<ムチャブリ!わたしが社長になるなんて>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第3話ストーリー&レビュー
第3話のストーリー
>>>「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」の画像をすべて見るレストラン「プチボナール」で、雛子(高畑充希)の高校時代の同窓会が開催された。6年間も恋から遠ざかっていることを友達にたしなめられた雛子は、学生時代に気になっていた同級生の加賀美(浅香航大)と連絡先を交換。久しぶりの恋のはじまりに、雛子は浮かれ気分だ。
そんな中、浅海(松田翔太)からレストランのチェーン展開に備えて準備するよう言われた雛子は、浅海と親しいコンサルタントの凛々子(優香)に相談。凛々子のアドバイスを受けて、「プチボナール」でしか食べられない目玉商品を作り出すことになる。話を聞いた大牙(志尊淳)は、話題作りのためにスイーツコンテストに出品してはどうかと提案。雛子は、パティシエ志望の萩尾(松岡広大)に新作スイーツの開発を託すことを決める。
加賀美とのデートはトントン拍子に進み、仕事と恋の両立を楽しみ始めた雛子。しかし、萩尾の新作スイーツ作りが思いがけない壁にぶち当たり…!
雛子は、膨大な仕事量と加賀美との恋愛を両立することができるのか!?
第3話のレビュー
今回のテーマは「仕事と恋の両立」。早くもチェーン展開を視野に入れ始めた「プチボナール」の準備を進めながら、見習いシェフ・萩尾(松岡広大)に新作スイーツの試作を依頼する雛子(高畑充希)。まだ見習いだから、と躊躇する彼に「バッターボックスに立たないと!」と背中を押す。
その傍ら、彼女の頭にあるテーマは「仕事と恋の両立」だった。
仕事も恋も頑張りたい。そう思っていた矢先の雛子、なんと同窓会で再会した加賀美(浅香航大)にデートに誘われる。食事を共にした二人の雰囲気は、まさに恋が始まる前のそれ。雛子自身も久々の”予感”に浮かれていた。
社長として仕事もバリバリこなしつつ、パートナーをゲットして幸せな家庭を築く。まさに、雛子が思い描く”幸せな女性”の理想図と言えるが……。事態はそう上手くは転がらない。
加賀美はいわゆる”少し重いタイプ”の男性だったのだ。
連日、仕事で多忙にしている雛子の都合も顧みずデートに誘い、付き合ってもいないうちからプレゼントに指輪を渡してくる加賀美。「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?」のメッセージ付きだ。
「いきなりあんな手紙、驚かせたよね」と彼は申し訳なさそうに雛子に伝えるが、問題はそこではない! 全視聴者がツッコんだ瞬間ではないだろうか。
たまたまデート先で浅海社長(松田翔太)と出くわした時に、彼が言っていた言葉が金言だった。
「好きだから結婚するの? それとも、結婚したいから好きになるの?」
あんなオシャレなお店でそんな風に言われたら、グッと考え込んでしまうだろう。雛子自身も、加賀美の”重さ”には耐えかねる様子だった。仕事と恋を両立したい。その思いを抑え、ひとまず仕事に集中したほうがいいのだろうか……。
雛子と加賀美は結局、付き合うまでにも至らずに距離を置くこととなった。「明日、親が来るから会ってくれ」だなんて、たとえ好きな相手から言われたとしても急展開すぎるだろう。さすがに人間性を疑ってしまう。
連日の忙しさに加え、恋愛のすったもんだで疲労を溜めていた雛子。発熱し、病院へ担ぎ込まれる騒ぎとなってしまった。冷たくあしらいながらも看病する大牙(志尊淳)の様子に、全視聴者がときめいたのではないだろうか。
浅海社長か、生意気な部下・大牙か、ライバル社の野上(笠松将)か。雛子の言葉を借りるなら、果たして誰を相手に”恋の温泉”が湧くのだろうか?
今回の終盤のシーンで、若干、浅海社長のリードが許された感覚がある。確かに、長い時間をともに過ごした彼との間には、言語化できない信頼関係が築かれていてもおかしくない。
しかし、本音でぶつかり合える大牙や、ダークホース・野上との関係性も無視できない。雛子は果たして「仕事と恋の両立」という永遠のテーマに、どう向き合っていくのだろうか?
※この記事は「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」の各話を1つにまとめたものです。
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