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2022年02月14日

<ドクターホワイト>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ドクターホワイト>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー



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「次の誕生日までは生きられない」——。衝撃的な告白に言葉を失う将貴(柄本佑)に、白夜(浜辺美波)は幼い頃からの記憶をぽつりぽつりと語り始める。
 
そんな白夜のうわさは、JMAを立ち上げた経済界トップの実業家・海江田(石橋凌)の耳にも入っていた。海江田は、病院への出資を頼みにきた真壁(小手伸也)に、ある取引を持ちかける。

一方、仕事一筋で、長らく恋愛から遠のいている麻里亜(瀧本美織)は、偶然、元恋人の伊勢崎隼人(時任勇気)と再会する。交際当時は職なし、モラハラ、浮気性と最低最悪な彼氏だったが、今は起業して投資会社のCEOだという隼人。麻里亜は、自分たちの再会を運命だと喜ぶ元恋人を前に、久しぶりに胸の高鳴りを覚えるが、麻里亜に思いを寄せる将貴は気が気でなく、白夜もまた、そんな将貴の様子に、なぜか胸がざわつく。

また、体の不調を訴えて受診したものの、原因不明で各科をたらい回しにされているという隼人に対し、CDTはメンタル面の問題だと診断。隼人は西島(片桐仁)のカウンセリングを受けるため通院を始め、やがて麻里亜に「もう一度やり直したい」と告白する。しかし、話の途中で突然いら立ちをあらわにしたり、そうかと思えば、翌日にはそのことを忘れていたりと、おかしな症状が続き、ついには不整脈を起こして倒れてしまい…。

第7話のレビュー



今回は恋愛回!?
麻里亜(瀧本美織)と白夜(浜辺美波)に恋の予感が……。

元カレの伊勢崎隼人(時任勇気)と偶然、再会した麻里亜。付き合っていた当時は、無職・モラハラ・浮気性という最低な彼氏だったが、今は起業して投資会社のCEOになっていた。おまけに気遣いなど優しい一面も見せられて麻里亜の心は揺らぐ。そして麻里亜が隼人とヨリを戻すのではないかと気が気ではない将貴(柄本佑)。一番そばにいるのに、やはり恋愛対象として見られていないのか……。
おまけに、そんな将貴を見て白夜も動揺。そう、白夜は将貴に想いを寄せているのだ。

麻里亜はともかく、白夜にとっては初恋。
幼い頃から、何もない部屋でただ医療の知識だけを与えられていた。彼女は記憶を失っているのではなく、本当に何も「知らない」のだ。感情を覚えていくたびに、白夜には表情が増えていく。そこに来て芽生えた「恋愛感情」。私たちは白夜がひとりの人間になっていく過程を見ているのだということが改めてわかる。
とは言え、白夜本人は恋愛が分かっていないので、自分が病気だと思っている。ぼんやりとしており、体の異変を訴えて病院を訪れた隼人の病状にも対しても興味を示さず、上の空。

そんな白夜の恋を晴汝(岡崎紗絵)も応援。
CDTの面々では西島(片桐仁)が早々に察する。さすが精神科医! それを夏樹(勝地涼)、仙道(高橋努)、佐久間(高橋文哉)にも共有。白夜の片思いの相手は将貴だと感づいている西島に対し、夏樹たちは佐久間ではないか? と勘違い。恋を応援するが、全く違う方向にがんばることに……。でも、夏樹たちが楽しそうで何よりである。

ある意味、今回は箸休めの回。隼人の診断が確定し、恋模様にひと段落がついたところで、麻里亜の父・巌(石坂浩二)が末期のスキルス胃がんだと明らかにされる。
そして将貴は勇気(毎熊克哉)と接触。白夜を「何もない場所」から連れ出したのは勇気だった。全てを教えるように迫る将貴。しかし勇気は将貴に危険が及ぶからと二の足を踏む。唯一、白夜の正体を知る手がかりとして渡された紙きれに書かれていたのは「Rh null」という文字。希少血液という意味だが、それには一体どのような秘密があるのか。
白夜がいた施設とはなんだったのか、勇気はそこで何をしていたのかも気になる。全ての鍵はやはり勇気が握っているのか。
おまけに、実業家の海江田(石橋凌)も白夜を狙っているようで……。白夜の正体、CDTの行方、事態は混迷を極めていく。


※この記事は「ドクターホワイト」の各話を1つにまとめたものです。

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