続・朝ドライフ

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2023年03月06日

<舞いあがれ!・結婚編>18週目~21週目の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<舞いあがれ!・結婚編>18週目~21週目の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第99回のレビュー

東大阪の町工場には問題がいろいろ。景気も悪いし、人手不足で、近隣住人から騒音の苦情も出て肩身の狭い思いをします。

街の人と工場との心の壁を壊したい。住人に理解を得たいと考えた舞(福原遥)は、御園(山口紗弥加)の提案でオープンファクトリーをやろうと考えます。

めぐみ(永作博美)貴司(赤楚衛二)に応援されて、2代目社長たちの集まる勉強会で提案してみます。集まりはいつものうめづ。うめづによく集まっていて浩太(高橋克典)や笠巻(古舘寛治)と仲がよく、何かと舞に手助けしてくれた曽根(蟷螂襲)2代目(井之上チャル)に、古田(湯浅崇)も2代目に(同じく湯浅崇)になっています。皆さん、引退したんですねえ。

でもみんなノリ気ではありません。唯一、的場(杉森大祐)が興味をもってくれましたが……。

舞はデラシネでオープンファクトリーの企画書を作ります。たぶん、日曜日なんでしょう。うん、日曜日なんでしょうね。

休みの日も仕事に没頭する舞(勝手に休みと思い込んで書いてますが平日だったらおかしいですものね)。
第98回で、貴司がめぐみと舞に比べて暇そうなことが語られていましたが、彼は彼なりに、歌集も重版し、ただ暇してるわけではないことが描かれています。

大樹(中須翔真)陽菜(徳網まゆ)も来ていて、宿題をやっています。貴司は大樹たちに短歌を教えることに興味を覚えます。

自分だけの歌を作ることを大樹たちに語る貴司。舞と同じく、貴司も、人々がそれぞれ個性を持って、自分だけの言葉で自分の思いややりたいことを世の中に発信することの手伝いをしようとしはじめています。

陽菜が洒落にならない「すかんぴん」生活を送っていたことがわかりますが、その超悲惨さも短歌にして笑い話にします。なんかすごいですけど、いつもこの手の物語を見ていて、つらいことを笑い話にしないといられない世の中ってどうなんだろうと思ってしまうのです。
もうそろそろそうも言ってもいられない時代に来ている気がするからです。こういうことを描けていたのは、世の中がそれなりに豊かだったからじゃないか。じっさい辛さを隠すために笑いにもっていく人はいるでしょうけれど、つらいときこそ笑おうと物語のなかで提案するのは作りての傲慢じゃないか。つらいひとはそれを隠し通すために笑っているんじゃないかとか、考えてしまうのです。朝から辛気臭い話ですみません。

テーマが先行して、登場人物が全員そのテーマに向かってしまっているため、なんとなく、PRドラマのような印象があるし、オープンファクトリーに関して、御園がさらっと提案して、舞が個人的には乗りきれないのですが、悪いことをPR しているわけではないし、時々、心の奥に刺さってくるものもあるのが救いです。

的場に紹介されて舞が会った安川龍平(駿河太郎)は、なにわバードマンの伝説の先輩でした。空山(新名基浩)が詩のように飛行機のことを語った名場面に出てきた安川先輩に偶然出会う。世の中狭い、という驚きの出会いって誰もが経験したことは一度や二度あるでしょう。そういうことを描くのは計算されて描いてあったとしてもわくわくするものです。

【朝ドラ辞典 駿河太郎(するがたろう)】

「カーネーション」で糸子(尾野真千子)の夫を演じた。

朝ドラ辞典 蟷螂襲(とうろうしゅう)

BK朝ドラの常連俳優。「だんだん」「てっぱん」「カーネーション」「純と愛」「ごちそうさん」「マッサン」「べっぴんさん」「まんぷく」「おちょやん」「舞いあがれ!」で10作め。



※この記事は「舞いあがれ!」の各話を1つにまとめたものです。

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