<ケイ×ヤク −あぶない相棒−>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第8話ストーリー&レビュー
第8話のストーリー
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一狼(鈴木伸之)、獅郎(犬飼貴丈)、莉音(栗山千明)は、大須(板尾創路)と山田(平田満)が諜報員“J”と繋がっていると確信する。しかしその証拠を掴み20年前の東京テトラビル爆破事件への彼らの関与を明らかにするには、関係者の証言を得る必要があった。そんな中、事件の手掛かりだった中村(松本利夫)が姿を消したという知らせが届く。そうなると、大須か匡(吉村界人)に話を聞くしかない。
一狼は、入院中の匡に接触することを提案。命の危険に怯える匡が明日にも転院して居場所を変えようとしているという情報を得た一狼は、すぐ動き出そうと話す。その時、獅郎のもとに大須から「今夜会いたい」と連絡が来る。
大須の狙いが分からずに戸惑う一狼、獅郎、莉音。獅郎は、大須に会う決意をする。大須は獅郎を殺しにくる可能性が高い。一狼は「危険すぎる」と止めるが、獅郎の意志は固かった。
その晩、獅郎のサロンに大須が訪れる。獅郎のフォローのため莉音が地下駐車場で待機し、2人の会話を聴いていた。大須は、「私に近づいた目的は何だ」と問う。すると獅郎は拳銃を取り出し、「どうせ、俺のこと殺しに来たんでしょ?」と大須の手に握らせ、銃口を自分の眉間に当てる。命がけで大須と対峙する獅郎。2人の緊張は高まり…!
その頃、一狼は匡に電話で接触していた。怯える匡に一狼は「俺が、お前を助ける」と告げ、その代わりに隠していることすべてを話せと取引を持ち掛ける。匡は逡巡するものの「協力はしない」と拒絶する。
翌日、匡が転院のため病院を出ようとすると、そこに、一狼が現れ――!?
第8話のレビュー
東京テトラビル爆破事件の証言を得るために動いた一狼(鈴木伸之)と、獅郎(犬飼貴丈)、そして莉音(栗山千明)。
いま、関係者から話を聞けるとすれば、入院中の大須匡(吉村界人)と、その父・大須総理(板尾創路)。一狼たちは匡からどうにか話を聞き出せないかと考えるが、獅郎のもとに大須から「会いたい」と連絡が入る。
大須にも、獅郎たちが爆破事件について追っていることは伝わっている。そんな中での連絡だから、一狼は危険だと反対。今のところ、獅郎って運よく殺されていないだけで、危険な場所に自ら赴くことが多い。一狼も気が気じゃないだろう。
そして今回も「大丈夫だから」と大須との密会場所へと赴く。でもまあ……真相を話せと言って大須が話すわけがないんですよね……。大須としては、獅郎に手を引くように説得しに来たのだろう。あっさりと殺せるほど愛情がないわけではなかったのだ。とは言え、獅郎は情報を得るために大須に近づいたわけで、あっさりと手を引くはずがない。
結局、交渉は決裂。獅郎が命を奪われることはなかったが、情報を得ることもできなかった。
となると、頼みの綱は匡だ。匡が転院するタイミングで拉致を装って身柄を確保することを計画。身の安全を約束する代わりに、事件の真相を話すように交渉を持ち掛けたのだ。
身柄確保までは問題なく遂行できたが、車を乗り換えるタイミングで謎の女性諜報員・エミリが一狼たちの行く手を阻む。
さらに爆破事件にも深く関わっていたと考えられる諜報員“J”こと林(三浦誠己)が現れる。彼らの目的は匡の奪回だ。
ここで、匡に少しでも正義があったり、根性があれば話は変わってくるのだが、残念ながらそれは期待できない。匡は自分の身が一番かわいいし、自分を守ってくれれば誰でもいいのだ。
匡を奪回した林はエミリを始末しようとするが、莉音がかばい銃撃を受ける。莉音としては、エミリの罪を償わせたいということだったけれど、莉音が死んだりするのはダメでは!? 一狼と獅郎はそもそも莉音との再会を最初は目指していた。なのに莉音が重傷を負う、もしくは亡くなるのは最悪のシナリオだ。
途中、莉音が「3人で旅行に行きたい」と言っていたのがあまりにもフラグっぽくて、「おいおいやめてくれよ、危険な目に遭ってくれるなよ……」と思っていたら……!
果たして莉音は助かるのか。大須総理との繋がりが切れ、匡から聞き出すことも叶わなくなった一狼たちに残された選択とは……。
※この記事は「ケイ×ヤク −あぶない相棒−」の各話を1つにまとめたものです。
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