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「レンアイ漫画家」全11話のネタバレ感想|どこまでも対等なあいこと清一郎、最高のハッピーエンドをありがとう!



漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子、そんな恋に不器用な二人の、笑えて、ほろっとくるハートフルラブコメディー。

主人公・刈部清一郎(鈴木亮平)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。ある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに…。一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀でその兄の清一郎と衝撃の出会いを果たします。「俺のためにレンアイしろ!」と清一郎があいこに出した出したとんでもない仕事の依頼。むちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。恋愛を始めることが難しい現代にお送りする、不器用だらけのコミック・ラブストーリー。

もくじ

・第1話あらすじ&感想

・第2話あらすじ&感想

・第3話あらすじ&感想

・第4話あらすじ&感想

・第5話あらすじ&感想

・第6話あらすじ&感想

・第7話あらすじ&感想

・第8話あらすじ&感想

・第9話あらすじ&感想

・第10話あらすじ&感想

・第11話あらすじ&感想

『レンアイ漫画家』作品情報

第1話あらすじ&感想

第1話のあらすじ



 
久遠あいこ(吉岡里帆)が働く『あかり葬祭』では、若くして亡くなった刈部純(白石隼也)の葬儀が営まれていた。 純は、あいこの高校時代の初恋相手。 あいこは先輩社員から純の忘れ形見の息子、レン(岩田琉聖)の面倒を見るよう指示される。 母親もいないため、レンは突然ひとりになってしまっていたのだ。あいこがレンに挨拶をしていると、黒のパーカーでフードを被った大柄な男がやって来る。 あいこがレンに誰かと尋ねると、伯父だと答えた。純の兄、刈部清一郎(鈴木亮平)だった。 葬儀にそぐわないその風体に、親戚たちは変人にレンが育てられるのか?と呆れている。あいこが、そんな声を聞いているとレンがいなくなった。

高所にいるレンを見つけたあいこは、その姿に純を重ねる。あいこは高校時代に純に何回も告白して交際してもらったことなどをレンに話し、思わず涙目に。 そんなあいこに、レンがハンカチを渡そうと放ると、いつの間にか現れた清一郎がキャッチした。 驚くあいこに、清一郎は「レンアイしろ!」と言い放って詰め寄る。あいこは思わず清一郎を突き飛ばしてしまった。頭を打ってうずくまる清一郎だが…。

清一郎にケガをさせたことが原因で葬儀社を解雇されてしまったあいこ。職探しも難航する中、アパートに戻ると、不審な男がいた。 出版社の向後達也(片岡愛之助)と名乗る男は、あいこに仕事を依頼したいと持ちかけ、ある豪邸に連れて行く。 そこであいこを迎えたのはなんと葬儀場で突き飛ばした男・清一郎だった。清一郎は正体を隠して大ヒット漫画「銀河天使」の連載を続ける人気少女漫画家だという。 その漫画のネタのために疑似恋愛のミッションを依頼されたあいこは…。

第1話の感想:恋愛下手なレンアイ漫画家×崖っぷちアラサー女子のラブコメ、ラスト3分の演出がにくい! 

漫画がテーマの作品だけあって、オープニング映像や劇中の演出がところどころ漫画チックでポップでかわいい。

役によって体重や外見も大幅に変えることで有名な鈴木亮平、どちらかというと精悍でスポーツしてそうなイメージの役が多かったように思う。今回の漫画家・刈部清一郎のビジュアルはこれまでの彼の印象とはまた違った印象だなと感じた。基本おでこの一部または全部を見せる髪型が多いが、今回は前髪を全部降ろしているからだろうか。個人的には過去イチ好きなビジュアルかもしれない(お葬式のときのあの格好は不審者でしかないけど)。

対する久遠あいこ役の吉岡里帆、夢なし、彼なし、仕事なしの崖っぷちアラサーという設定だが、ドラマの崖っぷち女子って全然崖っぷちじゃないよね~(はじ恋の深キョンとか)感は否めない。また前クールの「その女、ジルバ」の同条件アラフォー、見た目も変えてきた池脇千鶴の崖っぷち感を観てしまっているので、比べると若いしかわいいし全然大丈夫では? となってしまう。

