「ドラゴン桜」第10話ネタバレ感想:お祭り感満載の最終回、無事に終結!ドラゴン桜、ありがとう!


第10話あらすじ&感想

第10話あらすじ



2次試験が迫る中、桜木(阿部寛)はますます厳しい状況に追い込まれていた。学園買収には教頭の高原(及川光博)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担していた。

水野(長澤まさみ)は心を痛め、久美子(江口のりこ)は「生徒たちのために奇跡を起こして」と桜木に頼む。共通テストで思うような点数が取れなかった藤井(鈴鹿央士)は、ある決意を桜木に伝える。専科から離脱した瀬戸(髙橋海人)は、果たして…。

2次試験に向けてラストスパートに突入する東大専科。生徒たちは、最後の追い込みで東大の過去問を必死にやり遂げる。そんな生徒たちに桜木が用意した大逆転の秘策とは?果たして、結果は?

そして、龍海学園の行く末は…?

第10話の感想

東大専科の生徒たちは、無事東大に合格するのか? 学園の売却問題はどうなってしまうのか? これらの要素が果たして最後の1話で回収できるのか、ハラハラしながら見守っていたが……。

前半30分で、生徒たちの合否が発表された。麻里や健太、中盤からメキメキと実力をつけた天野など、次々と合格を決めていく。その中で、まさかの藤井が落ちてしまった。

前回、文転することを決めた藤井だったが、ギリギリのところで「やっぱり最初の志望通り受けたい」と再び方向転換していたのだ。足切りラインすれすれのところだったが、「自分で納得した上で東大に行きたい」と思いを新たに受験。その結果、惜しいところで手が届かなかった事になる。

それに加え、試験当日に健太が嫌がらせを受けているのを目撃してしまう。「試験当日は自分のことだけ考えろ、周りのことは気にするな」と桜木に言われていたが、藤井は見逃すことができず健太を助けに入り、右手に怪我を負ってしまった。さまざまな要素が作用し、藤井本来の力を発揮できなかったのかもしれない。

藤井は東大に落ちてしまったが、精神的に最も成長できたのは藤井だろう。健太の件についても「前の自分だったら助けにいかなかった」と自分でも言っていた。自分には思ったほど実力はないと認め、親に頼み込んで浪人させてもらう覚悟も決めた。来年に再挑戦したときには、藤井は問題なく受かるだろう。桜木が言う通り。

藤井と同じく、早瀬も東大に落ちてしまった。その合否結果がわかるシーンは軽めに表現されており、少し拍子抜けだったが……。なんと早瀬は東大以外にも青学を受験しており、経営学部に受かっているというのだ。何事にも頑張れないことにコンプレックスを抱いていた彼女だが、自分の将来についてきちんと考え、行動を起こしていた。東大には落ちてしまったかもしれないが、彼女も立派に成長していた。

藤井と早瀬は東大に落ちてしまったが、結果、東大専科の生徒は5人合格したことになる。5人合格したということは、学園売却に繋がってしまうということ……。

江口のりこ演じる理事長は辞任に追い込まれてしまい、明暗を分けるのは地域住民の賛成・反対票の比率だ。あわやというところまで桜木たちは追い込まれてしまうが……岸本の策略により、反対住民たちへ賄賂が渡されていることが発覚。実は米山たちも桜木たちのために裏で動いていたことが立て続けに明かされ、事態は着々と終結していく。

それぞれ努力してきた時間が、それぞれの形で実った生徒たち。また各々の理想とする道が開けていくのだろう。今回のシリーズを見てきた方たちは、続けて前シリーズも見直したくなったのではないだろうか。

前シリーズに出演していた小池徹平、紗栄子、中尾明慶をはじめ、山下智久(メール文面・声での出演)や新垣結衣もサプライズゲストとして出演。お祭り感満載のドラゴン桜最終回、最初から最後まで見応えがあった……! ありがとう、ドラゴン桜!


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(c)TBS

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