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2022年05月12日

<汝の名>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<汝の名>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー



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ベッドから動けない陶子(山崎紘菜)に、嬉しそうに食事を持ってくる久恵(北乃きい)。意識が朦朧としている陶子に、久恵は自分が薬を盛って陶子を病気にさせたこと、陶子のために本物の陶子(長井短)や継子(茅島成美)を殺めたことを語りだす。陶子が三上里矢子に戻ろうとしたから二人の関係性が壊れたとする久恵は、何もできない陶子の世話をする新しい関係性に喜びを見出していた。 一方で、久恵は陶子の服を着てエステに行くなど、陶子に成りすまして派手な生活をするようになる。次第に久恵は自らを勝ち組、陶子は負け組といい、陶子に対してきつく当たるようになる。ある日、街行く人や店員から嘲笑われているように感じた久恵は、陶子の下の世話をしている時に、陶子との関係がこれまでと何も変わらないことを悟る。そしてエステから自宅に帰ってきた久恵は、驚きの光景を目にする。

第7話のレビュー

©テレビ東京

久恵(北乃きい)に薬を盛られ、身体がほとんど動かなくなってしまった陶子=里矢子(山崎紘菜)。おそらく薬の入った食事をとるよう強要されるが、拒否できない。自分の言いなりになる陶子に、なぜ亮介(EXILE NAOTO)に名前を教えたのかという久恵。自分が人々を殺したことを嬉々として語る。陶子が、自分がいないと生きていけない状態なのが嬉しいようだ。

陶子の服を着て、陶子のお金を使って好き放題する久恵。元々陶子が選んだものを無理して着ているからか、あまり似合っていない。いきなり派手になったメイクもなんだか滑稽だ。河島(眞島秀和)から自宅への電話を切って「ざーんねーんでした~」と言う顔、怖すぎ。陶子のいる部屋には外から鍵をかけ、亮介にも知らないと言い通しているようだ。

しかし本当に、陶子への恩を仇で返しすぎている……以前の陶子のような高飛車な物言いになっている。粗相をしてしまった陶子に「おしっこを漏らすなんて最低よ!」とひっぱたく。陶子をこんな状態にしたのは久恵なのに理不尽な……。

©テレビ東京

だが久恵は陶子のようにいい服を着たり買ったりしても、周りの人に悪口を言われたり馬鹿にされたりしている気がして部屋で発狂する。逆に以前の陶子と自分を思い出してこれじゃ一緒じゃないと叫ぶ。忙しい。

ある日、エステにいくと自慢して出て行った久恵。家に帰ると、家はもぬけの殻だった。




今週の北野きいも怖かった……。


※この記事は「汝の名」の各話を1つにまとめたものです。

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