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2022年01月31日

<真犯人フラグ 真相編>11話~最終回までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<真犯人フラグ 真相編>11話~最終回までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】


第19話ストーリー&考察

第19話のストーリー




凌介(西島秀俊)は河村(田中哲司)から、瑞穂(芳根京子)が真帆(宮沢りえ)と一緒に占いに行っていたことを聞かされる。河村の情報では、瑞穂は3年ほど前に、真帆が勤めるスーパーの常連客だったという。瑞穂が隠していた真帆との仲。2人の接近は、ただの偶然だったのか、それとも…?凌介が確かめようとするも、誰も瑞穂と連絡が取れない。

そんな中、あるSNSが投稿される。真犯人が書いたもののようで、それについて一人で調べているという河村。両角(長田成哉)は、さすがに河村の様子がおかしいと感じていた。

すみれ(須藤理彩)を心配する光莉(原菜乃華)と金城(青木瞭)は、定食屋を訪ねる。すみれは、一星(佐野勇斗)が罪を犯したことを受け入れなければならないと苦しんでいた。そこへぷろびん(柄本時生)が突撃し、ある違和感に気づいた光莉。凌介とともに一星と直接話をさせてほしいと阿久津(渋川清彦)にかけ合う。取調べをのらりくらりとかわし、核心を話さない一星だが…。

一方、凌介は追い詰められた朋子(桜井ユキ)を説き伏せ、朋子はようやく真実を話し始める。朋子と清明(桑名愛斗)、そして山田(柿澤勇人)は、一体何を隠していたのか?事件当日、バタコ(香里奈)はどのように誘拐を実行したのか?そのすべてが明らかに…!
いよいよ、事件を操ってきた“真犯人”の影が浮き彫りに!!それは、一体誰なのか!?


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第19話終了時点での考察


最終回に向け、次々と回収されまくる伏線。ひとつずつ整理していこう。

まず、限りなく真犯人に近いと思われていた一星(佐野勇斗)は無実だった。真犯人から脅され、すべて自分がやったように振る舞うことを強制されていたのだ。光莉(原菜乃華)はもちろんのこと、実家の母親に対しても危害が及ばないよう配慮してのことだった(それにしてはシリアルキラーの演技が上手すぎるけれど……)。



続いて、ずっと謎だった菱田朋子(桜井ユキ)と山田コーチ(柿澤勇人)の隠し事。彼らはどんな秘密を共有し、菱田家の押し入れに何を隠しているのか? 筆者はずっと、真帆(宮沢りえ)の失踪には朋子が絡んでいるに違いないと思っていたが、真相は違った

篤斗(小林優仁)が上級生から受けていたイジメを、二人で隠していたのだ。

10番に抜擢された篤斗のことを面白く思わない上級生たち。朋子の息子・キヨを巻き込んで、篤斗をイジめるのに協力させていた。ユニホームを切り裂いたのも、キヨが関連していた。

イジメ問題は慎重に扱わなければならない。すぐに表立って騒ぐのは双方にとって良くないと判断した山田コーチは、朋子と事情を共有したうえで様子を見ることに決めた。その矢先、相良家の失踪事件が起こり、言うに言えなくなってしまったのだという。

「それならそうと早く言ってくれれば」と訴える凌介(西島秀俊)。しかし、朋子たちも第三者に脅迫され仕方なくやったことだった。おそらく、一星を脅していた者と同一人物である。



ここで存在が思い浮かぶのは、バタコだろう。しかし、彼女には色々な意味で篤斗のことしか見えていない。自分のイジメにキヨが関連していることを知りショックを受けた篤斗を、そのまま誘拐していったバタコ。目的が手に入れたのだから、一星や朋子たちを必要以上に脅す理由もないだろう。

それでは、彼らを脅迫していた「第三者」とは?

このタイミングで、ネット上に不可解な怪文書がアップされ始めた。「第一幕」「第二幕」と表題がつき、物語のようになっている。週刊誌編集長としての勘が働いた河村(田中哲司)は、単独行動でこの怪文書について調べることに。

彼の頭の中には、しばらく連絡が取れなくなっている瑞穂(芳根京子)の存在が浮かんでいた。

約3年前に占いの常連だった瑞穂。真帆と二人で占いを受けている記録が残っている。それに行き着いた河村は、瑞穂が怪しいと踏んでいた。

実は、殺されてしまったという瑞穂の姉は、林(深水元基)と婚約していたのだ。

しかし、真帆と再会し本気になってしまった林は、その道のプロ=強羅(上島竜兵)に頼んで瑞穂の姉を始末するように仕組む。「風俗嬢で美人局までしていた」と根も葉もない噂を流された瑞穂の姉は、それを苦に自殺。林との結婚式を3ヶ月後に控えていた。

瑞穂は、林に対して強い恨みを抱いていたことになる。林の婚約者だった茉莉奈(林田岬優)と繋がっていても、なんらおかしくない。ということは、真帆を狙ったのは瑞穂なのか?

約3年前に一緒に占いへ行っていた瑞穂と真帆。それは、瑞穂が凌介と同じ部署になる前の出来事だ。この件を、瑞穂は一切、凌介へ告げていない。そして、相良家失踪の当日、彼女は会社を早退している(そのまま大阪の実家へ帰ったと口にしているが、嘘であることがわかっている)。

このまま進むと、真帆に対しても恨みを抱いた瑞穂が、一星や朋子たちを上手く使ってすべてのことを仕組んだ……そんなシナリオが完成してしまう。しかし、果たして本当にそうだろうか?

最後の最後で怪しいのは、やはり真帆自身。そして河村や日野(迫田孝也)たちだ。

次回、最終回。もはや、考察が追いついていない。すべての真相が明るみに出るのを、ただ待ち受けるしかないのかもしれない。


※この記事は「真犯人フラグ 真相編」の各話を1つにまとめたものです。

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