<ケイ×ヤク −あぶない相棒−>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第4話ストーリー&レビュー
第4話のストーリー
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ある朝、一狼(鈴木伸之)は、獅郎(犬飼貴丈)の異変に気付く。前の晩、酔って帰ってきた獅郎はそのまま寝てしまい、風邪を引き熱が出たようだ。一狼は、獅郎を寝かせて出かけていく。
一狼が向かった先は、田口(徳井義実)との定期連絡で待ち合わせ場所にしている銭湯。一狼は、田口に今まで聞けなかったことを問いただす覚悟だった。田口は、そんな一狼の思いを察知していた。一狼は田口に20年前の東京テトラビル爆破事件について尋ねる。それは一狼の両親の命を奪い、莉音(栗山千明)が失踪直前に追っていた事件でもあった。一狼は、ビル爆破事件と莉音が失踪した“ジョーカー事案”には関連があるのではないかと田口に迫る。すると田口は、一狼を任務から外すと言い渡し、獅郎との関係を断つようにと命じる。
一方、熱で寝込んでいた獅郎は、舎弟の蒼井(弓削智久)から闇サロンに呼び出される。峰上組の組員・定岡が組で禁じられている覚せい剤の取引に手を出したことが発覚したのだった。獅郎は、組長には報告しないでほしいと懇願する定岡に制裁を与える。その後、闇サロンから出た獅郎は、待ち伏せていた男たちに捕らえられてしまう。
帰宅した一狼は、獅郎がいなくなっていることに嫌な予感を覚える。その時、一狼のもとに蒼井から、獅郎と連絡が取れなくなったと電話がかかってくる。さらに、何者かからメールが届き、添付されたURLを開く。すると、頭に袋をかぶせられた人物が痛めつけられる姿の映像が流れる。袋を剝ぐと、その人物は獅郎――。
動画には“RION was here too”のメッセージが添えられ、投稿者は“JOKER”。3年前、莉音の身に起こった出来事を思わせる映像を見た一狼は、一線を踏み越えた行動に出る。
第4話のレビュー
酔ってソファで眠ってしまったせいで、風邪をひいてしまった獅郎。当たり前のように看病をする一狼。ふたりの心の距離が縮まるイベントキターーーー!とテンションがあがってしまってごめんなさい。
第4話では、これまでで一番の危機に陥ることとなった一狼と獅郎。
獅郎は一狼によって寝かしつけられていたが、舎弟の蒼井から闇サロンに呼び出される。組員の定岡が禁じられている覚せい剤の取引に手を出しており、そのことについて制裁を加えるためだった。熱をあろうと拳のキレには変わりがない。
しかし、闇サロンを出たあと、獅郎は何者かに連れ去られてしまい……。
一方、一狼は上司・田口のもとへ。田口から莉音のこと、そして自身が被害者のひとりともなった東京テトラビル爆破事件について聞くためだ。
莉音は失踪する前、ビル爆破事件について追っていた。きっと田口は何かを知っていると確信して迫るが、田口はその問いには答えず、一狼に獅郎との関係を切るように言うのだった。
そんな一狼のもとに届いたのは、ある動画。それは莉音が失踪する直前に撮影された動画と酷似していた。袋で頭を覆われ、殴られる獅郎。その動画を公開していたのは“JOKER”。
そんな動画を見て、一狼がじっとしていられるはずがない。獅郎を助けに向かうが……。
体の自由を奪われた獅郎は、暴力を受け続ける。水に顔を沈められ、もはや拷問だ。その人、熱があるんですけど! と抗議してしまいたくなる。第4話冒頭のほのぼのターンはなんだったんだ!
どんなに痛めつけられても、余裕がある態度を崩さない獅郎だったが、一狼が自分を助けに来たと知るや否や、顔色が変わる。「あいつには手を出すな!」それだけでもう獅郎がいかに一狼を大事に思っているのか分かる。
そもそも、敵側は一狼がやってくるのは折り込み済み。一狼と獅郎をまとめて始末するのが目的なのだ。そこに飛び込んでいく一狼はまさに飛んで火に入る……だ。
しかし、一狼がピンチに陥ったときに姿を現したのは失踪した莉音だった。
莉音は死んでなどいなかった。田口と手を組み、捜査を続けていた。殉職としたのは身を守るため。田口の行動は何かと怪しかったけれど、公安としての動き……?
とは言え、失踪した莉音のために一狼と獅郎は危険を冒していたわけで、獅郎に至っては莉音のためにヤクザになったのだ。だいぶ取返しが付かないことになっているが……。
一狼たちを狙っていたのは総理大臣大須の息子とその仲間。更に、謎の女性も現れた。どのように事件と大須たちは交わっていくのだろうか。
※この記事は「ケイ×ヤク −あぶない相棒−」の各話を1つにまとめたものです。
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