「レンアイ漫画家」全11話のネタバレ感想|どこまでも対等なあいこと清一郎、最高のハッピーエンドをありがとう!
第7話あらすじ&感想
第7話あらすじ
刈部清一郎(鈴木亮平)は悔やんでいた。仕事部屋に金條可憐(木南晴夏)と入ったレン(岩田琉聖)に思わず「出て行け!」と怒鳴ってしまったこと。さらに、久遠あいこ(吉岡里帆)に「これは家族の問題だ」と、突き放したことも。レンが、写真に写る女子高生を母親ではないかと疑っており、清一郎は動揺してまったのだ。そして、何より気がかりだったのは、突然かかってきた電話だった。美波と名乗るその女が、訪ねてくると告げていた。朝、清一郎はあいこに謝る。また、レンに学校帰りにあいこのバイト先で夕食を食べて来るよう伝える。家を出て行かなくて良いと知り、喜ぶレン。
バイトに向かったあいこは、昨日の二階堂藤悟(眞栄田郷敦)からの突然のキスに戸惑いを隠せずにいた。何事もなかったように大人対応しようと決意するあいこだったが、二階堂の様子は明らかにギクシャクで…。
一方、向後達也(片岡愛之助)は編集長から『銀河天使』の日本漫画大賞ノミネートを命令された。賞レースを毛嫌いしている清一郎。向後は困窮する。
夕方、刈部宅のインターフォンが鳴る。身構える清一郎だが、可憐だった。刈部まりあの正体を知ったという可憐は、一方的に『銀天』への熱い思いを語り、「私がまりあ先生をお守りします!」」と言い出す。そこへ新たな来訪者が。居留守を使おうと焦る清一郎にトラブルを察した可憐は、自分が応対すると玄関へ。そこには花束を抱えた美波がいた…。
第7話感想:あいこ(吉岡里帆)の告白、かっこよかった。美波(内田理央)は地雷女の予感しかしない
ついに…! あいこ(吉岡里帆)、刈部清一郎(鈴木亮平)に告白!!
美波(内田理央)のことで酔っ払い、「本当にみんな純が好きだよな。ガキの頃から純が好き……」と毒づく刈部を後ろから抱きしめて「愛です」と言ったあいこ。
翌朝、「愛」という字を辞書で引き(プッチモニみたいだな)眠れなかった様子の刈部に「ドアを開けないでいいので聞いてください」とドアを隔てて背中合わせで話し、
「私、もう疑似恋愛したくないです。本当の恋愛がしたいです。刈部さんと」
きちんと伝えててかっこいい。
次回どうなるんだろう、多分刈部さんもあいこのこと好きなので、気持ちに気づいて正直になってほしいな……。
まりあ様(清一郎)に忠誠を誓う可憐(木南晴夏)
前回強引に刈部宅に入り込んだ可憐、かなりドン引きだったけど、
「まりあ様は私にとって神、銀天は聖書なんです。神に姿形は関係ありません、ショックを受けた私が愚かでした」
「まりあ様は私がお守りします」
かなりいっちゃってるけど、ものすごく好きなものがある気持ちはわかるので、ちょっと感動してしまった。
早速やってきた美波(内田理央)に対し、恋人のふりで対応する可憐。頭の回転早いし、かなりのなりきりっぷりだ。
ナチュラルボーンかまってちゃん、美波
美波は可憐の言う通り、やっかいな構ってちゃんのようだ。美波が刈部に迫るシーン、恐ろしい。いるよいるいるこういう女、身勝手にまわりを振り回しておいて弱さ出してくる感じ~! でも男性ってこういう女性に弱いよね!!! と思いながら見ていた、これは恐ろしい。
弟・純も出てくるので下の名前にするが、清一郎の回想によると、もともとは純が美波に「兄貴が好きみたいだから」と清一郎と親しくするように頼んだが、美波は純が好きで役に立ちたかっただけだった。このことから、清一郎は恋愛にコンプレックスを持つようになったと推測される。
「清ちゃんごめんね」と言ってくる美波に腹立つし、そもそも純もひどい。純は単に兄を思う気持ちでやったことだけど、好きな人が誰かに頼まれて自分と仲良くしてくれたらほとんどの人は傷つくと思う。それが残酷なことだとわからなかったのだろう。
清一郎は「君は俺に好意を持っているように感じていた」と言ったものの、真相を聞いた後は「三人で幸せになれよ」と声をかけたし、あいこにも「俺のためにしたことだった」「あいつには何をされても憎めないよなぁ」と言っていた。清一郎は本当に優しい人だなと思ったし、実際純はひどいところもあるけど、悪気もないし憎めない魅力がある人だったのだろう。
二階堂(眞栄田郷敦)とのその後
前回の二階堂のキス「年下だし、あんなの挨拶かもしれないし、忘れよう」と普通に接することにするあいこ。気にしまくってる二階堂、ちょっとかわいそう。早瀬(竜星涼)がやってきて大声で二階堂とあいこがキスしてたこと言っちゃうし(デリカシーないんか)、そこに二階堂の彼女の由奈(小西桜子)が帰ってきてあいこに敵意向けてくるしで地獄。帰ることにしたら家には美波(と可憐)がいるしで心が休まらない。
ラスト、美波が一人でいるレン(岩田琉聖)に声をかけている。何をする気なの? 純が美波をレンの母親と認めていなかったから亡くなったことにしたと清一郎は言っていたし、今回出てきたエピソードだけでも身勝手な人物なのだということはわかる。被害が少ないことを祈るばかり……!
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
© Fuji Television Network, Inc.