<それってパクリじゃないですか?>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第5話ストーリー&レビュー
第5話のストーリー
>>>「それってパクリじゃないですか?」5話の予告をYouTubeで見る『ムーンナイトプロジェクト』の目玉商品『カメレオンティー』のポスターが完成した。亜季(芳根京子)はポスターの出来栄えに感動するが、使用されている写真は個人のブログからの無断転載で…。このままでは著作権の侵害にあたってしまう! 北脇(重岡大毅)の指示で、写真の権利者への利用の許可申請を担当することになった亜季。関係各所との“調整”が知財部の仕事の肝だと言われた亜季は、不安ながらも張り切る。
同時進行で、開発部の同期・窪地(豊田裕大)が特許を出願中の案件も引き継ぐことになった亜季。特許が認められるために何が足りないのか、特許庁の審査官に直接アドバイスを求めることを北脇から助言された亜季は、窪地と共に審査官面接に挑む。担当の仁美(小野ゆり子)は窪地とは旧知の仲で、窪地の兄に協力を求めるよう助言する。
窪地の兄・政宗(板橋駿谷)は、薬科大学の准教授。窪地が出願している特許に関して学術的裏付けをもらうには、最も適した人材だ。しかし、窪地は政宗と関係がうまくいっておらず、しかも政宗は仁美と結婚寸前で破局していて…。
複雑な人間関係の“調整”と、なかなか進まない写真の使用申請に四苦八苦する亜季。北脇は亜季を助けようとするが、又坂(ともさかりえ)から過保護だと言われて悶々とする。一方、高梨(常盤貴子)から認められていないと感じていた窪地に、ライバル会社・ハッピースマイルの田所(田辺誠一)が接近していて…!
第5話のレビュー
月夜野ドリンクの新作、「カメレオンティー」の発売に向けてポスターができあがった。大掛かりな宣伝をしようと思っていた矢先、このポスターに社長の増田(赤井英和)がまったく知らない人の個人ブログに掲載されていた写真を無断で使用していたことが発覚。
会社の社長が個人のブログから無断で拝借し、商品のポスターに使うなんて…ありえなさすぎてクスっと笑ってしまった。
この対応は、亜季(芳根京子)が担当することに。
さらに亜季は上司の熊井(野間口徹)から「拒絶理由通知書」を見せられる。
以前、同期の窪地(豊田裕大)が発明した甘酒の特許の許可が下りていないようで、その対応も求められた。
亜季はポスタートラブルと窪地の発明した商品の特許を取れるようにしなければならない。
大きな仕事を前にテンパる亜季。
そんな亜季をそっと影で支える北脇(重岡大毅)。
亜季は目の前の仕事に精一杯といった感じで恋愛なんてとんでもない様子だが、北脇のほうは亜季の行動を自然と目で追ってしまう。
不器用な北脇は自分では気づいていないが、亜季にどんどん魅かれていっている様子が表情や行動でよくわかる。
今回の北脇という“朴とつ”だけど根は優しい男を重岡が見事に演じている。
その北脇に片想いしているのは、亜季の友人のゆみ(福地桃子)。
この先、この3人は三角関係に発展するのか?
窪地を演じるのは、MEN’S NON-NO専属モデルとしてデビューした豊田裕大。
5月5日に公開された映画『銀河鉄道の父』で宮沢賢治(菅田将暉)の弟・清六役で出演している。
たしかにどことなく菅田に雰囲気が似ており、いい感じの役者だ。
今後、大いに注目したい。
窪地は月夜野ドリンクのライバル会社ハッピースマイルに引き抜かれようとしていた。
ここのところ上司の高梨(常盤貴子)から厳しく指導されていたのでハッピースマイルに心が動きかけていた。
しかし、亜季ら資材部の懸命な努力のおかげで晴れて甘酒の特許が認められ、月夜野ドリンクに残ることを決めた。
ポスター問題も北脇のおかげでクロスライセンス契約することで見事に解決。
密かに北脇によって助けられていた亜季は、さらに大きく成長した姿を見せてくれた。
テーマが難しいためか、今クールのドラマの中ではあまり注目されていない。
しかし、筆者の中での満足度は非常に高い。
回を追うごとに亜季と北脇に感情移入していく自分がいる。
早くも折り返した同ドラマ。
今から着地点が気になって仕方がない。
※この記事は「それってパクリじゃないですか?」の各話を1つにまとめたものです。
→元記事はこちら
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
(C) 日本テレビ