<汝の名>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第3話ストーリー&レビュー
第3話のストーリー
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ホテルグループ経営の御曹司・壱岐亮介(EXILE NAOTO)と出会い、ご機嫌で帰宅する陶子(山崎紘菜)。その日の夕刊に、名義を譲り受けた本物の麻生陶子(長井短)が薬物による急性中毒で死亡した記事を見つける。不安がる陶子を久恵(北乃きい)は、これは良いことだと勇気づける。後日、亮介は紫の薔薇の花束を持って陶子のオフィスに訪れる。人に夢を与える仕事をする自分と陶子は似ていると告げ、強引に口説いていく。花束を抱えて帰宅する陶子。普段と異なり嬉しそうな様子に、久恵は陶子との関係性が壊れ、捨てられてしまうのではないかと恐れる。さらに、元同僚からの手紙で元カレの結婚と子供が生まれることや、自分を馬鹿にしていた元同僚も結婚することを知った久恵は、不安に苛まれて陶子と亮介のデート現場に向かうが、陶子に無視されてしまう。
第3話のレビュー
©テレビ東京本物の麻生陶子(長井短)が死んだ。路上で死んでいたらしい。動揺する陶子(山崎紘菜)に、久恵(北乃きい)はついてると喜ぶ。序盤は大人しかったが、久恵もなかなか感覚がおかしい。
前回出会ったホテルグループを経営者の亮介(EXILE NAOTO)に惹かれる陶子。亮介は紫のバラを持って会社にやってきて花言葉を伝えてきたり、「人は遊ぶために生まれてきた、全部楽しもう」と言ったり、積極的にアプローチしてくる。ややクサかったりたまに「この人は何を言っているんだ……?」という気持ちになるが、裏のないいい人ではありそうだ。
演じている自分に飽きはじめていた陶子には、彼の言葉や言動がより魅力的に見えたのかもしれない。前回までより心なしか機嫌がいい時間が長そうで、こちらもほっとする。
©テレビ東京
一方久恵は、このあいだ助けたおばあさんの家に出入りするようになり、銀行にお金を下ろしにいくのを頼まれるまでになっていた。駄目だって~!! 頼むから変な気を起こさないでほしい。
亮介からもらったバラを嬉しそうに持って帰ってきて、その後電話している陶子の様子を見て、クライアントではなく好きな男だと確信する久恵は、「私、彼と住むから出て行ってね」と言われる妄想をふくらませ、危機感を覚える。被害妄想が激しいし、そもそもずっと居候し続ける気なのか? というツッコミを入れたくなる。
逃げ場のアパートにきていた手紙は元同僚からのもので、久恵を捨てた元彼が乗り換えた女と結婚し子どもが生まれるという内容だった。さらに、手紙の主である同僚も結婚する予定で、相手がいかに素敵な人かということまで書いてある。どちらもそんなことわざわざ知らせてくる必要ある……? という内容だ。
元彼を奪った女の勝ち誇った目や、手紙を送ってきた同僚が陰で「ああいう子(久恵)の相手をしてると優しい子だと思ってもらえるんだよね」と言っていたことを思い出し、「どうしてあの子が結婚出来て私が一人なの」と泣く久恵。このドラマ、性格悪い人多すぎんか。
亮介と出かける陶子は久恵と目が合うが、無視して行ってしまった。
この後久恵がどんな行動に出るか、かなり心配だ。
※この記事は「汝の名」の各話を1つにまとめたものです。
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