でも、それはあくまでぱっと見の話。崖っぷち女子ということでもっと悲壮感漂う雰囲気なのかなと思ったが、テンポよくコミカルに話が進むし、あまりイメージがなかったが吉岡里帆のコミカルなお芝居がうまい! 楽しく見ることができた。またちょっとウサギちゃん系困り顔なので、無理難題をふっかけられて困る様子が似合う。

葬儀屋で働くあいこ。職場で遺影となった初恋の人・刈部純(白石隼也)と再会する。これはなかなかきつい。
彼の忘れ形見・レン(岩田琉聖)が一人泣いているのを見つけ、流れで自分が昔純を好きだったこと、5回告白して付き合ってもらえたことなどを話す。そこにやってきた清一郎は突然あいこにせまり(壁ドン)、「レンアイしろ」と迫られ突き飛ばし、怪我をさせてしまう。いや、でも急に黒づくめの190近い男にそんなこと言われたら怖いし無理もないよな……なのにクビになってしまってかわいそう。

あいこは清一郎の担当編集者、向後(片岡愛之助)に執拗に付きまとわれ、断るも清一郎に「君しかいない」と言われ、報酬は100万円と聞いて彼の漫画のため、レンアイする仕事を引き受けることに。恋のターゲットがラグビー好きで、自分は丸の内OLという設定のために特訓するあいこと向後が体育会系ノリで面白い。二人ともコミカル似合う。丸の内OLの着回しが載ったファッション誌を買ってノートに切り貼り、ラグビーのルールは本と元ラガーマンの向後から習う。

決行の日、カフェでターゲットを見つけられず(ってか顔事前に見なかったんかい)時間切れになりそうなあいこを見守る向後(店外で)と清一郎(向後の撮る映像で)。「諦めるな!!」と声掛けする様子はさながらスポーツ観戦のようである。ラグビーのキーホルダーを見せつけすぎだし、よく考えたらカフェの外で盗撮してるおじさん(向後)不審者で通報されてもおかしくなさそう。

時間切れと思われた瞬間、早瀬(竜星涼)と自然に出会うことに成功する。ダメ男ばかりにひっかかってきたあいこ、この男も何か問題があるんじゃ? と思ったが、普通にめちゃくちゃいい人だった。

相手も自分に気があると気づいた瞬間罪悪感が沸き、全部嘘だったと告白してしまうあいこだったが、清一郎に嘘を真実に変えてこい! と言われて寄りを戻し、帰ったら今度は「別れてこい」と言われてええ~! となるのだった。いや、清一郎の情緒……。

清一郎は変人だし口下手で、子供のレン相手にも容赦ない言葉を使う人だが、仕事のためならぎっくり腰の中でも原稿を仕上げる情熱を見せる。またあいこにもレンにも「ここにいたかったら俺の役に立て。俺と対等になれ」と言い戸惑わせるが、ラストでは倒れた自分のことをあいこに連絡したレンに「お前のおかげで原稿が完成できた、対等だ」という言葉をかけていて、彼なりの意味があっての発言なのだとわかる。原稿を手伝ってくれたあいこにありがとうと言えず「あり、あり……」となっているところもかわいい。

対等になるべく清一郎にメンチ切りまくるあいこもよかった。また自分以外の他人に原稿を触らせなかった清一郎があいこに原稿を手伝わせたと聞いたときの向後の表情もいい。

恋の心の動きを言葉で伝え、絵でメモする清一郎がシュール。この二人の間に恋が芽生えるのか、早瀬がどうなるのか……。初回を観てこのドラマの空気感やテンポが好きだなと思ったので、次回がとても楽しみだ。

そしてラスト3分、葬儀の光景に戻る。乱暴にお棺を開けた清一郎だが、必死に弟の死に顔を描いていてやはり変人なのかなと思いきや、絵の上に水滴がぽたぽた落ちる。清一郎は泣いていた。これまで描写がなくてわからなかったが、二人はタイプは全然違うが仲のいい兄弟だったのだ。

そしてあいことレンの会話も結構前から聞いていて、あいこのことを、昔弟が「5回も告白されたら好きになっちゃうよね」と話していた子だと気づいたのだ。回想でその話を聞いた清一郎は当時も絵を描きつつ、笑顔だった。あいこに声をかけたのには理由があったのだ。ここを最後に持ってくる演出がにくいな。清一郎という人をグッと好きになってしまう。

あいこの恋の顛末とともに、清一郎がどんな人なのかを知っていく物語でもあるような気がしている。

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