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2021年11月02日

<最愛>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<最愛>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】



第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー



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加瀬(井浦新)は、警察に連行された優(高橋文哉)と面会し、15年前の事件だけでなく昭(酒向芳)の殺害も自らがやったことだと告げられる。さらに、公園で昭と争った時の様子がイヤホン型カメラに記録されていることを聞き出し、その動画データを解析することに。

そんな中、優の処遇を心配し不安に怯える梨央(吉高由里子)。心配して訪れた加瀬から優が置かれている状況を聞き、優しく励まされながら何とか眠りにつくのだった。

梨央が優のことで後藤(及川光博)や兄・政信(奥野瑛太)から社長としての責任を追及される一方で、加瀬が民間の科捜研に依頼していた動画データの解析が完了。加瀬はある疑問を抱く。また大輝(松下洸平)ら警察も、優の証言による裏取をもとに現場周辺で聞き込みを進めるが…。


第6話のレビュー



「なんもかんも全部、私一人がやりました」

梨央(吉高由里子)と優(高橋文哉)の父、達雄(光石研)が渡辺康介(朝井大智)を殺したと自供する動画が発見されて、優が大輝(松下洸平)の前で「やったのは俺や」と自供。
優は警察に同行されてしまった。
事情聴取の前に加瀬(井浦新)に「本当のことを話して欲しい。本当に君がやったの?」と渡辺親子の殺害について質問された優。
それにも素直に「はい」と答え、康介の父、昭(酒向芳)を殺したときの動画の存在があることを明かした。

梨央のもとに戻った加瀬は「優君は取り戻す」と発言。
そこから加瀬は優の撮影した動画を解析。
加瀬は、優と梨央を助けようと行動をはじめた。

一方、大輝も独自のやり方で二人のことを支えようと必死だった。
梨央に「優はどうなってまうの?」と聞かれた大輝も「待っとってくれ」と加瀬と同じように梨央を安心させるために声をかけていた。

加瀬と大輝—。
「優君は取り戻す」
「待っとってくれ」
優のことで梨央を支えようとする二人の男性の力強い発言。
これには
「私も梨央になりたい」とシンプルな意見から
「とことん優しい加瀬さん、頼りになる大輝。梨央がうらやましい」など、梨央のことをうらやむ視聴者が大勢いた。
確かに2人の魅力的な男性にとことん守られている梨央。
しかし、そこに媚びている感はない。
そこが梨央を演じる吉高由里子の魅力かもしれない。

第5話で拉致されたフリーライターの橘しおり(田中みな実)は、後藤(及川光博)によって解放された。
「殺されでもしないと世間に注目されない。梨央社長みたいに生きてるだけで注目を浴びる人もいるのに。なんでこんなに不公平なんですかね」と梨央に対して嫉妬をするような意味深発言をした橘。
また、「どんな目にあおうが、真田ウエルネスの隠し事は突き止めます」と宣戦布告をした。

優は、「僕がやりました」と取り調べで自供したので逮捕。
しかし、優が渡辺父の首を絞めたのは「東の池」。
遺体が浮かんでいたのは別の「西の池」だと判明。さらに、目撃者の証言により、渡辺父は優に首を絞められた跡もびしょびしょに濡れて歩いていたことがわかった。
生きていたのだ!
これにより、優は不起訴となり釈放された。

岐阜県警から上京していた藤井の助言により、ライターの橘が過去の事件の関係者だったこともわかった。
橘も渡辺息子の性被害者だったのか?
渡辺息子を遺棄したのは本当に梨央たちの父親なのか?
渡辺父にとどめを刺したのはいったい誰なのか?
まだまだ事件は謎だらけ。

第6話もラストでは、大輝と梨央が力強く抱き合うシーンも。
宇多田ヒカルの曲の絶妙なタイミングもラブストーリーを盛り上げている。

ドラマ「最愛」、いろんな意味で最終回まで目が離せない。

※この記事は「最愛」の各話を1つにまとめたものです。

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