「あのときキスしておけば」第8話までのネタバレ感想:桃地と巴、切なく優しい恋の行く末
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
桜の花びらが舞い散る中、弱々しく泣くおじさん=オジ巴(井浦新)の姿を目の当たりにしてしまった桃地のぞむ(松坂桃李)。そんなオジ巴が巴(麻生久美子)と重なって見えた桃地の中に、「このおじさんの言うことを信じてみよう」という気持ちが芽生える。
ちょっといい雰囲気になり、このままキス…!?というシチュエーションをそーっと回避したのがオジ巴にバレ、思いっきり蹴りを食らいながらも、2人は仲良く銭湯へ。その頃、桃地の勤務先『スーパーゆめはな』には、巴の元夫で『週刊少年マキシマム』の副編集長・高見沢春斗(三浦翔平)が現れ、同僚の李善善(うらじぬの)らから桃地の住所を聞き出そうとしていた。
銭湯からの帰り道、『週刊少年マキシマム』を買おうとコンビニに入店した桃地。残り一冊だった『週刊少年マキシマム』を、たまたま居合わせた男子高校生に譲ってあげた桃地だったが、なんとその男子高校生はオジ巴の“外身”、田中マサオ(井浦新・2役)の息子・優太郎(窪塚愛流)だった! 桃地と仲良く連れ立って歩く父親の姿に驚がくする優太郎だったが…?
アパートに帰ってきた桃地とオジ巴を待ち構えていた高見沢。「『SEIKAの空』第113話の原稿をストレージにアップしたのはあなたですか?」という高見沢の問いに首を振る桃地。するとオジ巴は、ストレージに上げたのは自分で、『SEIKAの空』は最後まで連載する、と宣言を! しかし「私が蟹釜ジョーなの」というオジ巴の言葉に、高見沢は耳を貸そうとせず…。
その後、巴の母・妙(岸本加世子)から合鍵を借り、巴の自宅に入った高見沢は、彼女が愛用していたタブレットがなくなっていることに気づく。「巴はどこかでまだ生きているんじゃないか」――そう考えた高見沢は、編集部や上司が止めるのも聞かず、巴を見つけ出そうと決意する!
一方、『週刊少年マキシマム』上層部によって、蟹釜ジョー急逝の発表がなされ、ショックを受けるオジ巴。妙のことが心配なオジ巴から様子を見てくるよう頼まれた桃地は、ひょんなことから妙の家に上がることになってしまい…?
やがて、謎に包まれていた田中マサオの素性が明らかになる事態が…!
第3話の感想:加速する松坂桃李と井浦新のイチャイチャ!?
なんというか……濃厚。
もちろん、桃地と巴(マサオ)の話である。
一緒にお風呂に入ったり、腕を組んで歩いたり、足をひねった巴(マサオ)をおぶってあげたり。
3話まで来て、1話を見返してみると、巴ってもともと人との距離が近い。特に気を許した相手とは。それは姿がおじさんになろうとも変わらないのが巴の強さ、というか、人の目を気にしない。それにマサオの姿になってからのほうがのびのびとしていて、巴の魅力が出ているんだよなあ……。桃地がどんどん好きになっていっちゃうじゃないか。
腕を組まれてももはやまんざらではないような顔をしている。ただ、さすがに一緒にお風呂は抵抗があったようだ。自分の全裸を見られることに。恋人同士でもないのに一緒に入ることないですもんね……。
惚れた弱みなのかもはや、桃地は巴にダダをこねられたら渋々でもイエスを言うようになってしまっている。
一方で、元夫であり編集者の高見沢は、桃地が蟹釜ジョーの連載漫画のストックをストレージにアップしているのだと思い込んで、話を聞きに来る。桃地はもちろん否定、そして巴が「アップしているのは自分だ」と主張するが信じない。ですよね。
そんな高見沢が考えたのは、荼毘に付された遺体は別人のものだったのでは? アンチに怯えていたし、どこかに身を隠しているのではないか? というこちらはこちらでトンデモ推理を繰り広げる。三浦翔平に真面目な顔して言われると「そうかも……」と一瞬思ってしまうけど、ちょっと無理がある。まあ魂が別人の体に中に入ってしまうよりはありえそうだけど(そうか?)。
そして、巴側の事情ばかりが注目されていたけれど、魂が入り込まれた側の田中マサオにだっていろいろ事情はある。
桃地が働いているスーパーに巴(マサオ)は買い物に行くわけだが、もともと業者として出入りしていたわけだから、顔を知っている人がいて当然。
更に、巴が通っていたフラダンス教室の講師の夫がマサオだったという展開!
マサオの家族側からすると、突然夫がいなくなったわけだから穏やかじゃない。更にはそんな夫がケロッとして自分のフラ教室に入会したいとやってくれば面食らうのも当然だ。名前も違うものだし、性格は全く違うし、フラもうまいとくれば、妻は混乱必至。
巴の母、妙は桃地たちの言葉を信じてくれたけれど、果たしてほかの人たちは……?
それにしても、マサオの息子役の窪塚愛流さんのお顔が美しいな……。
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