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2021年07月01日

「声春っ!」全10話のネタバレ感想|めいこが掴んだ声優という夢。日向坂46らしさ全開の青春ドラマが完結!

「声春っ!」全10話のネタバレ感想|めいこが掴んだ声優という夢。日向坂46らしさ全開の青春ドラマが完結!

第3話あらすじ&感想

第3話あらすじ:外見と中身


草間愛理(上村ひなの)やきらめき声優学園のクラスメイト達から、次々と声をかけられるようになり、驚きつつも喜ぶめいこ(佐々木美玲)は楽しい学園生活を過ごしていた。

そんなある日、声優のアドリブ力が問われる実習で実技課題を振られる愛理。課題に取り組む愛理だったが、思いの外グダグダな対応になってしまいクラスメイトから引かれてしまうのだった。愛理は、話の整理がつかずトークが上手くいかないことで悩んでいることをドレミ荘メンバーに打ち明ける。

そこで、めいこから学ぶため、師匠と呼び、弟子入り宣言をする愛理。それに対してめいこは戸惑いながらも行動を共にすることになるが…。

第3話の感想

第3話は草間愛理(上村ひなの)が主役の回。愛理もまた上村をそのまま映したようなキャラクターで、公式サイトのプロフィールには「天使のようなかわいい少女」と書かれている。これまでは口数が少ないおっとりとした人物という印象しかなかったが、第3話ではついにどういう人物なのか明かされた。

第2話までで話し下手を克服しつつあった日ノ輪めいこ(佐々木美玲)を見て、同じく話すことに対してコンプレックスを抱いている愛理はめいこを師匠と呼び、弟子入りすることに。師匠から何かを学ぼうと肩を寄せ合い密着する2人の関係性に思わず笑みが溢れてしまいそうになる。

しばらく共に行動する2人だったが、ある時愛理は芸能プロダクションからスカウトされてしまう。その場では返事を保留にしていたが、ドレミ荘の仲間には内緒でモデルとして活動していたことが発覚。それを聞いて戸惑うめいこに愛理は「師匠なら分かってくれると思ってたのに……」と思わず感情を爆発させる。楽しいだけじゃない軋轢が生じるのも青春ドラマとしては王道の展開だ。その後、愛理が声優の夢を諦めたと勘違いして熱く力説するめいこの姿は第1話で内向的だった人物とは思えない。声優という夢、そしてドレミ荘の仲間との出会いが、めいこを成長させているのだろう。

それにしても、「DASADA」以来のドラマ出演となる上村の唯一無二の存在感につい夢中になってしまった。演技についてはまだまだこれからだろうが、彼女の持つ空気感はアイドルとして天性のもの。まだまだ奥が深そうで、回を重ねるにつれて女優として成長する姿を見るのが楽しみだ。

また今回「DASADA」とのコラボも見逃せない。最後には「DASADA」で登場した加藤史帆演じる高頭せれなが雑誌「Canteen」の表紙として登場するなど、前作とのコラボが実現しファンを唸らせた。今後どういう形かは分からないが、各作品の登場人物が共演するということもあるのだろうか。

→第3話を見る on hulu

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