<なれの果ての僕ら>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第4話ストーリー&レビュー
第4話のストーリー
▶︎「なれの果ての僕ら」画像をすべて見る夢崎みきお(犬飼貴丈)は、ネズたちを3グループに分け、スタンフォード監獄実験を模した新たな実験を開始する。各グループ内で看守役と囚人役を決め、看守が囚人に対して与えた肉体的な痛みがポイントとして加算されるという実験。合計点数の一番低いグループの看守は殺されるが、全員が何もせず0点だった場合は実験が終了する。疑心暗鬼が進む中、6年2組の信頼が試される、地獄のゲームが始まっていく。
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第4話のレビュー
元6年2組のメンバーはそろそろ親が通報し、自分たちを助けてくれるのでは? と期待するも、なかなか助けが来ない。ここまで5人が死亡し、気持ち的に落ち込む同窓生たち。
「もう誰も殺させない」とつぶやくネズ(井上瑞樹)だが、その想いは無残にも打ち砕かれることに——。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
新たな実験「グループで競え!監獄ロックでロックンロール実験」を実行させるためにみきお(犬飼貴丈)は、クラスを4つのグループに分けてリーダーと副リーダーを決めさせた。
リーダーになったのはネズ、委員長(ゆうたろう)、葉月(紺野彩夏)、月岡(吉田怜香)だ。
お互いの信頼を試すという実験だが、内容がまたひどい。
リーダーと副リーダーは看守で、残りのメンバーは囚人。
看守は囚人に対して何をしてもいい。
体を殴れば10点、顔を殴れば50点とどんどん加算されていく。
一番点数が低かったグループの看守は死ぬことに。
逆に点数が高かったグループの看守は明日の実験を免除されるというものだった。
しかし、全グループが0点であれば残りの実験は中止。
そして、全員解放すると言った。
これを聞いたリーダーたちは、
「気を確かに持っていれば大丈夫」
「ここで終わらせよう」
と誓い合い、それぞれの教室に入っていった。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
ネズは教室に戻っても他のメンバーに実験の内容を話さず「今日はもう何もないよ」と安心させた。
なんて優しい人なんだ。
委員長は、「俺は俺を一番信用していない」とメンバーを殴ってしまうかもしれないと、自分で自分を拘束。
葉月は冷静に実験が終るまで待った。
リーダーたちは、0点のまま実験を終わらせるために必死だった。
夜が明けて、みきおに召集をかけられたリーダーと副リーダー。
はずき、委員長、ネズと0点だったが、最後の月岡チームだけが2530点だった。
この結果に落胆する他のリーダーたち。
©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社
「月岡チームの勝ち!」と言って月岡に拍手をしたみきお。
そして「君のやったことはぜーんぶ無駄だったんだよ」と言われ、月岡は発狂しながら教室を出ていってしまった。
月岡チームはなんと礼夏(工藤遥)1人を拘束し、顔面を殴り続けたのだった。
その結果の2530点。
顔の腫れた工藤遥が痛々しい。
親友の礼夏を裏切ったことで現在も苦しむ月岡は、「死ぬべきは礼夏ではなく、私でした」と記者の星野(森カンナ)に涙ながらに語った。
と、いうことは、礼夏に死亡フラグが……。
ラストシーン。
横たわる誰かの横でみきおがたたずんでいた。
ネズが見に行くとそこには顔を潰された坂本(倉本琉平)の死体が。
「僕は知らない。殺したのは誰だ?」と考え込むみきお。
第4話はそこまで残虐なシーンがなかったので安心していたが、最後の最後で「あぁ……。」とため息が出てしまった。
まだまだ続く死の実験と殺し合い。
こんな同窓会、本当に勘弁してほしい……。
※この記事は「なれの果ての僕ら」の各話を1つにまとめたものです。
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