「ドラゴン桜」第10話ネタバレ感想:お祭り感満載の最終回、無事に終結!ドラゴン桜、ありがとう!
第2話あらすじ&感想
第2話のあらすじ
龍海学園に東大進学を目指す特別クラス・東大専科が設立された。
専科の設立も桜木(阿部寛)のやり方も気に入らない理事長の久美子(江口のりこ)は、桜木にこれ以上問題を起こさせないよう、教頭の高原(及川光博)に釘を刺す。
バドミントン部員の楓(平手友梨奈)は、大学推薦をかけた大事な大会を前に追い詰められていた。調子の上がらない原因は、コンビニでの万引きを桜木に見られたことだ。そんな楓に桜木は「お前に大会は無理だ」とだけ告げる。
一方、東大専科には、弟に劣等感を持つ天野(加藤清史郎)に続き、飽きっぽい自分を変えたいと思う菜緒(南沙良)もやって来る。水野(長澤まさみ)は2人の加入を喜び、さっそく学力テストを行うのだが…
第2話の感想
平手友梨奈の目力に、しびれた……!バドミントン部のエース選手、将来はオリンピック出場も渇望される岩崎楓。連日の猛練習に耐えながらも、ストレス発散でやってしまった万引きが桜木先生にバレたことを気にしていた。部室のロッカーにされる貼り紙、あからさまな嫌がらせ。耐えられなくなった岩崎は、桜木先生の手に渡ってしまったコンビニの防犯カメラ映像を探しに学校へ忍び込む。
教師にも親にも友人にも過度に期待される状況は、心に負荷をかけ続けるだろう。自分がやりたくてやっているのか、それとも期待に応えるためにやらされているのか。バドミントンそのものは自身の希望で始めたというよりは、同じく選手であった両親の期待に応え、物心ついたときから当たり前のように”やらされている”ものだった。やらなければ責められる、途中でやめる選択肢は最初から用意されていない。それがどれだけ圧迫感のある生活だったか、凡人には想像すらできない。
暗い穴の底にいるような視界をぶち破り、光を注いでくれたのはやっぱり、我らが桜木先生だった!
ロッカーやトイレに執拗に貼り出される告発ビラ、わざと膝に負担をかけるような過酷な練習、悪質な嫌がらせの真相を解き明かしてみせた桜木先生。彼を見つめる岩崎楓の顔はもう、完全に”つかまれた”表情をしていた。強く疑っていた相手が、実は自分のために動いてくれていたと知ったときの安堵感。東大専科に入ることを決めた彼女は、もう自分の人生を他人に決めさせたりなどしないだろう。
次回からいよいよ、今の時代に合わせた勉強法が登場する。もはや大学を目指すような年齢ではないけれど、生徒たちとともに合格を目指すつもりで勉強に励むのもいいかもしれない。そう思わせてくれるのが、このドラマの魅力だ。
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