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2021年06月16日

「大豆田とわ子と三人の元夫」第10話までネタバレありで魅力解説|「大豆田とわ子は最高だってことだよ」

「大豆田とわ子と三人の元夫」第10話までネタバレありで魅力解説|「大豆田とわ子は最高だってことだよ」

第4話あらすじ&感想

第4話あらすじ


とわ子(松たか子)の30年来の親友・かごめ(市川実日子)が、とわ子と同じマンションに住むオーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われる。2人の相性の良さや、五条の態度からかごめに好意を抱いていることを確信したとわ子は、親友の幸せを願い、面倒くさがるかごめの背中を押す。

しかし、当のかごめは目の前で鳴っているスマホの着信を無視したり、夜道で誰かにつけられたりと、最近何か隠し事がある様子。そんな中、とわ子は、偶然かごめの“ある過去”を知ってしまう。

その頃、八作(松田龍平)は、親友の俊朗(岡田義徳)の恋人・早良(石橋静河)からの猛烈なアプローチに頭を悩ませていた。さらに、早良の浮気を疑い始めた俊朗から3人での食事に誘われた八作は、つくづく自分のモテ体質が嫌になる。なんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。

一方、翼(石橋菜津美)の嘘に憤りを感じていた慎森(岡田将生)だったが、「まだわたしが誰なのかわからない?」という翼の問いかけに言葉を失う。鹿太郎(角田晃広)は、美怜(瀧内公美)にパパラッチ対策として交際相手の影武者を頼まれるが…。

第4話感想

慎森フィーチャー回、鹿太郎フィーチャー回ときて、今回は八作フィーチャー回! 必然的にかごめにも焦点が当たって、市川実日子ファンとしては嬉しい限り。それにしても、とわ子&かごめ&八作に闇深い過去があったなんて……(このあたりは次回描かれるようだが)。思わずグッと考え込んでしまうようなセリフとコメディの絶妙なバランス感覚に、毎回のことながら圧倒される。

どうやら、かごめは実家との関係が上手くいってないらしく、恋愛面でもなんらかのトラウマを抱え積極的になれないようだ。幼少期からの友人であるとわ子には何かと助けてもらっている様子。信号のない横断歩道を渡れないかごめを助けるとわ子、優しくてかっこいい……。ともに漫画家を目指していたことも判明したし、想像以上にこのふたりの結束力は強いらしい。

かごめ&とわ子の2人には八作も面識があって、とある理由で逃亡していたかごめとたまたま遭遇した八作は嬉しそうにしていた。もしかしなくとも、八作がかつて「ふられたことのある相手」がかごめだということは分かる。じゃあ八作はかごめのことが好きなまま、とわ子と結婚して子どもまで作ったの? 離婚したあとも変わらずかごめのことが忘れられないの? と視聴者としてはモヤモヤしてしまう展開。

モヤモヤといえば、やたらと八作に言い寄ってくる早良(演:石橋静河)~! 君はなんなんだいったい! 八作のことを好きなら好きで、しっかり前の人と整理つけてから告白しなさいよ~! 中途半端なままじゃ余計にトラブルの種になるでしょ!? 「共犯だね」じゃないんだよ!

正直、好きこのんで争いの種を蒔くようなキャラは好きになれないのです……それなら慎森や鹿太郎のように、多少面倒でも正直すぎる人のほうがいいなあ、と思ってしまうのは、私だけでしょうか。



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