑みを浮かべ、照れるエイジ。
「エイジ君…の、お父さん!」
へ?
「エイジ君のお父さんのLLがね、私のお姉ちゃんを殺してくれたのっ!!!」
そう、嬉しそうに話す京花。
えーっと、ええええええ!!!!
「ごめん、言ってる意味がぜんぜんわからないんだけど!」
エイジが視聴者の声を代弁。
うん、うん、著者にもわけがわからない。
京花の話を要約すると、京花の姉は優等生であったものの家族に内緒で売春をしており、LLに殺されたらしい。
そのことにショックを受けた母親は自殺。
家族崩壊の末、京花は施設に保護されたという。
さらに京花の実父は白菱(佐野史郎)だった。
その白菱もその部屋にいた。
しかし、すでに息絶えた状態で押し入れから登場!
想像もしていなかった展開にただただ驚いた第5話。
B一の言う通り、エイジはB一が作った人格なのか?
LL事件の真相は?
まだまだ謎だらけだ。
一つ言えることは、山田涼介と門脇麦の若い演者の演技が素晴らしいこと。
2人が豹変する場面は背筋が凍った。
全9話の同ドラマ。
すでに折り返しているが、結末がまったく予想できない。
エイジの父役の遠藤憲一がどうしても気になる。
後半戦、遠藤の出番が多くなるような気がするのは、筆者だけではないはず――。
※この記事は「親愛なる僕へ殺意をこめて」の各話を1つにまとめたものです。
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