<ドクターホワイト>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
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ライバルであるAI診断チーム・JMAとの診断対決に勝利したものの、依然として解散の危機に立たされているCDT。万が一解散となれば院内にメンバーの居場所はなく、チーム内には不穏な空気が漂う。そんななか、夏樹(勝地涼)はJMAで心臓外科医として働く元同僚から、外科医としてまた一緒に働かないかと誘われる。
時を同じくして、白夜(浜辺美波)もJMA代表の藤島(安井順平)の自宅に招かれ、JMAへの移籍を持ちかけられる。同席した将貴(柄本佑)はその真意を聞き出そうとするが、次の瞬間、廊下に晴汝(岡崎紗絵)の悲鳴が響き渡り、駆けつけると、藤島の息子・誠(青木凰)が階段から転落し、意識を失っていた。
誠はすぐさま病院に運び込まれるが、目を覚ますと、強打した頭部ではなく、腹部の激しい痛みを訴える。到着したJMAの医師が診断を急ぐなか、CDTも診断協議を始めるが、なぜか仙道(高橋努)は姿を見せず、夏樹と西島(片桐仁)も移籍をめぐって言い争いに。
一方で、誠の症状は命に危険が及ぶまでに悪化。もはや一刻の猶予も許されないなか、CDTはチーム発足以来、最も難しい病名診断を迫られる!
第6話のレビュー
AI診断チーム・JMAとの診断対決に勝利したCDT。しかし、いまだ解散の危機があった。外科部長・真壁(小手伸也)はどうにかしてCDTと潰そうと画策する。今度は内部から崩壊させようとあれこれちょっかいをかけ始める。
脳神経外科医の仙道(高橋努)には次期・外科部長の座を、皮膚科医の夏樹(勝地涼)にはJMAから誘いをかけさせる。更に、CDTの解散=職がなくなると思った精神科医の西島(片桐仁)はほかの病院への移籍を考え始める。まだ始まったばかりのCDT、絆と言えるほど強いものはないのかもしれない。
そんな矢先、白夜(浜辺美波)もJMA代表の藤島(安井順平)から自宅に招かれ、JMAに移籍しないかと持ち掛ける。白夜、CDTのみんなことは大好きだけど、医療に関することになると夢中になってしまうのでどうなる……!?と思っていた矢先、藤島の息子の誠が階段から転落、意識を失ってしまう。
誠は強打した頭ではなく、腹部が痛いと言い出す。診断が確定しない中、CDTはまとまりを見せられず、顔を合わせれば険悪な雰囲気になる……という最悪の状態に。
JMAとしては、CDTに診断を先を越されてはかなわない。しかし、白夜も頭を悩ませる誠の病状に、なかなか診断は確定されず……。
誰がどこに移籍するかとか、誰がCDTを抜けるだとか、そういう事実は実はどうでもよくって、問題なのは「移籍(脱退)するのではないか?」という疑いのまなざし。相手のことを疑ってしまうし、疑い始めると何も信じられなくなる。敵の狙いはまさにそこで、CDTが解散さえすれば、相手がどうなろうと知ったこっちゃない、という話である。しかし、CDTのメンバーは相手の目論見はなんとなくわかりつつも、その作戦にまんまとハマッてしまう。病院に居場所がなくなるかもしれない、という危機感がそうさせるのだろう。
だからこそ、白夜の「何を企んでいようがどうでもいい」「患者の命を救いたいだけ」という一言は爽快。確かに「目の前で患者が苦しんでいるのに利権争いでゴチャゴチャ言っているんじゃないよ!」という話である。
ハッとしたCDTは再び力を合わせて誠の診断確定のために動き出す。
CDTが正しい診断を導き出せるのは、白夜に先入観がないからだろう。「そんなことはあり得ない」を考えず、「こういう可能性がある」という視点から証拠を確認していく。
先入観という点については白夜が初回から言っていることだ。でも、それが人間らしいんだよな……という気もする。
無事に誠を救えた白夜たちだったが、今回はラストに衝撃的な一言が。
「次の誕生日までは生きられない」
その言葉の真意とは?
※この記事は「ドクターホワイト」の各話を1つにまとめたものです。
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