「声春っ!」全10話のネタバレ感想|めいこが掴んだ声優という夢。日向坂46らしさ全開の青春ドラマが完結!
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
金閣寺炎上先生(竹中直人)からの「涙色戦記」アニメ化プロジェクト中止の発表に、がっくりと落ち込むめいこ(佐々木美玲)。そんな時、卒業制作にアニメを作ろうとしている美大生・誠実(菅井義久)と偶然出会い、声優としてアニメ制作に関わることになる。
めいこは、卒業が迫るドレミ荘メンバーたちへ、それぞれの進路へ進んで皆がバラバラになる前に、記念にこの作品に参加しようと提案する。めいこは必死に誠実を励ましながら、アニメ制作を進めようとするが・・・。
第6話の感想
めいこたちに衝撃を与えた「涙色戦記」アニメ化プロジェクト中止の発表。「涙色戦記」のアニメに声優として出演することを目標としてきためいこにとって、それは人生を狂わす大きな出来事だった。アニメ化中止を受けて放心状態になっていためいこは偶然美大生の誠実(菅井義久)と出会う。彼は卒業制作として「魔女っ娘パンピロン」というアニメを制作しようとしており、そこにめいこを始めドレミ荘のメンバーが出演することが決定する。
突然のスカウトに無闇に心を躍らせるめいこに対して、心配の表情を浮かべるあまね。ツンデレな対応も可愛らしい。ドレミ荘のグループに馴染んでいるあまねを見ていると、心がほっこりする。
絵コンテも順調に進み完成へと近づいてきたある日誠実から渡されたのキャスト一覧。そこには主役パンピロンに天童まな、その使い魔の猫に日ノ輪めいこの文字が。てっきり主役に親しい役柄だと思っていためいこはついカッとなってしまい声を荒げてしまう。普段温和なめいこなだけに、ここまで正反対のキャラに振り切れる佐々木美玲の演技にも脱帽。当事者ではない筆者ですら恐怖感を抱いてしまうほどだ。
それにしても、めいこにキレられ、泣きわめき始めた誠実のキャラクターもユニークで面白かったな。青春ドラマにつきものの恋愛展開かと思っていただけに、この展開は少々意外だった。
それからしばらくしてあまねとまながきらめきプロのジュニア所属に決定。「次はきっとめいこちゃんだよ!」とまなに後押しされるが、その後も連絡はこず落ち込むめいこ。後日納得できないめいこは玄米校長に直談判に向かうのだった。
しかし、玄米校長から告げられたのは「最近全然きらめいてないんだわ、お前」という辛辣な一言。逃げ出そうとするめいこに「いっしょに最後まで頑張ろう!」と声をかけるまなだったが、アニメ化プロジェクト中止に加え、ジュニア所属すらできず引け目を感じていためいこはまなに対してイヤミな言葉ばかりが口からこぼれ出る。
これまでめいこは感情を爆発させることはあっても、そのほとんどがポジティブなものだったから、今回は相当追い込まれていたのだろう。めいこの気持ちを思うと胸が苦しくなった。
涙ながらに訴えかける佐々木の迫真の演技には正直圧倒された。本作で涙を流す場面はほとんどないだろうと思っていたのだが、佐々木の身の入った演技に思わず涙がこぼれそうにもなった。ラストにかけての佐々木の演技に全て持っていかれた第6話だった。
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