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2022年05月24日

<俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー

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弥生ビールの新商品「夏浪漫」と人気アニメのコラボ缶のイベントを何とかやり遂げた営業1部の丸谷康介(山田涼介)と真田和泉(芳根京子)。この企画を発案した和泉のために何とかイベントを成功させようとほん走した康介に、和泉は素直な言葉で感謝を伝える。その言葉に思わず「真田さんのことが好きになっちゃった」と告白した康介に、和泉が突然キス――。

康介は「あのキスは何だったんだ!?」「告白に対する答え?」と、ひとり悶々とするのだが…?

しかし、あのキス以降、何事もなかったかのように…いやむしろ、そっけなさを増した和泉に康介は戸惑いを隠せない。それと同時に、これまでの元カノたちは康介の見た目の可愛さを好きだったことを思い出し、和泉も彼女たちと同じかもしれないと考え始める。

ということは、もし、和泉が自分を好きでいてくれたとしても、“30年後の自分”を名乗るおっさん(古田新太)に宣告された消費期限を迎えたら和泉も去って行くに違いない…。その恐ろしい可能性に焦りを覚えた康介は、せめて最後に思い出作りだけでも、と、勇気を出して和泉をデートに誘う。

そして迎えた記念すべき初デートの日――。初めて見る和泉の私服姿にドキドキしながらも、康介は考えてきたデートプランを実行。陶芸をしたり、ゴンドラに乗ったりと、2人は楽しい時間を過ごす。

そんな中、休日出勤中の一ノ瀬圭(大橋和也)から康介に電話が掛かってくる。鏑木悟(迫田孝也)の助けなしに、ひとりで得意先への提案書を提出しなければならなくなって困っていると泣きつく一ノ瀬をなんとかなだめた康介だが、その後も電話攻撃は一向に止まらず…。 

はたして康介は、図らずも”邪魔者”と化してしまった一ノ瀬の攻撃をかわして、和泉との思い出を作ることができるのか、そして和泉の本当の気持ちを聞くことができるのか―?

第6話のレビュー

前回の丸谷(山田涼介)→和泉(芳根京子)に向けた衝撃告白もさることながら、和泉→丸谷への突然のキスも物議を醸した。正直言って、筆者はまだ、どちらの衝撃からも抜け出せていない。

しかし、物語は続く。例のキスのあと、和泉は「失礼します!」と言って、そそくさと帰ってしまった。そのあとも、とくに新たな展開はなく……。ヤキモキする丸谷とともに、こちらもヤキモキしてしまう。

どういうこと!? 和泉はなんのつもりでキスをしたの?

そして、須藤(津田健次郎)とはどうなったの?

ぶつけたい疑問は山ほどあるのだが、なんと丸谷は和泉をデートに誘うことに成功! 週末に私服で会うことになったのだが……二人の私服がなんとも素晴らしい。

丸谷は薄いピンクっぽいオーバーなシャツ、和泉はパステルブルーのワンピース。それぞれのキャラクターを反映していて、可愛らしい。いつまでも見ていられる。

このまま平穏無事にデートを終え、二人の想いは通じ合い、丸谷の大逆転ゴールか? と思いきや……。休日にも関わらず、丸谷の元へ何度もかかってくる電話。休日出勤している後輩社員・一ノ瀬圭(大橋和也)からだった。

取引先へ提出する提案書に自信がないから、どうしてもチェックしてほしいようなのだが。いやいや! いくら不安が残るからといっても、プライベートな時間を過ごしている先輩を邪魔してまで要求することだろうか?

直属の上司・鏑木悟(迫田孝也)も、変な理由をつけて出社して来ず。責任感の強い丸谷は、どうしても後輩のことを放っておけず、デートを途中で打ち切って後輩の元へ駆けつけてしまう。

後輩思いの丸谷を見て、和泉は好感を持ったようだが……。一般的に見たら、丸谷のこの行動はアウトだろう。そもそも後輩や上司の行動もアウトである。和泉が可哀想でならない。

丸谷が抜けた瞬間、まるで陰で様子を窺っていたとしか思えないタイミングで、須藤から和泉へ連絡が。「このあと、食事でもどう?」ーー高級レストランに一人で取り残されたとき、こんな連絡が来てしまったら、筆者だったら飛びついてしまう。

丸谷が後輩の元へ駆けつけたおかげで、提案書にまつわるトラブルは(ひとまず)解決したが……。

丸谷にとって、和泉を誘った今回のデートは、自身の”かわいい”が消費期限を迎えるまでの「思い出デート」だった。それが、事実上の失敗に終わってしまったのだから、悔やんでも悔やみ切れないだろう。

このまま丸谷と和泉は、再びビジネスライクな関係に戻ってしまうのか?

私たちは忘れてはならない。視聴者の予想を裏切ってくるのが、和泉なのだ。前回の突然のキスがあった以上、彼女の行動は想定できないものと思ったほうがいい。

途中でデートを放り出されたのだから、怒って帰っても仕方ない状況である。しかし、彼女は待っていた。丸谷の家の前で、デート中に作成した陶器のペアグラスを手に、丸谷が戻ってくるのを待っていたのだ。

須藤の誘いを断り、丸谷を選んだのである。和泉、なんて健気なんだろう……!

そのあと、二人はペアグラスに注いだ「夏浪漫」で乾杯。晴れて恋人同士となった。途中はどうなることかと思ったが、結果的には想いが通じ合ったのだ。丸谷の大逆転ゴールである。

終盤のシーン、二人でソファに腰掛けてから乾杯し想いが通じ合うまでのシーンが、実に身悶える可愛らしさだ。ぜひ直接見てほしい。

次回から丸谷&和泉のオフィスラブ編(勝手に命名)がスタート。丸谷の実家にお泊まりする展開になるようなので、今から来週が待ち遠しい。


※この記事は「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」の各話を1つにまとめたものです。

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