<なれの果ての僕ら>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第10話ストーリー&レビュー
第10話のストーリー
▶︎「なれの果ての僕ら」の画像をすべて見る未来(大原櫻子)を殺した犯人を探すため、クラスメイトに銃口を向けたネズ(井上瑞稀)。仲間たちを監禁し、1人ずつ尋問を始めるが、未来を殺した犯人は見つからない。その様子を監視カメラ映像を通じて見ていたみきお(犬飼貴丈)の母・亜夜子(雛形あきこ)は、ある願いを聞いてくれれば、未来を殺した犯人探しに協力すると提案する。全ての謎が明らかになる監禁事件の最終日、ネズのこの行動が、巧妙に隠された闇を暴いていく。
>>>「なれの果ての僕ら」10話の予告をYouTubeで見る
第10話のレビュー
恋人の未来(大原櫻子)を殺した犯人をどうしても許せないネズ(井上瑞稀)は、みきお(犬飼貴丈)の銃を手に犯人捜しをすることに。生き残ったクラスメイトからしたら、終わりのない恐怖の同窓会”第2章”がはじまったような気分だっただろう。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
記者の星野(森カンナ)が留置所のネズと面会しているシーンで、新たな事実がわかった。
「大切な人を失った時、何も考えられなくなる……」
ボソッと当時を振り返ったネズに
「わかります。私も大切な人をあなたに奪われたので」と言って、ネズのことを睨みつけた。
なんと星野の”大切な人“があの中にいたのだった。
これこそ負の連鎖。
これまで「善人そのもの」のようだったネズが狂ってしまった様はある意味、みきおや長谷部(佐久本宝)よりも怖いかもしれない。
そこへみきおの母、夢崎亜夜子(雛形あきこ)が登場。
息子が死んだというのに平然とネズに未来を殺した犯人を捜す手助けをしてあげる、と言ってきた。
みきおの実験を手助けし、監視カメラの映像も見ていたという。
しかも、見返りとして特等席でこの事件を最後まで見たいと懇願してきた。
心理学のプロだかなんだか知らないが、本当に信じられない。
そもそも、みきおがあんな風になったのもすべてこの人が原因だ。
まさに諸悪の根源と言える。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
「俺たちは生きて帰らないと!」
委員長(ゆうたろう)や早乙女(菅生新樹)、雨宮(大原優乃)らが懸命にネズの暴走を止めようとするが、時すでに遅しとはこのこと。
ネズは「お前が殺したんだな、早乙女」と言って、早乙女に銃を向けた。
ええ?早乙女が?
これまで一番信頼できそうなタイプの早乙女が、なぜ未来を殺したと言うのか?
次週、この恐怖の同窓会がようやく終わる。
※この記事は「なれの果ての僕ら」の各話を1つにまとめたものです。
→元記事はこちら
→目次へ戻る
▶︎「なれの果ての僕ら」をU-NEXTで観る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社