「ソロ活女子のススメ」最終話までのネタバレ感想|ソロ活とは、自分を知る行為であり、自分を癒す行為、そして苦手なことに歩み寄れる行為だった!
第12話あらすじ&感想
第12話あらすじ
五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ行き、ひとりの時間を楽しむ“ソロ活”に邁進中。
仕事終わりに温泉を訪れた恵は、浴槽のヒノキの香りや数々のお風呂に心躍らせながら、自分のペースで好きなように入れるソロ活の醍醐味を思う存分楽しむ。更に勢いに乗って日本初の完全個室サウナを訪れその設備に驚愕する。
そして、ひとりで活動を続けて来た恵は、これまでのソロ活を振り返ると自身のある変化に気付く...
第12話の感想:ソロ活とは、自分を知る行為であり、自分を癒す行為、そして苦手なことに歩み寄れる行為だった!
最終回を迎えた「ソロ活女子のススメ」。冒頭は同僚、青木遥(佐々木春香)とのクスっと笑える例のやり取り。
「東京って掘ったら必ず温泉が出るらしいですよ」と遥が言うと
「何情報?」と恵。
「ネットです」
「だろうね……」
このやり取りも今回で最後とか思うと名残り惜しい。
最後のソロ活はソロ温泉とソロサウナ。
東京の下町にある温泉に来た恵は、どこか嬉しそう。
番頭さんは柄本明だ!
なんと「I ♡ ゆ~」と書いたTシャツを着ているではないか!
なんか、かわいい!
早速、服を脱ぎ浴室へ。
誰に迷惑をかけることもなく、恵ならではの入浴法でじっくり温泉と向き合う。
「はぁ~」と大きなため息が自然に出る。
頬は緩みっぱなしだ。
一人でのんびり温泉を満喫していたあとは、ド定番の休憩所でフルーツ牛乳。
すると「ずいぶん丁寧に入っていたね」とこの温泉の常連客であるおばさんが話しかけてきた。
ソロ活中は必ず誰かと会話をしてきた恵。
ふと、見知らぬ人との会話のハードルが下がっている自分に気づいた。
ソロ活はどんどん孤独になっていくものだと思っていたが、その逆だったのだ。
温泉を出るときに先ほどの番頭さんも恵に話しかけてきた。
「私はね、毎日色んな人を見ているんだよ、人を見る目はあるんだよ」といいながら、タオルをプレゼントしてくれた。
突然の展開に驚いた恵だったが、快くそのタオルを受け取る。
そしてソロ温泉は終了した。
柄本といえば江口が所属する「劇団東京乾電池」の座長だ。
劇団の後輩である江口が主演するドラマの最終回に出演とは、なんとも粋な計らいである。
同ドラマには二人の息子も出演しており、江口と柄本家との絆も見ることができた。
後半ではソロサウナも体験。
ここまで焼肉、リムジン、水族館、遊園地、ラブホテル、せんべろ、ボーリング、BBQなどなど、合わせると18のソロ活に挑戦してきた恵。
人と関わるのが苦手でソロ活をはじめたのに、結局はさまざまな人と関わるように。
ソロ活とは自分を知る行為であり、自分を癒す行為、苦手なことと歩み寄れる行為だった。
ソロ活を卒業したわけではなく、恵のソロ活人生はむしろこれからだ。
金曜深夜、30分という目立たない存在だったかもしれないが、私をはじめ多くの視聴者がソロ活に大きな魅力を感じている。
これも五月女恵というフィルターを通して江口のりこが、常に自然体のソロ活女子を見せてくれたからだろう。
ソロ活はまだまだある。
続編に強い期待を寄せたい!!!
ありがとう、ソロ活。
ありがとう、五月女恵。
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