<孤独のグルメ>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
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2021年7月9日より、テレビ東京金曜深夜枠で放映中の「孤独のグルメ」。
原作・久住昌之、画・谷口ジローの同名人気コミックをもとにドラマ化した本作は、松重豊演じる輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマで好評のシリーズである。
cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。
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もくじ
・第1話ストーリー&レビュー
・第2話ストーリー&レビュー
・第3話ストーリー&レビュー
・第4話ストーリー&レビュー
・第5話ストーリー&レビュー
・第6話ストーリー&レビュー
・第7話ストーリー&レビュー
・第8話ストーリー&レビュー
・第9話ストーリー&レビュー
・第10話ストーリー&レビュー
・第11話ストーリー&レビュー
・第12話ストーリー&レビュー
・「孤独のグルメ」作品情報
第1話ストーリー&レビュー
第1話のストーリー
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井之頭五郎(松重豊)は数年振りに横浜・白楽のキッチン友に訪れ空腹を満たす。満腹でボーとする中、滝山に紹介された商談相手・村井美咲(りょう)が待つ神奈川県の宮前平に向かう。商談中に突然、「滝山さんが言っていた通り」となぜか話が脱線し、村井が独身の五郎にお互いフリーだと突然アプローチをかけてくる。五郎は愛想笑いで誤魔化し、何とか商談を終える。気づけば夕方の5時になり、空腹を満たすべく店を探すことに。しかし、進んだ先がまさかの長い上り坂で、次第に暑さと空腹で息が荒くなりバテバテになる。やっとの思いで坂を登りきった五郎の目の前に現れたのは雰囲気漂う「とんかつ屋」。渡に船と入店したが五郎を新たに悩ます難問、王道のロースと目覚めのヒレが立ちはだかる…。
第1話のレビュー
大人気シリーズ「孤独のグルメ Season9」が始まった。2012年にスタートしてから9年。自他ともに認める“深夜グルメドラマの金字塔”である。
このドラマの何がすごいって、それまで若者のためのエッジな作品が多かった深夜ドラマを、中高年の男性がリラックスして観られる枠に変えてしまったところである。その後、数多くのグルメドラマ、あるいは趣味ドラマが放送されてきたが、すべて「孤独のグルメ」の成功あってのことだと言っても過言ではない。
主演はもちろん松重豊。井之頭五郎といえば、この人をおいて他にいない。58歳になっても元気いっぱい。始まる前は「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟は出来ています」と恒例の(?)ネガティブなコメントを出していたが、始まったらモリモリ食べる。
今回のお店は「とんかつ しお田」。ひれかつ御膳をガッツリ行ったかと思うと、魚介クリームコロッケと巨大な海老フライも追加でオーダー。全部ぺろっとたいらげてしまった。「孤独のグルメ」の影響で、たまにランチが1000円を超えても平気になってしまった人もいるんじゃないだろうか。ドラマの中で五郎はロースとひれを迷ってひれをチョイスするのだが、松重豊は撮影の後、どうしてもロースが食べたくなって店を訪れたそう。やっぱりまだまだ元気だ。
「孤独のグルメ」にもコロナ禍は直撃している。五郎さんもマスクをして、店に入るときはしっかり消毒。もともと一人だし、黙食だし、お酒も飲まない(飲めない)ので、コロナ禍での外食には非常に適している。そして、五郎さんはいつも通りにバクバク食べる。その姿は、苦境にある飲食店を勇気づけるかのようだ。きっと今シーズンも、いつもどおり、いやいつも以上に食べてくれるんじゃないかと期待している。
※この記事は「孤独のグルメ」の各話を1つにまとめたものです。
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