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2022年05月12日

<汝の名>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<汝の名>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー



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亮介(EXILE NAOTO)が週末に家にやってくると知った久恵(北乃きい)は、張り切って毎日豪華な料理を作るようになる。一方、陶子(山崎紘菜)は疲労のせいか体調を崩しがちだった。心配してオフィスに訪れた亮介に、陶子は本名に戻ることと、本物の麻生陶子は亡くなっていることを伝える。亮介は警察からの連絡はあったのかと尋ねるが、陶子には覚えがない。

実は久恵が本物の陶子の身元確認をしており、そのことを陶子に伝えずにいたのだった。大したことじゃないという久恵に、これまでの久恵と違和感を覚える陶子。そして週末、亮介が訪れて豪華な食卓を囲み、和やかなひと時を過ごす。亮介を送り出した後、陶子の体調が悪化。ベッドに倒れこむとそのまま気を失ってしまう。目を覚ますと声も出ず、体も動かない。そこに久恵が現れ、陶子ちゃんは病気になった、とにこやかに告げる。

第6話のレビュー

©テレビ東京

亮介(EXILE NAOTO)と仲を深め、秘密も打ち明けた陶子(山崎紘菜)に対し、本人のいないところで「裏切者」と怒った様子だった久恵(北乃きい)。

陶子は本来の自分である里矢子に戻る決意をする。亮介と心が通じ、表情も穏やかだ。亮介との出会いをきっかけに少しずつ浮上していく陶子と、すでに2人も手にかけ、人間として落ちるところまで落ちた久恵。それぞれ難があった2人だが、ずいぶんと進む方向が分かれた気がする。

亮介に「妹さんの戸籍を使っていたもともとの陶子が亡くなったなら、陶子の戸籍で生活している里矢子に連絡が来たはずでは? 死亡確認したの?」と聞かれ、おかしいことに気づく陶子(気づくの遅い気がする)。久恵を問い詰めると、悪びれない態度で謝りもしない。今までの久恵だったら、ビクビクして陶子に謝ってきたのに。話し方もすっかり変わり、別の人を見ているようだ。はじけた陰キャの怖さよ……。

陶子はこのところ具合が悪く、記憶力も落ちている。久恵の様子から、陶子の飲食物に何か薬を入れているのだろうと想像がつく。ほら言わんこっちゃない~!!
危険な薬ってそんなにホイホイ手に入るものなの……? 陶子、相当様子がおかしいのに病院では何ともないと言われるなんて、そんなことある……?

自宅に亮介を呼んでの食事。亮介のオープンな性格は、見ていて気持ちがいい。仲良さげな2人を複雑な表情で見る久恵。亮介を見送った後、身体の異変を感じた陶子はベッドルームに倒れ込む。かすむ視界の奥で、久恵がしきりに話しかけてくるような気がするが……。

©テレビ東京


陶子が目を覚ますと、身体が動かず声も出ない。亮介と食事をした日から、3日経っているのだという。「陶子ちゃんは病気になっちゃったの」不気味に笑う久恵。人の笑顔がこんなに怖いなんて、北乃きいさん、不気味な笑いのバリエーションがたくさんあってすごい。笑顔からいきなり真顔になるシーンも怖い。

しかしいくら気性が荒くて当たることも多かったとはいえ、好意で住まわせてくれた陶子にここまでの仕打ちができる久恵、ほんとやばいな。次回、どうなってしまうのか不安だ。どのドラマの次回予告冒頭で流れる低いピアノの音(多分)、シンプルだけど不気味さが倍増されて怖い。




※この記事は「汝の名」の各話を1つにまとめたものです。

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