「ドラゴン桜」第10話ネタバレ感想:お祭り感満載の最終回、無事に終結!ドラゴン桜、ありがとう!


第7話あらすじ&感想

第7話あらすじ



東大専科の7人が東大模試を受けることになった。模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければいけない。今の学力では何人かは最低のE判定になることは明白だ。桜木(阿部寛)が出したあまりに高いハードルに、生徒たちは混乱し、水野(長澤まさみ)も不安に襲われる。

模試に備え、新たに桜木が招へいした英語の特別講師によるリスニング力強化のための驚くべき勉強法が始まる。さらに桜木は、模試に役立つ「東大模試6カ条」を授けるが、菜緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は、焦りから追い詰められていた。

模試当日、プレッシャーに押しつぶされそうな7人は、それぞれの思いを胸に会場に向かう。

一方、龍海学園では先代理事長・恭二郎(木場勝己)が、何やら新たな動きを見せていた…。

第7話の感想

まともや東大専科に降りかかる難関。東大模試を受け、合格する見込みがないと判断されたら東大専科をクビになってしまう……!? 藤井・麻里・健太の3人はいいとして、残り4人はどんなに頑張ってもE判定以外は見込めない。大きなプレッシャーを感じ、特に早瀬は尻込みしてしまう。

前回は特別講師として、安田顕演じる太宰府(国語教師)がやってきた。今回は英語の特別講師として、ゆりやんレトリィバァ演じる由利杏奈が登場!

とにかく小さな声で、聞こえてくる英語を真似して呟く「ぼそぼそシャドーイング」など、リスニング力を鍛えるのに良い方法を教えてくれる。楽しみながら学ぶ東大専科の生徒たち。しかし、やはり早瀬の顔色は優れなく……。

「楽しいけど、こんなことしても意味ないじゃん!」

東大模試まで時間がないことを気に病み、時間をかけてリスニングに慣れていく方法に疑問が晴れない早瀬。あまりにもハードルの高い課題なのでは? と水野も戸惑うが、桜木はいつも通りぶれない。

「高いハードルに向き合うと、人の弱い部分が浮き彫りになる。自分の弱さを知り、それを乗り越えれば強くなれる。合格するためには、ハートの強さが必要なんだ」

あえて実力に見合わない課題を与えることで、プレッシャーに慣れる機会にしてもらおうと考えたのだろう。桜木が考えることは理にかなっており生徒のためにもなっているが、言葉が足りずいつも誤解されてしまう。

無事(?)、東大模試当日を迎えた生徒たち。試験終了後の反応はバラバラだが、やはり早瀬は周りの圧に押されてしまい満足のいく手応えが得られなかったようだ。「E判定だったら東大専科をやめなきゃならない」ーー自信が削られてしまった早瀬は、逃げ出してしまう。

周囲が早瀬を励ますシーン。これには賛否両論あるだろうな……と思ってしまった。

「勉強したくてもできない環境の人間もいる」
「お前は良い家庭に育った。自分がどれだけ幸福かに気づかない人間は、結局不幸な人生を歩むことになる」
「人生無駄にしたくなければ、運に乗れ」

もし私が早瀬の立場だったら、「お前は周りに比べて十分幸せなんだから、それに満足するところから始めろ」と言われているように感じてしまう。確かに、日本に生まれ勉強ができる環境が整えられているだけでも、幸福な人生なのだろう。

しかし、早瀬は早瀬の持つ個人的な悩みに苦しめられていたのではないだろうか? 「周りの方が大変なんだから、お前は頑張れ」といった文脈で励まされても、腹落ちしないのでは……と思ってしまった。

何はともあれ、東大専科は全員そのまま残留できることになった。それぞれの悩みは尽きないだろうか、プレッシャーに負けることなく自分の力を発揮していってほしい。


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