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2021年03月19日

「にじいろカルテ」全9話のあらすじ&感想|高畑充希、井浦新、北村匠海の最強トリオが演じきった最強のドラマだった(涙)

「にじいろカルテ」全9話のあらすじ&感想|高畑充希、井浦新、北村匠海の最強トリオが演じきった最強のドラマだった(涙)


第2話あらすじ&感想

第2話あらすじ



「わたし、嘘をついていましたー。」
ついに秘密を告白した内科医・真空(高畑充希)だが、“医者で患者、最強じゃん?”という
温かい言葉と共に、改めて、虹ノ村診療所での日々がスタートする。

翌朝、虹ノ村診療所には衝撃の大行列がズラリ!?待望の内科医の登場に、お年寄りたちは大はしゃぎ。孫についての悩みや、畑で獲れた冬瓜のプレゼントなど、診察に関係ないことまで、熱心にじっくり向き合い、寄り添う真空。往診先で出会った一人暮らしのおばあちゃん、佐和子(水野久美)からも、スマホを買ったが話す相手がいないと相談され「いつでも話し相手になる」と申し出てしまい、さっそくかかってきた電話にも丁寧に対応する始末。

期待に応えたい、と張り切る真空だが、その要領の悪さに、患者の待ち時間は増える一方…朔(井浦新)と太陽(北村匠海)の心配は募って行く。

連日の診療所の大行列に、真空自身の体調も密かに悪化してゆくが、仲間に頼ることができずにいる真空。そんなある日、ある患者の“優しい嘘”を見逃してしまう…!

まさかの診断ミス、救えるはずの命が危機に…!?
人の絆を大切にしたいだけ。なのに仲間を想う心はすれ違う――。
果たして、3人は消えゆく命を救い、チームになることができるのか…?

第2話感想

今クールドラマは、主人公が入れ替わったり、過去にタイムスリップしたり、まさかのゾンンビ出現と目まぐるしい展開のドラマが多いなか、「にじいろカルテ」は、脚本家の岡田惠和が紡ぐヒューマンドラマだ。

「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 」でおなじみのテレビ朝日の医療系ドラマとしても注目が集まっている。

とはいえ、こちらは「私、失敗しないので」とは真逆の「すみません、すみません」と謝ってばかりの女医、紅野真空(高畑充希)が主人公。
第一回の放送では、大病院で忙しく働いていた真空に病が見つかり、働く場を失うところからスタートした。ひょんなことから虹ノ村役場の職員、霧ケ谷桂(光石研)と出会い、虹ノ村診療所で内科医として新生活をスタートさせるといった内容であった。

自分の病に怯えながらも、村人からの大歓迎を受け、虹ノ村で働くことを決めた真空はきっと最終話ギリギリまで病気のことは伏せるんだろうなと思っていた。

ところが、ところがである。

第一話終了間近で「私、嘘をついていました。ごめんなさい」とあっさり病を抱えていることを村人たちに涙ながらに告白。このまさかの展開には少々、面食らってしまった。

同僚の外科医、浅黄朔(井浦新)の「医者で患者、最強じゃん」のファインプレー発言に村人も「そうだ、そうだ」とばかりに医者の真空を励まし、村人認定。
初回、第二話と見終えて思ったことは、「こんな村なら住んでみたい」だ。

また、脇を固める村人がとにかく陽気で屈託がない。
水野美紀が演じる、世話好きな村役場の職員、緑川嵐や、その義父の緑川日出夫に泉谷しげる。にじいろ商店街の看板娘役には安達祐実、その夫は眞島秀和が演じる。

しかし、個人的には泉谷しげるの顔を村人のなかに見つけたときには違和感が走った。
と、同時に「Dr.コトーかよっ」と一人ツッコミ。なぜ、今回も似たような医療系ヒューマンドラマの村人に泉谷をキャスティングしたのか? 
私のようなドラマオタクであれば違和感を覚えたかと思う。

しかし、これまで放送されてきた医療系ドラマと今回の「にじいろカルテ」、なにが違うのかを検証しながら視聴するのも楽しいかもしれない。
(村人に歓迎されるまで時間のかかったコトー先生に対して、はじめから大人気の真空先生など)

これぞまさにヒューマンドラマと言わんばかりに回を重ねるごとに虹ノ村の住人が抱える悩みが一つずつ浮きぼりにされていく—。
その問題に真空はどのように対応していくのか? 
はたして真空の抱える病はどうなるのか?

涙あり、笑いありのヒューマンドラマ。最終話まで家族で楽しみたいと思う。

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