アニメ

REGULAR

2021年02月26日

「呪術廻戦」だけじゃない!設立10周年のアニメ制作会社「MAPPA」が世に放ってきたおすすめアニメ10選

「呪術廻戦」だけじゃない!設立10周年のアニメ制作会社「MAPPA」が世に放ってきたおすすめアニメ10選


5:原作者が唸るアニメ化『BANANA FISH』


少女漫画の不朽の名作『BANANA FISH』。連載終了から20年以上の月日を経て、2018年7月にテレビアニメが放送されました。

頭脳明晰、高い身体能力、誰もが惹きつけられる美しい容姿。そのカリスマ性から若干17歳にしてストリートギャングを束ねるボスとしてニューヨークで名を馳せていた主人公アッシュ・リンクス。アッシュは、手下が「人殺しをしない」という組織の禁忌を犯し銃撃した男から、ロケットペンダントと“ある言葉”を託されます。その言葉はイラク戦争から帰ってきてまともに言葉も交わせないアッシュの兄が繰り返しうわごとのように漏らしていた、「BANANA FISH」。アッシュはこの言葉の正体を追っていくこととなります。



この作品の魅力は、アッシュと彼が唯一心を許した奥村英二との“言葉にできない関係性”と、生死と隣り合わせのハードな世界観とのコントラスト。英二はカリスマボスであるアッシュを取材するためにカメラマンの助手としてニューヨークへやってきたのですが、その取材中に事件に巻き込まれてしまい、そのまま彼とともに行動していくこととなります。

生死と隣り合わせの世界を生きるアッシュと銃のない平和な日本で暮らしてきた英二。本来なら交わることがなかったであろう2人の少年が魂でつながる関係性は、視聴者が「守りたい」と思ってもおかしくないくらいあまりにも美しく柔らかなものでした。だからこそその関係を壊しにかかってくる、銃撃あり、暴力あり、ドラッグありの世界にハラハラさせられるのです。

なにより公式サイトに掲載されている原作者・吉田秋生氏がアニメに寄せた一撃必殺級のコメントを見ればきっと、視聴したくなると思います。

→目次へ戻る


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!