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2023年05月28日

<日曜の夜ぐらいは…>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<日曜の夜ぐらいは…>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

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カフェの名前は「サンデイズ」に決定する。物件も見つかり、興奮と不安を抑えきれない岸田サチ(清野菜名)、野田翔子(岸井ゆきの)、樋口若葉(生見愛瑠)、そして市川みね(岡山天音)の4人は、「警備活動」と称し、入れ替わり立ち替わり予定地を訪問。うれしはずかしそうに情報交換する娘や孫の姿を、邦子(和久井映見)と富士子(宮本信子)は愛おしく見守る。
そんな中、サチは、当せんくじを買った宝くじ売り場へのお礼参りが済んでいないことを思い出す。3人は富士子の軽自動車を借り、翔子の運転で一路、バスツアーで立ち寄ったサービスエリアへ。無事に猫田(椿鬼奴)との再会をはたすが…。

住田賢太(川村壱馬/THE RAMPAGE)のコンサルタントのおかげで、カフェ開業への道は順調に進む。その一方で、積み残していた難題やしがらみに、一人ひとりが向き合わなければならない時がくる。翔子は遺産相続問題で兄の敬一郎(時任勇気)と対峙。サチはバイト先のトラブル処理で田所(橋本じゅん)に協力を求められる。そして、若葉の知らないところで、母親のまどか(矢田亜希子)が動き始め…!

第7話のレビュー


宝くじで当選した3000万を元手に共同経営のカフェ「サンデイズ」のオープンに向けて走り出したサチ(清野菜名)、翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)。経理担当のみね(岡山天音)とコンサルタントの賢太(川村壱馬)という心強い仲間を手に入れ、理想的な物件も見つかった。

ここまでは全てが順調。少々うがった見方をすれば上手く行き過ぎていると言えなくもない。そこに、それぞれが向き合わねばならない“現実”が訪れた「日曜の夜ぐらいは...」第7話。だけど今は心を預けられる場所がある。そのありがたみを、感じざるを得ないエピソードだった。

物件が決まったことでようやくカフェ開業の実感が湧いてきたサチたちは浮き足立つ。震度2の地震がきただけで自分たちの大事な夢の場所が壊れていないか心配になり、居てもたってもいられず様子を見に行く……そんな3人の姿が微笑ましくて仕方ない。

邦子(和久井映見)や富士子(宮本信子)も私たち視聴者と同じ気持ちのようで、ちょっと遅れてきた青春を謳歌する彼女たちを愛おしく見守るのだった。


ただ、なにもサチたちは冷静さを失っているわけじゃない。泣いたり笑ったりと忙しいくらいに感情が動く日々の喜びを感じつつも、どこかで結局それをもたらしてくれたのはお金なのかという虚しさもある。でも一人で3000万を手にしたところで今みたいな幸せを感じることができたか、といえばきっとそうではないだろう。

全てはあの日、バスツアーでの出会いがあったからこそ。接客業に就くにあたって男性への恐怖を克服しようとする若葉に、「無理に克服しようとしなくていい。私たちが守るから」と語りかけるサチと翔子。そういう存在に出会えたからこそ、3人は幸せへの足がかりを掴むことができたのだ。

遺産相続問題について兄の敬一郎(時任勇気)と話し合うことになった翔子もそう。翔子は相続を放棄する代わりに、自分がタトゥーを入れたことで心のバランスを壊してしまった母親に謝りたいと敬一郎にお願いするも拒否されてしまう。

翔子が家を出て行った後、母親を必死で支えてきた敬一郎も敬一郎で様々な苦労があったのだろう。それでも再構築の機会さえ与えてもらえない翔子の孤独はいかばかりか。彼女に今、ありのままでいられる場所があること。それは何よりの救いである。


ただ、なにもサチたちは冷静さを失っているわけじゃない。泣いたり笑ったりと忙しいくらいに感情が動く日々の喜びを感じつつも、どこかで結局それをもたらしてくれたのはお金なのかという虚しさもある。でも一人で3000万を手にしたところで今みたいな幸せを感じることができたか、といえばきっとそうではないだろう。

全てはあの日、バスツアーでの出会いがあったからこそ。接客業に就くにあたって男性への恐怖を克服しようとする若葉に、「無理に克服しようとしなくていい。私たちが守るから」と語りかけるサチと翔子。そういう存在に出会えたからこそ、3人は幸せへの足がかりを掴むことができたのだ。

遺産相続問題について兄の敬一郎(時任勇気)と話し合うことになった翔子もそう。翔子は相続を放棄する代わりに、自分がタトゥーを入れたことで心のバランスを壊してしまった母親に謝りたいと敬一郎にお願いするも拒否されてしまう。

翔子が家を出て行った後、母親を必死で支えてきた敬一郎も敬一郎で様々な苦労があったのだろう。それでも再構築の機会さえ与えてもらえない翔子の孤独はいかばかりか。彼女に今、ありのままでいられる場所があること。それは何よりの救いである。


※この記事は「日曜の夜ぐらいは…」の各話を1つにまとめたものです。

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