「ソロ活女子のススメ」最終話までのネタバレ感想|ソロ活とは、自分を知る行為であり、自分を癒す行為、そして苦手なことに歩み寄れる行為だった!
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
「ダイジェスト出版」編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ行き、ひとりの時間を楽しむ“ソロ活”に邁進中。
長年の夢だった“空を飛ぶ”を叶えるべく、恵は都心から1時間程離れた気球フライトが体験できる施設を訪れる。
翌日の朝方にフライトを控え、今晩の宿泊場所へ案内された恵は、パイロット吉村の妻にバーベキューに誘われる。そこで意外と知らなかった気球競技のことを知り...。そしていよいよ、恵は風になる...?
第6話の感想:至高のソロ活体験に挑む、五月女恵。数百メートル上空で風になる!
ほぼ毎話、恵の務め先のシーンからはじまる同ドラマ。隣に座る契約社員、青木遥(佐々木春香)との会話が面白い。
遥「鳥って本当は飛びたくないけれど、しょうがなく飛んでいるらしいですよ。」
恵「それ、何情報?」
遥「ネットです。」
恵「だろうね……。」
という、「それ、何情報?」「ネットです」「だろうね……。」という、遥と恵のお決まりの会話が、
ここにきてツボだ。
30分弱と短い時間の中でも毎回、視聴者をほっこりさせてくれる演出は嬉しい。
さて、恵が今回、挑戦したソロ活は熱気球だ。
『今日のソロ活は申し訳ないが、これまでとは意気込みが違う』という恵の心の声にもあったが、
たしかに今回はちょっと違う。
前泊からの早朝気球フライトと、気合が入っていた。
***
気球の会社を経営する夫婦ともすっかり仲良くなった恵。
「人間嫌いでなかったら、近所の人とバーベキューをやるので参加しませんか?」
と誘われ、参加することに。
てっきりソロ活女子の恵は断るのかと思いきや、あっさり承諾。
『私は、人間嫌いでソロ活をやっているわけではない。ソロ活が楽しいからやっているんだ』
という心の声から、ちょっと恵への見方が変わった。
翌朝、念願の気球に乗船することに。
気球を膨らませるところから参加した恵の姿は、まるで江口のりこのドキュメンタリーといった感じ。
空の上は、風もなく、鳥のさえずりしか聞こえない世界。
『ああ、なんて気持ちがいいんだろう』と、感動する心の声は、江口のりこ自身の声だったかもしれない。
後半は、ひたすら気球からの景色を満喫する恵の横顔で画に派手さはなかった。
しかし、今までのソロ活の中で一番いい顔をしていた。
劇中に流れる曲や、絶妙な間、江口のりこの醸し出す空気感が絶妙な「ソロ活女子のススメ」。
もっと多くの人に観てもらいたい、そんなドラマだ。
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