<鬼滅の刃・遊郭編>最終回までの全話の感想/解説まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話「重なる記憶」ストーリー
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堕姫との熾烈な戦いが続くなか、炭治郎は体への負担が大きい「ヒノカミ神楽」を繰り出し立ち向かう。そのころ、帯の鬼の巣に辿りついた伊之助は、帯に囚われていた人々を助け出す。救出されたまきを、須磨、善逸が加勢するなか、突如、巣の天井が破られ——現れた宇髄がその刃をふるう。
第6話「重なる記憶」レビュー
炭治郎との戦闘中、柱(宇髄)がいることを感知し姿が変わる堕姫。血管が浮き出たような感じになって怖い。元の姿が魅力的だっただけに、ちょっと残念。
と思いきや、町の人たちを殺した堕姫に怒って覚醒した炭治郎はもっと怖かった。原作でも読んでいたのだが、色がつくとよりえぐい。目が真っ赤で血の涙を流し、表情がない。額だけでなく、頬の血もあざのように見えたのは気のせいだろうか。「もういい」という言葉も怖い。
一方で、ヒノカミ神楽の攻撃は夜の遊郭に映えて美しいな、と思った。
妹・花子が現れ「呼吸して」と言い、途端に炭治郎は苦しみだす。怒りのあまり痛みを感じていなかったが、身体は限界を迎えていた。堕姫が炭治郎を殺そうとしたとき、現れたのは禰豆子だった。禰豆子、いつも炭治郎のピンチで現れるタイミングが絶妙でかっこいい……。
堕姫の攻撃や脚や胴を斬られる禰豆子、見た目には痛々しいが堕姫も驚くすごいスピードで再生。身体には葉のような模様のあざ(?)が浮き出る。こちらも覚醒したのだろうか。
炭治郎が呼吸を忘れているところでは花子が出てきて、禰豆子が覚醒したところでは武雄の回想シーンが出てきた。あざの話では父親のことを思い出していたし、竈門家を感じる回だった。亡くなってもなお炭治郎や禰豆子が困ったときに現れる家族たち、本当に絆が強い家族だったんだなと思う。
武雄の言葉が気になった。炭治郎と禰豆子は似てる、優しいけど怒ると怖い。禰豆子は子どものためにガラの悪い大人に「謝ってください」と怒ったことがあるらしい。「人のために怒る人は自分の身を顧みない所があるから、そのせいでいつか大切なものを失くしてしまいそうだから怖いよ」という言葉で締めくくられている。
炭治郎が怒っているとき、堕姫はないはずの記憶を思い出す。無惨の細胞が見せた記憶だったのだ。無惨の血が濃い鬼は、無惨の記憶も見えるのか。
宇髄は蚯蚓帯が捉えていた人を全員救出。伊之助に蚯蚓帯が逃げたことを指摘されると「うるっせええ!! 捕まってた奴ら皆助けたんだからいいだろうが」「まずは俺を崇め讃えろ 話はそれからだ」とキレ、あの伊之助をビビらせる。
善逸と伊之助、2人抱えて地上へ上がり、屋根の上をすごいスピードで「どけどけェ!! 宇髄様のお通りだ!! ワハハハ」と言いながら走っていく。うん、この人ヤバい人だ。
煉獄さんの父・槇寿郎さんからの手紙のシーンで、彼が今は正気を取り戻しており、炭治郎に非礼を詫びたり息子たちのいいところを認めたりしていてよかった。
次回のサブタイトルは「変貌」。今回すでにいろんな変貌があった気もするが、非常に気になる。
※この記事は、鬼滅の刃「遊郭編」の各話を1つにまとめたものです。
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©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable